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    町山智浩 映画 FC2 Blog Ranking

    町山智浩が選ぶ、2012年映画ランキング ベスト10【2012年12月25日たまむすび】

  1. スタジオ  赤江珠緒(フリーアナウンサー) 山里亮太(お笑い芸人、南海キャンディーズ)
  2. 電話出演 町山智浩(映画評論家、コラムニスト)
  3. ※※ランキングタイトル横の【日付】は該当コラムの放送日で、当ブログ内各記事へリンクしています。また、この記事の最後にも該当ページヘのリンク表【町山智浩の、2012年オススメ映画ベスト10!】が掲載してあります。※※

    ~Setup~ 誰もいないロンドン、ブラックマクドナルド前から今年の映画ランキング発表

    赤江 今週はカリフォルニア州バークレーのご自宅ではなくてですねえ、町山さん。
    山里 うん。
    赤江 どこか旅先からご出演して頂くということなんですけれども・・・
    山里 どちらでしょうか?
    赤江 早速お呼びしてみましょう。もしもし~、町山さ~ん!
    町山 あ、町山です、よろしくお願いします。
    赤江 よろしくお願いしま~す。
    町山 どうもです。
    赤江 今日は、町山さん、どちらでしょうか?
    町山 今ねえ、オックスフォードにいるんですよ。
    山里 オックスフォード・・・
    赤江 おう!イギリス・・・
    町山 イギリス・・・あの、ロンドンから1時間ぐらいした、大学の街ですね。
    赤江 あ、そうですか。
    山里 これ、時間的には何時ぐらいなんですか?今そちらは・・・
    町山 今こっちは、朝6時になったところですねえ。
    赤江 (笑)
    町山 あの・・・クリスマス明けの・・・クリスマス・イブが明けたとこなんですよ。クリスマスなんで、誰もいないですねえ。
    赤江 (笑)
    町山 街に誰もいないです。ハイ。
    赤江 あ~・・・そんな状況の中・・・
    山里 朝6時から語っていただきましょうよ!
    赤江 朝っぱらからねえ・・・2012年を全部振り返るということですけど、大丈夫ですか、町山さん?(笑)
    町山 (笑)・・いや、あの・・・話してる途中から切って、どんどん先に行って10本やれるようにしましょう。
    赤江・山里 (笑)
    町山 赤江さんがどんどん切って「次に行きましょう!」って送ってくださいね。
    赤江 わかりました。

    町山 今ねえ、ちなみにねえ、どこか入れる所が無いかと思って、ウロウロして、マクドナルドの前にいるんですけど、
    山里 へ~。
    町山 オックスフォードのマクドナルドは黒いんですよ。
    山里 黒い?あのマークがですか?
    町山 あの・・・マクドナルドって、赤に黄色い字のマークじゃないですか。
    山里 はい。
    町山 オックスフォードは真っ黒ですね。
    赤江・山里 へ~!
    町山 赤いとこが真っ黒!
    山里 真っ黒に黄色。あ、なんかちょっとカッコイイ感じがしますね。
    赤江 ねえ。
    町山 ブラックマクドナルドですねえ。なんでかわかんないですけど・・・ハイ。ま、どうでもいいや。ハイ。
    赤江 (笑)
    町山 誰もいない街です。
    赤江 (笑)・・そんなところで(笑)・・届けて頂くということですけれどもね、
    町山 はい、そうなんですよ。
    赤江 わかりました。じゃあですね、早速どんどん行きますよ。
    町山 はいはい。

    ~Conflict~
    町山智浩が選ぶ、2012年映画ランキング第10位~第4位

    ※※ランキングタイトル横の【日付】は該当コラムの放送日で、当ブログ内各記事へリンクしています。また、この記事の最後にも該当ページヘのリンク表【町山智浩の、2012年オススメ映画ベスト10!】が掲載してあります。※※

    赤江 町山さんの・・・えー、純粋に、町山さんが「好きな」映画という基準で、選んでくださったと。
    町山 そうそう、だから、「良い」映画とかでやっちゃうと、例えば、料理でもほら、「良い料理」って選んだら高級料理ばっかりになっちゃうじゃないですか。
    赤江 うんうん。
    町山 でも、ホントにそこらの近所のラーメ屋のオヤジのラーメンが好きだよ、とかあるじゃないですか。
    赤江・山里 はい。
    町山 そういうのも入れないと、やっぱり本当のベストテンにならないんで、
    赤江 なるほどなるほど、いいですねえ。
    町山 だから、名作が必ず入るとは限らないです。
    山里 なるほど。
    町山 出来がいいから入るとは限らなくて、個人的にどいういうふうに好きか、って話でやってますんで、ハイ。
    山里 なるほど。
    赤江 はい。さあ、それでは早速10位の方から発表させて頂きます。
    町山 はい。

    第10位 『シュガー・ラッシュ』(Wreck-It Ralph)【11月6日】

    赤江 町山さんの2012年映画ランキング、第10位は・・・『シュガー・ラッシュ』(Wreck-It Ralph)!
    山里 これ、来ましたねえ・・
    赤江 『シュガー・ラッシュ』はですねえ、ウォルト・ディズニーのアニメーション映画ということで、CGアニメーション映画ね。スーパーマリオブラザーズのクッパや、パックマンのおとぼけ、ソニック・ザ・ヘッジホッグのドクター・エッグマンなども出て、コンピューターゲームの悪役キャラクター、ラルフが、嫌われ者の日々に嫌気がさしてヒーローになるために旅に出る、と。そういった内容でございます。
    町山 はい。あの・・・『ストリートファイター』Ⅱの、リュウとケンも出ますからね、
    山里 ザンギエフも出るんですよね!
    町山 「波動拳!」てヤツですよね。
    山里 そう!
    町山 「昇竜拳!」てヤツですけど。
    山里 町山さん、今、あの・・・スイマセン、朝のマクドナルドの前ですよね?
    町山 はい。朝のオックスフォードで(笑)・・・「昇竜拳!」って言ってますけど(笑)
    山里 (笑)
    赤江 (笑)・・ヘンな人がいる、みたいな・・・
    町山 「波動拳!」とか・・・(笑)よくわかんないですけど・・ハイ、
    山里 (笑)
    町山 これはねえ、やっぱりねえ・・・『シュガー・ラッシュ』っていうのはねえ、あ、『シュガー・ラッシュ』っていうタイトルの意味を、僕、言うのを忘れたんですけど、
    山里 はい。
    町山 子供に砂糖を、夜、食べさせ過ぎると、甘いモノを、
    山里 ふん。
    町山 カッカして眠れないじゃないですか、子供は。走りまわっちゃって。
    赤江 は~・・・
    町山 脳が活性化されちゃって、血糖値が上がり過ぎて。
    赤江 はい。
    町山 それを「シュガーラッシュ(sugar rush) 」って言うんですよ。英語で。
    山里 へ~。
    町山 で、これ、ゲームの中ではレースの題名なんですけどもね、お菓子でできた国の。
    山里 はい。
    町山 これね、この映画はね、まずね・・・・30年前のゲームの主人公が悪役を嫌になっちゃってっていう話なんですけども、
    赤江 はい。
    町山 とにかくねえ、30年前からゲーセンに通ってるオジサンはもう、涙無くては観れないですよ。
    赤江 ほう・・・・
    町山 ネタは『ドンキーコング』だしねえ、
    赤江 懐かしの。
    町山 「波動拳!」もあるしねえ、ハイ。
    山里 ストリートファイター・・・
    町山 ・・ていうのと、あとねえ、ヒロインの女の子でねえ、ベネロペちゃんていうのが出てくるんですね。
    山里 はい。
    町山 この子がまた、超!可愛いんですよ。
    赤江 へ~。
    山里 あら・・・
    赤江 この子はオリジナルですよね?
    町山 オリジナルキャラクターなんですけど、「カワイイ、カワイイ」した可愛いさじゃ無くて、物凄く小生意気で、
    山里 うん。
    町山 すごくなんていうか・・「この野郎!」みたいなヤツなんですけど、
    山里 なるほど・・・
    町山 それがねえ、だんだん可愛く見えてくる、非常に上手い映画でねえ、
    赤江 なるほど、いいですねえ。
    町山 やっぱりディズニーは王道だと思いましたね、ハイ。
    山里 そこに自分達が昔やったゲームのキャラクターとか出てくるってのは楽しみですよ。
    赤江 そうですよねえ。
    山里 それの、ゲームを生かしたボケとかも入ってるんですよね?
    町山 いっぱい入ってますよ!
    山里 ねえ!
    町山 ゲームを知らないとわからないっていうようなネタがありますんで。
    山里 楽しみだなあ・・・
    町山 『Q*バート』っていう、超マニア向けのゲームのネタとかが1番最後のオチの方に出てきたりするんで・・ハイ。
    山里 へ~・・・
    赤江 じゃ、第10位『シュガーラッシュ』ということで、こちらは来年の3月23日に日本公開されます。来年の3月でございます・・・
    町山 はい、じゃ、このペースでどんどん行きますか(笑)

    第9位 『世界にひとつのプレイブック』(Silver Linings Playbook)【12月4日】

    赤江 はい。そうですね、もう9位ですから。どんどん行きましょうね。それでは第9位、行きますよ。『世界にひとつのプレイブック』(Silver Linings Playbook)!
    山里 これもありましたねえ・・・
    赤江 こちらはですねえ、それぞれ心に傷を抱えて、感情を上手くコントロールできない男女が出会って、ダンスコンテスト出場をめざすという。これ、ロマンチックコメディーなんでございますね、町山さん。
    町山 はい。これねえ、話を聞くと『Shall we ダンス?』みたいな感じかな?と思うんですけど、
    山里 はい。
    町山 主人公はとにかく、奥さんの浮気を見つけて、相手の男を半殺しにして精神病院に入った男ですから、
    赤江 そうそう、怒りをコントロールできないっていうね、
    町山 そうなんですよ。そのダンスのあれに出る・・・彼女っていうのも、旦那を失っておかしくなってですねえ、職場の男女全員とヤッちゃったっていう(笑)・・・若妻なんで、
    赤江 そうだ・・・
    山里 キャストのキャラクターが滅茶苦茶なのよ。
    町山 そう。これでねえ、どうなるのかと思ったら、ちゃんと感動的なねえ、しかもロマンチックなねえ・・・もう、デートにピッタリの映画としてオチるとこが、凄いシナリオだなと思いましたね。
    赤江 ほう~・・・・
    町山 しかもその、監督のデヴィッド・O・ラッセル自身のですねえ・・・この人も怒りでブチ切れて、ハリウッドで仕事が無くなっちゃった経験とかを活かしてるねえ(笑)、涙無くしてはホントに観れない、っていうねえ、素晴らしい映画でしたねえ、ハイ。
    赤江 へ~・・・
    町山 それが、『世界にひとつのプレイブック』っていうタイトルですね、日本では。ハイ。
    赤江 9位に輝きました。こちらは来年2月22日から日本公開ということで、2月でございます。
    町山 はい。

    第8位 『ジャンゴ 繋がれざる者』(Django Unchained)【12月18日】

    赤江 では続いて、第8位まいりましょう。8位はこちら、『ジャンゴ 繋がれざる者』(Django Unchained)!・・ということで、これは町山さん、先週ご紹介頂きました。クエンティン・タランティーノ監督の新作ということで、マカロニ・ウェスタンへのオマージュたっぷり。黒人ガンマンが活躍する、異色の西部劇。ということですね。
    町山 はい。このあいだニューヨークで観てきてですね、普通の一般の人も入れる試写だったんですね。
    赤江 うん。
    町山 とにかくですねえ、南部の、南北戦争前の、まだ黒人の人達が酷い奴隷として、ムチで叩かれてたような南部にですね、主人公ジャンゴが、ま、元奴隷なんですけど、脱出した奴隷がですね、入り込んで。・・・・で、同胞がですね、ムチで叩かれてるのを見てですね、白人からムチを奪って、その白人をビシビシ、ビシビシ!ぶっ叩くんですよ。
    山里 うん。
    町山 そこでもってもう、お客さんの黒人の人達、もう大喜びでしたよ、もう!
    山里 そっか・・・
    町山 「ウワ~~~!」って感じで、「ヤッちまえ~!!」っていうねえ、
    赤江 ほう・・・
    町山 それをねえ、一緒に体験できただけで最高でしたねえ、もうねえ。
    赤江 (笑)
    山里 これはだから、爽快なんでしょうね・・・・これの、前身である、タランティーノ監督の 『イングロリアス・バスターズ』(Inglorious Bastards)っていうのがあるってこの前・・・
    町山 はい。
    山里 アレねえ、僕、あの後、拝見しました。観させて頂きました、DVDで。
    町山 あ、凄いでしょ?
    山里 凄い!滅茶苦茶ですね(笑)・・・
    町山 滅茶苦茶ですよ(笑)
    赤江 なんかナチスがもう・・・
    山里 もう、ボッコボコにヤラれちゃうのよ、ユダヤ系の方々に・・・。確かに、これも観たら「あ~、スゲーなあ・・」って、確かに爽快感があるんだなあ、っていう・・・
    町山 はい。あとあれ、ユダヤ系の人がマシンガンでヒトラーをハチの巣にするんですよ。
    山里 そう!最後ねえ!・・・凄いシーンがあるの、最後。
    赤江 へ~・・・
    町山 歴史的にメチャクチャですけど(笑)。
    赤江 うん。
    町山 でも、あそこでもって世界中のユダヤ系の人達が「イエ~~!!!」ってやったわけですからね。
    赤江 なるほど・・溜飲を下げたというねえ、映画でございますねえ。
    町山 そうなんですよ。今度はそれを黒人でやるというのが『ジャンゴ』ですね。はい。
    赤江 うん。『ジャンゴ 繋がれざるもの』は来年3月1日。こちらも3月に日本公開でございます~。さあそして、続いて第7位、どんどんまいりますけれども、
    町山 あ!、今、僕、ちょうどですね、関係ないですけど、
    山里 はい。
    町山 オックスフォードのクライストチャーチっていうとこの前にいるんですねえ。
    山里 はいはい。
    町山 これはあの・・・『ハリー・ポッター』の撮影現場ですねえ。
    山里 え~!
    赤江 は~!そうですか~。
    町山 あの、寄宿学校を撮った場所ですね。
    山里 あ、ちゃんと映画にゆかりのある場所で、
    赤江 ホントですねえ、そこでねえ。
    山里 マクドナルドからちょっと動いたんだ・・
    町山 はい。・・ていうか誰もいませんけど(笑)、ハイ。
    山里 (笑)
    赤江 移動してくださってるんですね、わかりました。
    町山 いや、居場所が無くて・・・
    山里 (笑)・・朝も寒かろうに・・・
    赤江 朝6時にさまよっている町山さんに、どんどん振り返っていただいておりますけれども、
    町山 はい。

    第7位 『ゼロ・ダーク・サーティ』(Zero Dark Thirty)【12月11日】

    赤江 第7位はですね、硬派な、超硬派な作品ということになりました。
    山里 これ、すごく観たいんですよ、僕。
    赤江 CIAによるオサマ・ビン・ラディン暗殺計画を徹底的にリアルに描いた作品『ゼロ・ダーク・サーティ』(Zero Dark Thirty)!
    山里 7位ですか・・
    町山 はい。これは今アメリカで、大問題になってまして、
    山里 はい。
    町山 オサマ・ビン・ラディンの居場所を探すのにですね、CIAの人達、主人公が、捕まえたアルカイダのメンバーをですね、拷問するシーンがあるんですね。
    山里 はい。
    町山 「水責め」っていう拷問で、顔にタオルをかけて、そこからコップで水を注ぐっていうんですよ。
    赤江 うわ~・・・
    町山 死ぬことは絶体に無いんですけれども、物凄い恐怖なんですねえ。
    赤江 典型的な拷問ですね。
    町山 そうなんですよ。それをやって、オサマ・ビン・ラディンの場所を知っている、連絡係の名前を聞き出す、っていうシーンがあって、
    赤江 うん。
    町山 これに関して、ジョン・マケインていう共和党の上院議員がですね、「とんでもないシーンだ!」と。
    山里 ふん。
    町山 つまり彼は、ベトナム戦争の時にベトナムに爆撃に行った時にですね、撃墜されて、ベトナムの捕虜収容所で物凄い拷問に遭った人なんですよ。
    山里 ふん。
    町山 6年間拷問に遭った人なんですねえ。
    赤江 え~・・・
    町山 マケインさんは。・・・だから、拷問ていうのがいかに酷いかわかってるんだけれども、それが、拷問のお陰でオサマ・ビン・ラディンが、見つけることができた、っていう映画を作るっていうのは「とんでもない!許せない!」って怒ってるんですよ。
    赤江 う~ん。
    町山 で、これに関してですねえ、映画を守ろうとしてるですねえ、監督とかが反論して、僕もインタビューしたんですけども、
    山里 はい。
    町山 彼らが言ってるのは、「別に、拷問が良いって言ってないよ」と。
    赤江・山里 うん。
    町山 つまり、これは・・・あのねえ、ニーチェっていう人がいましてですねえ(笑)・・・
    赤江 ニーチェね。
    山里 「神は死んだ」の人、うん。
    町山 ニーチェは昔ですねえ、「怪物と戦う時は、自らも怪物になるということを心せよ」と。
    山里 ほう。
    町山 言ったんですけど、まさにこれは、「テロ」っていう物凄い怪物と戦う上で、アメリカとかCIAがモラルとか正義を越えてしまっているというですね、すごく悲しい現実みたいなものを描いた映画なんですね。
    山里 ふんふん、ふん。
    町山 だから、ホントにこれ重くてね、おんなじCIAの実録物でも『アルゴ』(Argo)を越えてるんですよね。
    山里 それなんですよ。『アルゴ』でも、相当面白かったですよ。
    町山 はいはい、はいはい。こっちはねえ、面白いとかそんなんじゃなくて、腹に「ズーン!」と来る感じなんですよ。
    山里 は~・・・・
    町山 で、最後にその、「アメリカはこれだけのことをして、10年間かかってオサマ・ビン・ラディンを倒したけれども、だからナンなの?!」みたいな、ねえ。
    赤江 いや~・・・
    町山 物凄い虚しさとかが襲ってくるねえ、強烈な映画なんですよねえ。
    赤江 これ強烈ですよね。これ現代の、生きてる人、皆関係している時代の話ですもんねえ・・・
    町山 はい。日本も、日本政府が関係してますから。
    赤江 関係してますからね、これはねえ。
    町山 はい。「何だったんだ?」っていうねえ、「この10年間は何だったんだ!」っていう恐ろしい映画でした。
    赤江 へ~・・・
    町山 それが『ゼロ・ダーク・サーティ』です、ハイ。
    赤江 第7位『ゼロ・ダーク・サーティ』は2月15日、日本公開でございます。

    第6位 『クラウド アトラス』(Cloud Atlas)【10月23日】

    町山 はい、大丈夫ですか?ペース的に(笑)・・・、大丈夫ですね、あと5分か(笑)
    赤江 はい!6位行きますね。『クラウド アトラス』(Cloud Atlas)!はい、こちらは『マトリックス』(The Matrix)シリーズの監督、ウォシャウスキーきゃんでぃ・・きょうだいの(笑)、最新作・・・
    山里 (笑)・・・ウォシャウスキーきょうだい!
    赤江 (笑)・・・ウォシャウスキー姉弟の、最新作。これ、不思議な映画なんですよね?町山さん。
    町山 はい。これはねえ、トム・ハンクスとハル・ベリー始めですね、ハリウッドや、韓国の女の娘のべドゥナちゃんとかですね、世界中のスターが集まって、1人が、それぞれが6役を演じて、6つの時代に登場するというですねえ、しかもその、6つの時代を同時進行させるという・・・・物凄いねえ、複雑な映画なんですね。
    赤江 ねえ。話を聞いてると、『火の鳥』みたいなね。
    山里 あの手塚治虫先生の・・・
    町山 あ、『火の鳥』みたいですよ。そうそう。『火の鳥』と違って6つ同時進行ですけど。『火の鳥』は順番ですからね(笑)
    山里 そうだ。1冊ずつだ。
    町山 はい。でねえ、これねえ、結構ねえ、危険な映画で、やっぱり批評家によってはね、これはダメな映画なんじゃないか、「失敗なんじゃないか?」って言ってる人もいるんですよ。『クラウド アトラス』に関しては。
    赤江 へ~・・・
    町山 やっぱりねえ、白人の人が、黒人になったり、アジア人になったりするっていう、メイクでね、
    山里 はい。
    町山 それはやっぱり、ちょっとね、差別的な問題も含んでるんですよ。
    赤江 うん。
    町山 「そういうことをしちゃいけない!」って言って怒ってる人もいるんですね。
    赤江 なるほどね。じゃあ是非、御自身の目でリスナーのみなさん・・
    町山 ただねえ、これは物凄い実験作なんで、失敗も含めてですね、この実験は評価しようってとこですね。
    山里 なるほど。
    赤江 町山さんの6位に輝きました『クラウド アトラス』、来年3月15日に日本公開、と。春はいろいろありますねえ。

    第5位 『フライト』(Flight)【10月30日】

    赤江 さあそして、第5位でございますが町山さんは『フライト』(Flight)、選んでくださいました。
    町山 はい。これはねえ、デンゼル・ワシントンがですねえ、アル中の飛行機パイロットになるんですけども、
    赤江 うん。
    町山 ホントに、もう、飛行機に乗る人にとってはこれ以上の恐怖な無いですねえ!
    赤江 うわ~・・・
    町山 パイロットがベロベロに酔っ払ってるというですねえ、
    赤江 ええ。
    町山 ダークコメディーなのか、スゴイ笑わすんですよ、酷いことばっかりするから。
    赤江 うん。
    町山 でも、最後、感動なんですよ!
    赤江 感動になるという・・・・
    山里 今の入口で感動が待っているという・・・ねえ。
    町山 これで感動をどうやってさせんの?って思ったら、ちゃんと感動させて終わるんで、パニック映画で始まってコメディーで進んで、最後は感動、っていう、
    赤江 (笑)
    町山 このアクロバットにね、もう、ビックリしました、ハイ。
    赤江 素晴らしい・・・第5位は飛行機物『フライト』ということで、こちらはねえ、日本公開は3月1日からでございます。
    山里 はい。

    第4位『キャビン』(The Cabin in the Woods)【4月24日】

    赤江 さあそして、上位に入って来ました。第4位ですけれども、『キャビン』(The Cabin in the Woods)。
    山里 これ観たいなあ・・・・
    赤江 これはねえ、山ちゃんと「怖いなあ」って言ってた、ホラー映画。大学生のグループが人里離れた山小屋にキャンプに行くと不思議な出来事が次々と起こるという、ありがちなホラー映画かと思いきや、そうじゃ無いという、ね。
    山里 そこからなんですよね
    町山 そうなんですよ。超ありがちだな、と思うと、その人が次々と殺されてるのを別の部屋でモニターで見てる人がいて・・・・っていうねえ、これは何処行ったの?っていうとこから、どんどんどんどんねえ、もう、想像もつかない展開になっていって、最後は壮大なテーマで終わるというねえ、これもやっぱり、シナリオがスゴイ斬新で、使い古されたホラー映画を、完全にねえ、新しいものに革新してますねえ。
    赤江 へ~・・・
    町山 ていうのが『キャビン』です。ハイ。
    赤江 上位にランクイン、第4位は『キャビン』、3月9日から日本公開でございます。
    山里 3月、いいの続くねえ・・・

    ~Resolution~
    町山智浩が選ぶ、2012年映画ランキング第3位~第1位

    ※※ランキングタイトル横の【日付】は該当コラムの放送日で、当ブログ内各記事へリンクしています。また、この記事の最後にも該当ページヘのリンク表【町山智浩の、2012年オススメ映画ベスト10!】が掲載してあります。※※

    第3位『クロニクル』(Chronicle)【3月2日】

    赤江 さあ、ではいよいよベスト3の発表に入りますよ!町山さんが選んだ2012年映画ランキング第3位は『クロニクル』(Chronicle)!・・・ということで、この映画だけは、3月のね、前の番組の『キラ☆キラ』で紹介された作品ということですね。
    町山 あ、そうなんです。これはねえ、へなちょこでいじめられてるオタクの高校生が、ある日突然、超能力を持ってしまう、っていうのを、
    山里 あ、面白そう!
    町山 そう、手近なね、携帯電話とかのビデオで撮り続けてる映画なんですよ。
    赤江 へ~・・
    町山 で、最初はねえ、超能力を持ってもスカートめくりぐらいしかしないんですね、出来なくて。
    赤江 (笑)
    町山 で、画面は携帯のビデオなんで画質も物凄く悪いんで、「何だ?この貧乏臭い映画は!」と思ったら、最後はものスゴイ壮大なスケールで大都市破壊に行くんですよ。
    山里 え~!
    町山 怪獣映画みたいになっちゃうんですよ、最後は。
    山里 観て~!
    町山 その、どんどんスケールアップしていく感じがスゴイんですが、何故か日本公開は未定なんですよ。
    山里 あ~・・・・
    赤江 残念です、山ちゃん・・・
    町山 未定なんですよ。これはねえ、大友克洋のマンガみたいな世界になるんですよ。
    山里 うわ~!そうそう!そういうイメージ・・・観たいなあ・・・
    町山 『AKIRA』とかね。『童夢』みたいな物になりますんで、ハイ。それが『クロニクル』でした。

    第2位『桐島、部活やめるってよ』

    赤江 はい。そして第2位なんですけれども、第2位は『桐島、部活やめるってよ』!入りました!
    山里 ここで来ました?!
    町山 はい。もう、これはもうねえ、やっぱりねえ、『映画秘宝』、僕が創刊した雑誌『映画秘宝』を毎号読んでる、映画オタクの男の子が主人公で、
    山里 ええ。
    町山 しかもその、最後の最後にですねえ、ま、ゾンビ映画を撮ってるんですけれども、
    山里 はい。
    町山 その、スポーツができるイケメンとか、そんなのがいっぱい襲い掛かってくるのをですね、ゾンビを使ってですね、「こいつら皆、食い殺せ~!!」っていうとこがもう、最高でしたねえ。
    山里 いや~、僕もそう!
    赤江 そうでしたね~・・で、学校内の人間関係がね、そういうのが見え隠れしてね・・・
    町山 そう。人間関係の底辺にいる、映画オタクの大復讐映画なんでねえ、超最高でした、ハイ!
    山里 絶体に覆らない、あのヒエラルキー!
    赤江 町山さんが好きそうな感じ・・2位!2位に入りました・・
    町山 そう、「こいつら食い殺せー!!!」って思いました、ハイ。
    赤江・山里 (笑)
    山里 シンクロしてたね~!
    赤江 ホントですねえ。
    山里 神木隆之介君と、今。
    町山 (笑)
    赤江 『桐島、部活やめるってよ』は2月15日にDVD&ブルーレイ発売!ということで、レンタルも同時開始でございます。ご覧頂けます。

    第1位『LOOPER/ルーパー』(Looper)【10月2日】

    山里 さあ、
    赤江 さあいよいよ、2012年のベスト1行きますよ!
    町山 間に合いますか?大丈夫ですか?
    赤江 はい、間に合います、大丈夫です町山さん、行きますよ。
    町山 はい。
    赤江 ランキング第1位は『LOOPER/ルーパー』(Looper)!
    山里 これでしたか!
    町山 はい。
    赤江 タイムマシンで送り込まれたきた人を、暗殺する殺し屋が主人公。現在の自分と30年後の自分が対決する、という・・・もう、不思議な・・・
    町山 はい。それも、30年後からタイムマシンで送られてくる相手、ターゲットが、ブルース・ウィリスだった、っていうとこでひっくり返りましたからねえ、ホントにねえ。
    赤江 うん。
    町山 殺せないわけですよ、ブルース・ウィリスだから(笑)・・自分だし。
    赤江 自分だしね。殺さなきゃいけないし・・・
    町山 ねえ、敵は「ダイ・ハードじじい」だしねえ、ハゲだしねえ、大変なんですけど(笑)
    山里 (笑)・・・絶体死なない男ですから。
    町山 まずねえ、あの頭を見て主人公はビックリして、パニックに陥っちゃうわけですけれども、
    山里 (笑)・・・「オレ、ハゲちゃうんだ・・」つって・・・
    赤江 「これ、オレか!」みたいな・・・
    町山 「オレ、ツルッパゲか!!!」っていうねえ・・・
    赤江 (笑)
    町山 ガックリする、みたいな・・・(笑)
    山里 (笑)・・いや、町山さん、そこメインじゃ無いでしょ全然(笑)・・・もっと深いとこでしょうよ・・・
    町山 もっと深いとこに行くんですよ!そこから。
    山里 ええ。
    町山 そこからねえ、SFアクションなのかな?と思ったら、もっと大きな哲学的テーマで、タイトルの「ルーパー」、「ループさせる者」っていうのは、憎しみのループっていう、全世界で行われてる戦争とか、全てに続く、何かをされたからやり返せ、とか、そういったことを全部断ち切るために、我々はいるんだ、っていうことをですねえ、描くという、壮大なテーマに繋がっていくんですねえ。
    赤江 は~・・・スゴイですねえ。
    町山 だからビックリしましたけどねえ。
    赤江 人類の歴史全てをねえ・・・
    山里 これ観たいなあ・・・
    赤江 縦軸横軸・・・
    町山 はい。最初はねえ、ワンアイデアで行くと思ったらねえ、
    赤江 ええ。
    町山 非常に大きなテーマに繋がっていく、非常に優れたシナリオで、僕ですねえ、そういう分析を劇場用パンフレットにも書きましたんで(笑)、
    山里 あ、なるほど!
    町山 是非、映画館で。わからないとことかあったら僕のパンフレットを読んでください(笑)。
    山里 読みます。パンフレット買ってから行こう!
    赤江 え~、『LOOPER/ルーパー』はですねえ、町山さんの年間ベスト1に選ばれましたけれども、みなさま・・・・・年明け1月12日から!
    山里 そう!
    赤江 もう間もなく、日本で観ることができます。丸の内ルーブル他で公開されます、ということで。
    山里 やった!
    町山 これ、アメリカの各映画賞でね、脚本賞、最優秀脚本賞を獲ってますねえ。
    赤江・山里 へ~・・
    町山 やっぱり、スゴイ、脚本が評価されてると思うんで、もう是非、観て頂きたいと・・・
    山里 観ます!
    赤江 ありがとうございます。
    町山 はい。
    赤江 『LOOPER/ルーパー』ということでねえ!
    町山 あ、10本出来ましたねえ!
    山里 行けた!
    赤江 出来ました!町山さん、ありがとうございます!町山さん、今もまだ街の中ですか?
    町山 どっこにも・・・行く場所が無くて・・・
    赤江・山里 (笑)
    町山 ホテルがちっちゃいんでねえ、声を出してると周りの人を起こしちゃうんで外に出たんですけどねえ・・・
    赤江 (笑)
    山里 6時ですからね、言っても!
    赤江 そうですねえ。
    町山 そう、クリスマス明けとか誰も人がいないんですよ(笑)・・・
    山里 昨日、夜遅くまで皆、浮かれてたんだから・・・
    赤江 ホントですね。
    町山 そうなんですよ。まいったな、っていう・・・ハイ。コーヒー1杯買えないですね、ハイ。
    赤江 (笑)
    山里 (笑)スイマセン、もうじき終わりますんで町山さん、ゆっくりしてください。
    町山 はいはい、どうもスイマセン。
    赤江 町山さんのこの、1位から10位まではね、私達、資料として、大事に持って帰ろうと思ってるんですよ。
    山里 これ、全部観ますんで、ちゃんと。
    町山 あ~もう、是非、御覧になってください、はい。
    山里 はい。
    赤江 はい。ありがとうございました。2012年もホントに、お世話になりました。
    町山 あ、お世話になりました、こちらこそ。
    赤江 はい。来年も是非、よろしくお願いいたします。
    山里 来年もお願いします!
    町山 はい、来年もよろしくお願いします、良いお年を。
    赤江 はい、町山さん、一足お先に、良いお年を!
    山里 良いお年を~!
    町山 はい、どうもです~!

    【町山智浩の、2012年オススメ映画ベスト10!】

    第1位 『LOOPER/ルーパー』(Looper)
      【10月2日たまむすび
      今年の町山智浩オススメ映画、暫定ベスト1がこれだ!
    第2位 『桐島、部活やめるってよ』
    *****
    第3位 『クロニクル』(Chronicle)
      【3月2日キラ☆キラ】
      大友克洋の実写版は日本公開未定!低予算ながらも町山絶賛!
    第4位 『キャビン』(The Cabin in the Woods)
      【4月24日たまむすび
      ありがちパターンと思いきや?苦手な人も是非!王道逆転ホラー映画
    第5位 『フライト』(Flight)
      【10月30日たまむすび
      裏デンゼルは物凄くワルイ
    第6位 『クラウド アトラス』(Cloud Atlas)
      【10月23日たまむすび
      ウォシャウスキー元兄弟の最新作は実験的超大作
    第7位 『ゼロ・ダーク・サーティ』(Zero Dark Thirty)
      【12月11日たまむすび
      アカデミー賞ド本命のヘビー級作品
    第8位 『ジャンゴ 繋がれざる者』(Django Unchained)
      【12月18日たまむすび
      アメリカの陰部をタランティーノがえぐり出す!
    第9位 『世界にひとつのプレイブック』(Silver Linings Playbook)
      【12月4日たまむすび】
      ブチギレ男のラブロマンス
    第10位 『シュガー・ラッシュ』(Wreck-It Ralph)
      【11月6日たまむすび】
      ゲームキャラ達のエクスペンダブルズ!
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