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    『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』(DON'T STOP BELIEVIN': EVERYMAN'S JOURNEY) 人生という映画は終わらない【2013年3月12日たまむすび】

  1. スタジオ  赤江珠緒(フリーアナウンサー) 山里亮太(お笑い芸人、南海キャンディーズ)
  2. 電話出演 町山智浩(映画評論家、コラムニスト)
  3. ドント・ストップ・ビリービン集
    (放送後の町山さんのツイートからの引用⇒youtubeへのリンクです)

    Glee - Don't stop believin
    Rock Of Ages - Don't Stop Believin'
    The Sopranos Final Scene
    Monster (CharlizeTheron&ChristinaRicci SkatingScene)

    記事中の町山さんによる素晴らしい訳詞も御一緒にどうぞ
    DON'T STOP BELIEVIN'/JOURNEY

    ~Setup~
    貝殻、爆発、関節炎

    赤江 もしもし~、町山さ~ん。
    山里 もしも~し!
    町山 あ、もしもし。どうも町山です。よろしくお願いします。
    赤江 よろしくお願いしま~す。
    山里 お願いします~。
    町山 どうもです。
    赤江 今日も町山さんに映画、ご紹介頂くんですけれども、ちょっとね、町山さんにこちらから、1つ質門があるんですけれども。
    町山 はいはい、何でしょう?
    赤江 あの、今日のメッセージテーマが、「貝殻の意外な使い道」っていうことで、いろんな貝のお話をしてるんですけれども。
    町山 えっ?!・・・貝殻で、やってるんですか(笑)?
    山里 はい・・ちょっと、狭いメールテーマなんですけど、意外と盛り上がってまして・・・
    赤江 そうなんですよ。
    町山 スゴイ狭いですね、ハイ。
    赤江 いろんな情報が来るんですけどね。
    町山 はい。
    赤江 その中のお一人、「ワンコ玉」さんがですね、
    町山 はい。
    赤江 「貝殻の意外な使い道と言えば、映画『デモリションマン』(Demolition Man)という・・」
    町山 ハイハイ、ハイ!
    赤江 「スタローン演じる90年代の刑事が未来に行って活躍する映画の中で、」
    町山 ハイハイ、
    赤江 「主人公がトイレから戻ると、『紙がなくて貝殻が3枚置いてあった!!』と言って戸惑う主人公を見て未来人が笑う、というシーンがある。」
    町山 ハイハイ(笑)・・・。
    赤江 ・・と、言うんですけれども、町山さんご存知ですか?

    町山 ハイ。これ、有名ですよ、コレ。
    山里 え?!これ、どんな意味合いがあるんですか?
    町山 これ、ずーっとジョークとして、映画ファンの間では、よくネタにする話ですよ。
    赤江 あ、そうなんですか。
    町山 これ、説明無いんですよ。映画の中に。
    赤江 あ、もう、無くて・・・。
    町山 どうすんのかわかんないんですよ。
    赤江 わかんない・・・ま、想像を自分達でしろ、という・・・。
    町山 そうそう、で、みんなで想像する、っていうジョークなんですよ。
    山里 あ、なるほど・・・。未来ではこれをどう使ってんだろ?ってのを想像して楽しむ、っていう・・・。
    町山 そうなんですよ。3枚、貝殻があるんですよ。
    赤江 3枚ね。
    山里 はいはい。
    町山 それで、どう・・・(笑)、どう処理するか?って、汚いからあんまり考えない方がいいですね(笑)。
    赤江 (笑)。
    山里 そういうことだったんだ(笑)・・・。
    赤江 なるほどね~。じゃ、有名なシーンでもあるんですねえ。
    町山 有名です。今だにアメリカ人達は、例えばお酒飲んでね、
    山里 はい。
    町山 居酒屋とかで、「そう言えば、あの映画、どうやってやると思う?」とか、そういう話をするんですよ。
    赤江・山里 へ~!
    町山 「オレだったらこうするなあ・・」とか、あんまり言いたくないですけどね、ラジオで。
    赤江 (笑)・・・、そうですね。まあ、まあ、もう、そこはいいですかね(笑)・・・、わかりました。
    町山 (笑)・・ハイ、そういうものなんです、ハイ。
    赤江 ありがとうございます。
    山里 町山さん、あと僕、『ジャンゴ』(『ジャンゴ 繋がれざる者』【Django Unchained】)観てきました、『ジャンゴ』。
    町山 あ、どうでした?
    山里 面白かった・・・!カッコイイですね、ジャンゴ!
    町山 カッコイイでしょう?
    山里 はい。
    町山 ねえ。・・・ちょっと強烈ですけどね。
    山里 そ、強烈。まあ、教えてもらったタランティーノの感じが全部出てて。バッタンバッタン、人がもう・・・
    赤江 ですよねえ・・。
    山里 もう、爽快というか、スッゴイ・・・3時間弱ぐらい、ずっと楽しかったです、アレ。
    町山 あれ、タランティーノ出てくるでしょ?途中で。
    山里 はい、出て来ました。
    町山 本人が。
    山里 はい。
    町山 で・・・ま、言っちゃあナンですけど、あるスゴイことになるんですけど、
    山里 (笑)・・・そうですね。
    町山 あれ、CGじゃ無いんですよ。
    山里 え?!・・あ、そうなんですか?あそこ・・。
    町山 あれ、本当に爆薬を使って、
    山里 えー!
    町山 カメラと彼の間に爆薬を置いて、それを爆破して撮ってるんですよ。
    赤江・山里 え~!
    町山 モンのスゴイ命がけのシーンなんですけど(笑)。
    山里 へ~!そこに監督自ら、出てたんですか!
    町山 そうなんです。「CGが大っ嫌いだから、」つってましたよ。
    山里 へ~・・・。
    町山 「コンピュータは大っ嫌いなんだ、オレは!」つって(笑)。なんか意固地になってやってましたけどね(笑)。命がけでね。
    赤江 ねえ、じゃ、是非『ジャンゴ』も観に行って頂くとして。
    山里 うん、面白かった。
    赤江 えー、今日ご紹介頂く映画は、ドキュメンタリー。
    町山 はい。
    赤江 音楽ドキュメンタリー。
    町山 あの・・・そうなんですけど・・・、
    赤江 ええ。
    町山 ちょっと近況から言いますとですね、
    赤江 はい。
    町山 自分から近況を振ってますけど(笑)・・・。
    山里 あ、スイマセン(笑)。
    町山 最近ね、関節炎になっちゃって。
    山里 え?
    町山 原稿を打ってたら物凄く指が痛くなって、
    赤江 ええ。
    町山 で、よく見たら親指の関節が変形してるんですね。
    山里 え?!
    町山 右と左が違っちゃってるんですよ。
    赤江 うん。
    町山 物凄く痛いんで、お医者さんに行ったら、「リューマチかも知れない」って言われて。
    山里 あら・・・。
    町山 「若年性リューマチ」ってやつで。
    山里 はい。
    町山 で、血液検査をしたら、リューマチ因子が出て来ないんですね。
    赤江 うん。
    町山 でも、関節の痛みとか変形が止まらなくて、今も痛いんですけども。
    赤江 あらら。
    町山 で・・・それがちょっと、関係してくる話なんですよ、今回。
    山里 嘘でしょ?・・(笑)。
    赤江 え??
    町山 (笑)・・・ハイ。
    山里 関係してきます(笑)?
    赤江 (笑)・・・ホントですか?
    町山 あの・・・うちね、カミさんもね、股関節の病気になっちゃって、
    山里 はい。
    町山 やっぱり同じような感じでね。これね、原因がわかんないんですね。
    山里 へ~・・・。
    町山 あの・・・怖いんですけど、いろんな原因が言われてますけど。ま、それがちょっと、話の中に入ってくるんですけども(笑)。ハイ。
    赤江 うん。

    ~Conflict~
    今再び、世界中で人気再燃中のアメリカンロックバンド「ジャーニー (Journey)」

    町山 えーと、今日はですね、「ジャーニー (Journey)」というバンドのですね、
    山里 はい、はい。
    町山 アメリカのロックバンドのですね、ドキュメンタリー映画で、『ドント・ストップ・ビリーヴィン』ていう映画をですね、紹介したいと思いますが。
    赤江 はい。
    町山 とりあえず、「ジャーニー」っていうのはどんなバンドなのか、っていうのは音楽を聴いてもらうのが一番なんで、
    山里 はい。
    町山 あの・・・「ジャーニー」のですね、「セパレート・ウェイズ(Separate Ways)」をちょっと聴いて頂けますか?
    赤江 はい。
    ~~♪~Separate Ways/JOURNEY~♪~~
    町山 はい。
    山里 これ今、流れてますね。・・・・聴いたことある、っていう・・・。
    赤江 ね、そうですよねえ。
    町山 ハイ。これがねえ、「セパレート・ウェイズ(Separate Ways)」というねえ、大ヒット曲なんですけども。
    赤江 はい。
    町山 なんか聴いたことある感じしません?
    山里 はい。
    赤江 あります。
    町山 この歌自体じゃなくて。
    山里 そう、この・・・イントロの所ぐらいで、もう・・・。
    町山 なんとなくこんな曲調の物を。
    山里 はい。
    町山 ・・・この辺とか・・・この辺とか。
    赤江 ふん。
    山里 はい・・・あります。
    町山 ・・・「アルフィー」ですよ。
    山里 え?!
    赤江 (笑)・・・ああ!
    山里 アルフィー?
    町山 アルフィーの「メリー・アン」と「星空のディスタンス」っていうのは、この曲を元にしてますね(笑)。
    山里 え?!・・それ、「元にしてると言われてる」とかじゃなくて、元にしてるんですか?
    町山 いやあ、まあ、明らかに同じ・・・(笑)、ですけど(笑)。
    赤江 なるほど・・やっぱり、影響を受けてる、と・・。
    町山 影響を受けてますよ。アルフィーっていうのは、ジャーニーに影響を受けてたんで、「JOURNEY」ってアルバムまで作ってるぐらいなんですよ。
    赤江・山里 へ~!
    町山 ハイ。
    赤江 もう、アメリカンロックを代表するバンド、「ジャーニー」。
    町山 はい。
    赤江 結成も、40周年を越えたんですねえ。
    町山 そう、40周年で。このジャーニーについてのですね、『ドント・ストップ・ビリーヴィン』ていうドキュメンタリーがですね、もう、今週末に公開されると思うんですけれども、
    山里 はい。
    町山 その話をしたいんですね。
    山里 はい。
    町山 で、ま、ジャーニーは、今聴いてもらったように日本にも多大な影響を与えてる(笑)、バンドなんですけれども。
    山里 はい、はい。
    町山 あの・・・僕がねえ、ジャーニーを聴いた頃・・・っていうか、この歌が流行った頃っていうのは1980年代なんですよ。
    山里 うん。
    町山 で、80年代っていうと、その・・・ご存知かどうかわからないんですけども(笑)、物凄くバブリーな時代だったんですね。
    山里 はい。
    町山 物凄く、皆がオシャレになっちゃって、
    赤江 ええ。
    町山 何もかも、こう・・なんていうか、派手になって・・・商業的になって・・・、なんていうか、フジテレビ的になってですね(笑)、
    山里 ・・いや、ま・・そこら辺はどうなんだろ(笑)・・・・
    町山 そういう・・・電通的になって、っていう時代だったんですけれども。
    赤江 まあまあ・・・楽しんで行こう、と・・。
    町山 そ、六本木な感じになっていった時代で、
    山里 (笑)。
    町山 ジャーニーってのは物凄く大ヒットしてですね、僕はその頃、すごくあんまり、好きじゃ無かったんですよ。
    赤江 はあ・・・。
    町山 やっぱり、こう、ロックの・・なんていうか不良っぽさが無くて、
    赤江 ええ。
    町山 非常にその、ポップ過ぎて歌謡曲みたいなんで、
    山里 うん。
    町山 これはあんまり良くないなあ、と思ってたんですね。
    赤江 ふ~ん。
    町山 僕はパンクとかが好きで、パンクロック雑誌の編集もやってたぐらいなんで。当時・・っていうか、ま、その前後ですね。
    赤江 ええ。
    町山 で、ただね、これ、今になってアメリカで、最近になってこのジャーニーが復活しましてですね、人気がですね。
    山里 はい。
    町山 結構よく聴くようになったらね、「ああ、結構イイじゃないか!」みたいな気持ちになってきた所でですね、この映画を観たんですけども。
    赤江 へ~。
    町山 これね、聴いてて凄く特徴的なのは、やっぱりこのスティーブ・ペリーっていうリードボーカルの人の物凄い声なんですよ。
    赤江 はい。
    町山 もう、とにかく・・・こう、なんていうか、音域が広くてですね、
    山里 うん。
    町山 ま、あと太くてですね。ま、ホントにスゴイ声で。まあ、フレディー・マーキュリーとかそういった人達と並ぶですね、ロック界の中でも最高のボーカル、っていう感じなんですけども。
    山里 うん。
    町山 このジャーニーっていうバンドは、ま、いろいろ紆余曲折があってですね、90年代の半ばに再結成みたいな感じでですね、復活しようとしたことがあるんですね。
    山里 うん。
    町山 ところが、このスティーブ・ペリーっていうリードボーカルの、一番のメインの人がですね、
    山里 うん。
    町山 股関節の病気になっちゃったんですよ。
    山里 あら。
    赤江 お!
    町山 ここで関節の話が出てくるんですけど(笑)・・・。
    赤江 最初のね(笑)・・・。
    山里 あ、町山さん、ここになぞらえてたんですね、自分の状況を(笑)・・・。
    町山 ・・・そうなんです。で、関節がやられちゃってですね、
    赤江 ええ。
    町山 それで、原因がやっぱりはっきりわからないような、関節がどんどん駄目になっていく感じなんですけども。
    山里 へ~・・・。
    町山 結局ねえ、股関節を人工関節に手術する、っていう大手術まで行ってるんですね。
    山里 え~・・・。
    町山 現在は歩ける状態なんですけども、やっぱりその・・コンサートってのはスゴイ大変なわけですよ。
    赤江 いや、そりゃそうですよねえ・・・。
    町山 で、ツアーとかになっちゃうと毎日やるわけでしょ?
    赤江 はい。
    町山 「これはできないや」って感じで、彼は脱退を・・・ま、他にもいろいろ理由はあると思うんですけど、「脱退したい」っていうことになるんですね。
    赤江 う~ん。
    町山 これ、大変なことですよ。だって、この人、作詞作曲と、この声でやってるわけだから(笑)、この人のためのバンドなわけですよね、ジャーニーってのはね。
    赤江 ま、この人中心なわけですね。
    町山 中心なんですよ。
    赤江 しかも、この声あっての・・・なんかねえ・・・ええ。
    町山 そうなんですよ。・・・で、ジャーニーってのはスティーブ・ペリーが入るまでは、殆どインストゥルメンタルで延々とジャムをやるようなバンドだったんで、人気はそれほど無かったんですね。
    山里 ほうほう。
    町山 この人が入ってから、物凄いブレークするんですけども、そうしたら、その人が入れない、と。今回。
    山里 ふん。
    町山 96年・・だか、そこら辺にですね。で、どうするか?ってことになって、
    赤江 うん。
    町山 「じゃあ、リードボーカルを探さなきゃ。」と。
    山里 うんうん。
    町山 ・・言って、探してですね、1人見つけるんですよ、1回。
    山里 はい。
    町山 ところがねえ、やっぱりこのスティーブ・ペリーの声ってのは、物凄い声なんで、その人がこの声を出そうとしてやってたら、ヤラれちゃうんですよ、喉が。
    山里 なるほど。
    町山 喉が駄目になっちゃうんです。
    山里 ふんふん。
    町山 それで、2人目の代わりのボーカルが駄目になっちゃってですね、で、3人目を見つけよう、ってことになって、
    山里 うん。
    町山 で、今回、この映画は、この『ドント・ストップ・ビリーヴィン』てのは、この3人目を見つける話なんですね。
    山里 ふ~ん・・・。
    町山 はい。で、とにかく声が、凄く特徴のある声の人なんで、
    赤江 ええ。
    町山 スティーブ・ペリーが。これとソックリの声じゃなきゃ駄目なんだ、と。
    山里 ふん。
    町山 ・・という感じになるんですけども・・。
    赤江 いや、それはハードルが高いですねえ・・・。
    町山 これ今、後ろでもかかってるのも、ホントにイイ歌ですけどね。
    赤江 いいですね、はい。
    町山 「オープン・アームズ(Open Arms)」って曲ですけども。・・で、どうするか、っていうと、ユーチューブでですね、いっぱいジャーニーのコピーバンドがいろんなビデオをあげてるから、
    山里 ふんふん。
    町山 それを片っ端から見ることにしたんですね、彼らは。ジャーニーのメンバーは。
    山里 ユーチューブから・・・ふん。
    町山 で、世界中の、もう、皆、ジャーニーになりたい人達の・・・ま、ビデオを見てって、そっから「ソックリなヤツはいないか?」って、ずっと探し始めるんですよ。
    山里 へ~・・・。
    町山 で、なんでそこまでして再結成しなきゃなんないの?って気がするんですけど(笑)。
    赤江 そうですね・・・。
    町山 これはねえ、多分ねえ、ニール・ショーンて人がリーダーなんですね、ギタリストの。
    山里 はい。
    町山 このニール・ショーンて人はねえ、あの・・・ギタリストとしては非常に才能があるんですけどもねえ、
    山里 うん。
    町山 あの・・・なんていうか・・・もう59歳ですけど、いわゆるその、なんていうか、エロ親父なんですね。
    山里 え?
    赤江 え?
    町山 あの・・・今まで4回結婚して4回離婚してんですよ。
    赤江 ほう・・・・
    山里 恋多き、また、ふんふん。
    町山 ねえ。それで今も新しい・・・奥さんていうか恋人がいて、しかもその新しい恋人ってのは謎の女でですね、
    山里 はい。
    町山 オバマ大統領のホワイトハウスでのパーティーに忍び込んで逮捕されそうになった女なんですよ。
    山里 え?!
    赤江 (笑)・・・不思議な経歴の方ですね。
    町山 不思議な経歴の人ですね(笑)。パーティークラッシャーなんですけども。
    山里 (笑)。
    町山 それと今、付き合ってるんですけども。
    山里 え?!
    町山 ニール・ショーンは4回離婚してる、ってこれ、大変なことなんですよ、実は。
    山里 ま、凄いことですけど・・・はい。
    町山 いや、アメリカっていうのは、離婚すると財産が無条件で2分の1になっちゃうんですよ。
    赤江 あー!そうだ、そうだ!
    町山 だからこの人、半分の半分の半分の半分なんですよ・・・・お金が。
    赤江 ええ、ええ。
    山里 スゴイ・・・な。
    町山 どんどん剥ぎ取られていく感じなんですよ。だから、稼いでも稼いでも、稼ぎきれないんですよ。追いつかないんですよ(笑)。
    赤江 ナニをしとるんじゃ!っていう話ですけどねえ(笑)。
    町山 大変な事態になってるんですけど(笑)。
    山里 へ~・・・。
    町山 ちなみにあの・・・アメリカの、ローリング・ストーンズとか、ああいう人達がいつまでもバンドをやり続けてるのって、そういう理由が多いですよ。
    赤江 (笑)。
    山里 夢が無い理由ですねえ!
    町山 (笑)・・・でも、しょうがないんですよ(笑)。
    山里 慰謝料のために。
    町山 沢山子供を、いろんなとこで作ってるから、皆に養育費を送んなきゃなんないしねえ。
    赤江 へ~・・・。
    山里 ロックなのかなあ(笑)・・・。
    町山 ロックですよ、それもまた。
    山里 (笑)・・・これがロック・・・(笑)。
    町山 それもまたロックです・・・ハイ。
    山里 (笑)。
    町山 でね、探してると・・・・あの、関係無い話ばっかりしてスイマセンね。
    赤江 (笑)、いえいえ。
    町山 探してて見つけたのはですね、フィリピンのバンドなんですね。
    山里 へ~・・・。
    赤江 フィリピン?はい。
    町山 で、フィリピンで、もうスティーブ・ペリーそっくりの歌を歌ってる人を見つけてですね、
    山里 ふん。
    町山 いきなり電話したんですよ。そのニール・ショーンが。
    山里 ふん・・・え?
    町山 「オマエ、ちょっと、ジャーニーに入って全米ツアーやれ!」っていう電話なんですよ(笑)。
    山里 電話で?・・(笑)。
    町山 電話で。
    山里 絶体イタズラ電話だと思うでしょ、それ。
    町山 これはもう、絶体インチキだと思うんですけども、
    山里 ねえ。
    町山 で、「これは冗談じゃない」って書いてあるんですね、メールが来たら。今度はですね。
    山里 あ、はあはあ。
    町山 はい。
    山里 なるほど。
    町山 で、本当なんだ、と。
    赤江 え?
    町山 ・・ていうことでもう、ビックリするんですけど、その、フィリピンでスティーブ・ペリーのそっくりさんの声をやってた人っていうのは、アーネル・ピネダっていう人なんですね。
    山里 はい。
    町山 この人はですね、まあ、40ぐらいなんですけれども。写真があると思うんですけども、カワイイですよね?
    山里 はい、あります。
    赤江 あ、黒髪の・・・。
    町山 はい。
    山里 なんか優しい顔してる・・・。
    赤江 ロングヘアーの・・・。
    町山 この人、40に見えないですねえ!
    山里 見えない。若いですねえ!
    町山 カワイイ感じでねえ。
    赤江 うん。
    町山 で・・・この人はもう、ビックリしちゃうんですけども。この人がねえ、大変な人生を送ってきてることが、段々、この映画の中で明らかになっていくんですけども。
    山里 へ~・・・。
    町山 普通に暮らしてたんですけども、12、3歳の時にお母さんが亡くなって、
    山里 へ~。
    町山 亡くなるまでに、非常に難病だったんで、物凄い治療費がかかってしまって、
    山里 うん。
    町山 その治療費の借金で、家が破産しちゃうんですね。
    赤江 ふん。
    町山 それで、弟達もいるんで、「僕はお父さんに迷惑をかけたくないよ。」つって家を出て、ホームレスの、いわゆるその、フィリピンのストリート・チルドレンになるんですよ。
    山里 うんうん。
    町山 で、路上で物乞いをしたりですね、空き缶とかを集めて売ったりして、日々を暮らして行く、と。
    山里 うん。
    町山 それで、公園のベンチで寝たり、ですねえ。
    山里 へ~。
    町山 で・・・この映画の中で、その・・アーネルっていうその人がですね、ボソっと、なんていうかニコニコと言う話があってですね、
    山里 はい。
    町山 「僕はあの頃、身体を売ってたなあ・・・」とか言ってるんですよ。
    山里 え?さらっと言っちゃっていい話じゃ無いですもんね?これ。
    町山 さらっと言ってるんでビックリするんですけど。
    赤江 ええ。
    町山 まあ、あの・・・男娼というやつで・・・そこまでしてたんですね。
    赤江 へ~。
    町山 でもう、ドン底で。・・・その中でその・・歌が上手かったから、
    山里 うん。
    町山 歌ってお金をもらうようになって・・・で、段々、段々、プロになっていくんですよ。
    山里 へ~!
    町山 で、なんとか生活出来るようになって、
    赤江 ええ。
    町山 ・・・ていう話なんですけども。
    山里 は~・・・。
    町山 でもまあ、生活は結構ギリギリでですね、
    山里 うんうん。
    町山 バンドやったけどもそんなに・・・食える程じゃなくて。でも子供もいて・・・みたいなことで苦しんでいるところに、その・・・世界的なロックバンドのですね、ジャーニーから、いきなり「ボーカルやれ!」っていう電話がかかってくるわけですよ。
    赤江 うん。
    町山 ・・ていう、もう・・・なんていうかねえ、アメリカンドリームな話なんですね。

    ~Resolution~
    DON'T STOP BELIEVIN' 信じることを止めないで

    赤江 いやこれ・・・凄いアメリカンドリームですねえ。
    山里 シンデレラストーリーですよ。
    町山 シンデレラストーリーなんですよ。だから本人もビックリして、ツアーが始まっても「なんか本当だとは思えないんだけど、冗談じゃないの?」とか言ってんですけどね。
    山里 確かにそうだよな、いきなり・・・。
    赤江 でもね、これだけのその・・・ボーカルの方の後を継ぐわけじゃないですか。
    町山 はい。
    赤江 ファンとかは受け入れてくれるんですか?
    町山 これねえ、ファンが、最初、フィリピンの人にした、っていうことになった時にねえ、
    山里 うん。
    町山 やっぱりねえ、「あんなモン許せない!」とか「そんなアジア人にやらせるな!」とか、あったんですよ。
    山里 へ~。
    町山 でもねえ、やってみたら、バッチリ!だったんですね。やっぱり、歌ってるところを見せたら・・・。
    赤江 あ~、そうなんですねえ・・・。
    山里 ほー!黙らせちゃったんだ、実力で。
    町山 黙らせちゃったですねえ、ハイ。
    山里 カッコイイなあ・・・。
    町山 でね、その時ね、ジャーニーに対する、その・・・なんていうか、ジャーニーを切望する声が凄かったんですね、アメリカの中では。
    赤江 うんうん。
    町山 て言うのは、今もそうですけど、しばらく前にですね、『glee/グリー』(glee)っていうテレビドラマシリーズが、
    赤江 はい。
    町山 このジャーニーの「ドント・ストップ・ビリーヴィン(DON'T STOP BELIEVIN')」ていう歌をですね・・・えー、学校の、高校のコーラス部の話なんですけども、彼らが歌うんで、
    赤江 ふん。
    町山 そこからですね、この「ドント・ストップ・ビリーヴィン」ていう歌がリバイバルヒットしたんですよ。
    山里 ふ~ん。
    町山 で、まあ、いろんな形でこの歌が再注目を集めてて。最近日本でも公開された映画でですね、『ロック・オブ・エイジズ』(Rock of Ages)っていうミュージカルがあるんですけれども、
    山里 はい。
    町山 それもねえ、一番最後の、最後の最後の歌が「ドント・ストップ・ビリーヴィン」なんですね。
    山里 ふ~ん。
    町山 で、この「ドント・ストップ・ビリーヴィン」ていうのは、今、名曲としてですね、アイチューンとかのダウンロードで、もう・・・一時、世界一になったりしたんですよ。
    山里 へ~・・・そうなんだ。
    町山 そういう、もう、世界中の人達がジャーニーを再び求め始めてる所に、このアーネル君・・・君じゃないな(笑)、40だから(笑)。
    山里 40ですね、もう(笑)。
    町山 アーネルさんがですね、リードボーカルとして戻ってくる、という話なんですよね。
    山里 へ~・・・面白そう・・・。
    町山 すごいねえ、夢の様なねえ、話なんですけども。
    赤江 いやホントですねえ。「ロック界のお伽話」って書かれてますねえ。
    町山 そうなんですよ。まあね、こいうことって実際にあって、何故彼らがユーチューブで探したか、っていうと、その前にね、ジューダス・プリースト(Judas Priest)っていうヘビーメタルバンドがあって、
    山里 はい。
    町山 あの・・・メタル・ゴッドって言われてたバンドがあって、
    赤江 はい、はい。
    町山 そのボーカルのロブ・ハルフォードさんてのが抜けた時に、コピーバンドのボーカルの人を連れてきてリードボーカルにしたことがあったんですよ。
    山里 へ~!
    町山 そのことがあったんで・・・またやろう、ということだったと思うんですよね。
    赤江 日本ではなかなか、ねえ・・・。
    山里 無理よ。
    町山 日本ではねえ、リードボーカルっていうのはやっぱり・・・なかなか代えられないですよね。
    赤江 ねえ。
    町山 昔あの、「内山田洋とクールファイブ」でですね、
    山里 はい。
    町山 前川清さんがリードボーカルですけど、あれを内山田さんと交換する、っていうギャグをドリフ大爆笑でやってましたけど。
    山里 (笑)。
    赤江 (笑)・・・ちょっと、存じ上げなかったんですけど、そうですか・・・。
    町山 昔あったんですよ(笑)。あとだから、「キャンディーズ」の、昔「キャンディーズ」はスーちゃんがリードボーカルだったのを、
    赤江 ああ。
    町山 あの・・・ランちゃんと交換した、とか、そういうことはあるんですけどね、
    赤江 (笑)。
    町山 あんまり無いですよ、日本はね。
    山里 そうですよね。
    町山 そういうのは難しいんですよ、やっぱりねえ。
    赤江 ふ~ん。
    町山 でも、アメリカでは結構そういうとこをやるんですよね。
    山里 へ~。
    町山 ハイ。でね、この「ドント・ストップ・ビリーヴィン(DON'T STOP BELIEVIN')」ていう曲はですね、凄くその・・・なんていうか・・・「夢にかけながら、負けている人もいれば、勝つ人もいる」みたいなね、アメリカンドリームそのものを歌ってるんで、この映画にピッタリなんですけども。
    赤江 はい。
    町山 ま、是非ね、ちょっと曲を聴いて頂いて、
    赤江 うん。
    町山 それと同時に、その歌詞の意味が非常に重要なんで、ちょっと赤江さん、僕が訳した歌詞を読んで頂けるといいんですけどもね、出来ますか?
    赤江 あ、これ、町山さん訳なんですね。ハイ、じゃ、読ませて頂きます。
    町山 はい。
      独りぼっちの田舎町の少女が、真夜中の列車に飛び乗ってあてもない旅に出る。
      デトロイトのスラム育ちの少年も、真夜中の列車に飛び乗って、あてもない旅に出る。
      煙草に煙る店で歌う歌手。ワインと安い香水が匂う。
      彼らは一夜の笑顔を交わして何処までも旅を続ける。
      見知らぬ者達が待っている。
      目抜き通りのあちこちで。彼らの影が夜の街を探す。
      街の灯りに照らされた人々が感動を求めて生きている。
      夜の何処かに隠れながら。
      生活のために働きながら、誰もがスリルを求めている。
      最後のチャンスにかけてサイコロを振る。
      勝つ者もいる。負ける者もいる。ブルースを歌うために生まれた者もいる。
      人生という映画は終わらない。どこまでも続いていく。
      信じることを止めないで。その気持を捨てないで。
      街灯りの人々よ。
    町山 ・・・ハイ、っていうね。あの(笑)・・・この歌の歌詞、そのまんまのことが本当に起きた、っていう映画が『ドント・ストップ・ビリーヴィン』で、今週末公開です、ハイ。
    赤江 はい。町山さん、ありがとうございました。グーっとこう、上昇気流になるようなね、そんな歌ですねえ・・・。
    町山 はい。最後のチャンスにかけて、っていう。本当にそういうことが起こった、っていう話です、ハイ。
    赤江 ね、サイコロを振る、って、あるんですねえ。
    町山 はい。
    赤江 町山さん、今週も、ありがとうございました!
    町山 どうもでした!
    山里 ありがとうございました!
    赤江 はい。・・・関節炎、お大事に。
    山里 ホントだ・・・
    町山 (笑)・・・。

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