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    町山智浩 映画 FC2 Blog Ranking

    『ここは赤坂応接間』後半【2012年11月11日TBSラジオ爆笑問題の日曜サンデー】

    ※前半はこちら※

  1. スタジオ 江藤愛(アナウンサー、TBS) 太田光、田中裕二(お笑い芸人、爆笑問題)
  2.          町山智浩(映画評論家、コラムニスト)
  3. ~Setup~
    日本のサブカルチャーのアメリカでのとらえられ方

    田中 え~・・
    太田 CM中に上杉の悪口で盛り上がってたんですけど・・
    田中 言ってないでしょ!
    町山 そ、上杉達也ね
    田中 上杉達也じゃない!
    江藤 (笑)
    太田 たっちゃんのね。
    田中 なんでタッちゃんの悪口言ってんだよ!
    太田 タッちゃんはとんでもない奴で・・
    田中 とんでもなくないよ。
    町山 浅倉南が好きでねえ、ホントにねえ。
    太田 いいじゃないですか!ミナミ好きだって、別に・・
    江藤 (笑)
    田中 じゃ、ちょっと・・・
    太田 はい、じゃ、質問が来ました。
    町山 はい。
    太田 ラジオネーム「埼玉タルト」。町山さんの「ま」で来ました。「マンガのレベルはやはり圧倒的に日本のほうが高いと思いますか?」・・マンガのレベル・・
    町山 日本のほうがって、アメリカと比べて?
    田中 じゃ、ないですかね?
    町山 ま。モノによるけどやっぱり日本はどんなマンガでもあるじゃないですか。例えば料理漫画ってあるじゃないですか。
    太田 はいはい。
    町山 料理漫画ってアメリカには存在しないですよ。
    江藤 へえ~・・・
    太田 いろんなジャンル、全部あるもんね。
    町山 いろんなジャンル全部あるでしょ?アメリカのマンガってのはスーパーヒーロー物が基本で、あと、少し青春物があるか・・その程度で、政治漫画・・・は、あるけれども、日本のマンガはだって、ありとあらゆる物をマンガにしちゃうじゃないですか。ワイン漫画があって・・
    江藤 う~ん。
    町山 不動産マンガがあって(笑)金融マンガがあって。
    江藤 はいはい。
    太田 そうそう。
    町山 これはもう、あらゆるメディアになってるってのは多分、日本だけでしょう。

    田中 でもそれこそね、例えば『巨人の星』がこれだけ日本でヒットしたように、『ヤンキースの星』みたいな物があっても・・・
    町山 あってもおかしくないよね。
    田中 おかしくないわけじゃないですか。
    町山 おかしくない・・・・無い。
    田中 無いんですよね。
    町山 無いですね。だから、日本は全てマンガを通して表現することができるから、これはやっぱりすごいですよ、マンガは。
    江藤 へ~・・・
    太田 だってアメリカの『アベンジャーズ』とか『バットマン』とか、ああいうのってさ、みんなおんなじような・・・あれだもんね。
    田中 タッチがね。
    太田 絵のタッチが。
    町山 うん。
    太田 で、女ってあんまりキレイに見えないんだよね、アメリカの女。
    田中 マンガのね。
    太田 マンガの女。
    町山 あ、でも今は日本の影響を受けて、アメリカの絵は大分変わってアメコミもねえ、日本のマンガみたいに目の大きい可愛い子とか・・
    太田 萌え系。
    町山 そ、萌え系がちょっと入ってるんですよ。少しずつ少しずつ入ってきて大分変わりましたよ。
    太田 あ、じゃあやっぱアメリカ人もホントはああいう可愛い子が好きなんだな。
    町山 (笑)
    太田 バービー人形みたいなのを見るとさ・・・
    町山 昔はそういうのが好きだったんだけど、
    太田 ねえ。
    町山 だんだん趣味が変わってってんですよ。今、だから、アメリカでいったら『きゃりーぱみゅぱみゅ』とか人気だもん。
    『初音ミク』とか。
    江藤 へ~!
    太田 あ、そう?!
    田中 『きゃりーぱみゅぱみゅ』は、やっぱアメリカでも人気あるんですか?
    町山 アメリカと言うよりも世界中じゃないの?
    江藤 今度なんかねえ、海外で公演があるみたいな・・
    太田 すごいねえ、きゃりーぴゃみゅぴゃみゅ・・
    江藤 (笑)
    町山 人間と言うよりはキャラとしての人気だから、『初音ミク』とおなじだから。
    太田 アメリカ人は言えるのかねえ?きゃりーぴゃみゅぴゃみゅ・・・
    町山 (笑)
    太田 「キュワリー、ピュワミュピュワミュ」
    江藤 (笑)・・逆に上手いみたいな・・
    田中 逆にうまいんじゃないの?「CarryPawPaw・・」
    江藤 (笑)・・
    田中 言えないじゃん!誰も言えてないじゃん(笑)・・・これだけ人がいて誰も言えない、っていう(笑)・・・
    太田 へ~・・・じゃ、やっぱマンガは世界に誇れるってのが、あるのかなあ・・・
    田中 あとほら、よく食べ物をね、不味いって言うじゃないですか、アメリカ・・・
    町山 今はやっぱ、今は美味くなったですね。
    田中 なった・・・
    町山 うん。行った時はホントに酷かった!
    江藤 へ~・・・
    町山 コーヒーとか麦茶みたいだったし。
    江藤 コーヒーが麦茶(笑)
    太田 (笑)
    町山 ホントに!あ、だから、コーヒーの味がしないんですよ、アメリカのコーヒーって。「アメリカンコーヒーってほんっとに麦茶だな!薄くて!」と思ったけど、だんだんだんだん良くなっていって・・・食べ物もホント酷かったけど、
    田中 うん。
    町山 今はすごく良くなって、マクドナルドも全然違うし、良くなったし、
    田中 う~ん。
    町山 やっぱり良くなるんですよ。少しずつ少しずつ・・・
    太田 え、美味くなったっつのは日本の影響もあるの?
    町山 やっぱり外国人がいっぱい入ってきて・・・移民の人達が入ってくるから、それで良くなるんだと思いますけどね。
    田中 バークレーってのはどういう街なんですか?下町なのか・・・
    町山 学生街。
    田中 学生街?
    江藤 へ~・・
    町山 早稲田とか、ああいう感じのところかな・・・
    江藤 ふ~ん・・
    田中 あ~。
    太田 じゃあ・・・BIG BOXがあったり・・・
    町山 (笑)・・・それ、高田馬場だよ!
    田中 高田馬場じゃない!
    町山 ヒッピーが多いですよ。
    田中 なるほどね。
    町山 うん。齢とった人達もみんなヒッピーで。
    田中 じゃ、それこそやっぱ、サブカルチャーとか、そういうのもあるんでしょうね。
    町山 そうそう。だから、自由な所ですよ。
    太田 ・・だから、そう考えるとあれだよね、アニメーションが日本がいいっていうのから考えれば、映画だって、やっぱり、そうなる可能性は十分秘めてるわけですよね?
    町山 いや昔は、だって日本のほうが最先端だったの、映画は、昔。
    田中 うんうん。
    町山 大島渚とか、それこそ黒澤明とかもいっぱいいて、三隅研次とか、
    太田 うん。
    町山 全世界の映画に影響を与えてたけど・・・特にまあ、『座頭市』とかね。
    田中 うんうん。
    町山 だけどもう、今は全然・・向こうに公開されないですよ。日本映画は全然。
    太田 ふ~ん・・
    町山 三池さんの映画は、結構コンスタントににやるけれども、他は全然入ってこないですよ。劇場公開されるような・・・
    太田 みいけ・・・三宅裕司?
    町山 え?み、・・みいけたかし(笑)
    太田 あ、ああ、三池崇史ね・・
    田中 なんだよ、三宅裕司って!
    町山 三宅裕司じゃないよ(笑)
    田中 三宅裕司じゃないっしょ!
    太田 あの・・・ナントカシオン・・
    田中 園子温
    太田 園子温は、町山さんは評価する・・
    町山 あ、園子温は僕はすごい好きなんですよ、監督は。
    太田 あ、そうなんだ・・・
    町山 『愛のむきだし』はアメリカでもすごい評価が高かったしね。あのね、目茶苦茶だから!映画が。
    太田 ああ、目茶苦茶だからなの?
    町山 めっちゃくちゃだから。パンクロックみたいだから。
    太田 でもさ、『愛のむきだし』って俺ちょっとたまたまこの間見たんだけど、
    町山 はい。
    太田 スゲーつまんなかったなあ・・・
    町山 あ、ホントに?・・
    太田 うん。なんかこう、昔の実験映画っていうか、
    町山 あ~!うんうん、うんうん。
    太田 映画研究会が作るのは、「もう散々やってんじゃん、こうゆうの!」っていう感じがしたんだけど・・・なんか、新しさが、もう、古いっていうか・・・。
    町山 あ~・・実験的な所が?
    太田 「これが新しいでしょ!」っていう所が・・
    町山 うんうん。
    太田 なんかこう・・・覗きの・・なに?ああいう「シュッシュッ、シュッ」とかさあ、
    町山 うんうん、うん。
    太田 ああいうのって、もう、散々やってない?っていう・・昔の若手の監督が・・・それこそ『ATG』とか、あの時代に、もうやってんじゃない?こんな実験映画って・・
    町山 でも50でさあ、あの人もさあ、ああいうことをやってるけど、じゃあ日本のさあ、30とかぐらいの人達が作ってる映画は?っていうと、完全に守りでさあ、テレビみたいな映画が多いんですよ、やっぱり。
    太田 うんうん。
    町山 だから、それに比べたら、デタラメな所がやっぱりねえ(笑)、アメリカ人は結局、小ぢんまりとした物をわざわざ日本映画で見る必要は無い、と思ってるから、日本の映画だったらデタラメなやつが見たいわけで、
    太田 あ~・・そうか・・
    町山 『片腕マシンガール』って映画があるんですけど(笑)、そういうモノが見たいんですよ(笑)
    太田 そういうのがウケるんだ・・
    江藤 へ~・・
    町山 トンデモナイ物を見たいわけですよ。
    太田 あ~、そっか・・・じゃ、ある種ちょっと・・・下に見てるな、やっぱり。
    町山 あ~・・
    太田 そう考えると。・・王道では認めてくれないってことでしょ?要は。
    町山 う~ん・・・だけどねえ、韓国映画の監督とかは、もうハリウッドでこれから映画を作りだすんですけども、やっぱりハリウッドがすごいなと思うのは、普通に作ってると結局小ぢんまりしてきて固まって、職人技で終わっちゃいそうになると、次々と、外国から、変な人を連れてきて、変な・・・なんて言うか、「血」みたいなものを入れようとするんですよ、ハリウッド映画の中に。
    太田 う~ん。
    町山 だから、そういう対象にいろんな国の人がなってて、日本からはまだ全然それが無い、っていうのは、どうしてだろうな?って気がするんですけど、それってやっぱり小ぢんまりした映画をとってると、そういうのはもらえない。
    田中 うんうん。
    町山 ヘンな人が欲しいんですよ。ヘンな物が欲しいんですよ。
    太田 う~ん。
    町山 だって、きちっとしたものを作るスタッフはいるわけだから。
    太田 う~ん・・・
    町山 「ヘンな物だけ、ください!」
    太田 そこが難しいとこだよな。
    田中 ね。
    太田 お笑いでもほら、新人の頃ライブでさ、必ず変なことをやった方がいいって、若い頃はやっぱ思うから。でも、それをやってくとだんだんさあ、ただのキワモノになっちゃって、それの方が単純だから、
    町山 うんうん。
    太田 つまり、ちんちん出しちゃえば、それでもう、いいっていうさあ、その「ヘン」さって、結構、普遍的な「ヘン」さだから。
    町山 (笑)ちんちんはね。
    太田 そうそうそう(笑)・・で、そんなことしかやってなかったら、面白く無くなっちゃうって思うから、割と、じゃあテレビも・・・・・ざっと、テレビの中に納まることで、さらに、それを突破して行こうっていう感じになるんだけど、なんかだから・・・難しいとこだねえ・・。
    町山 うんうん。
    太田 そういう日本人の映画が・・・ハリウッド的で、さらになんか、そういうキワモノじゃなくて、
    町山 うん。
    太田 認められるようにならないと・・・それこそ黒澤明がそうだったと思うんだけど、
    町山 そうですね。
    太田 だから、そういう所に・・・行きたいなあっていう感じかなあ・・・・
    田中 まあ、そりゃあそうだよな。
    町山 う~ん・・
    田中 でも、なっかなか今はそういう状況じゃ無いってことなんですよね?
    町山 うん・・・・
    太田 だから、その・・・ソノナントカ・・
    田中 園子温
    太田 園まりの息子だろ?アレ。
    田中 ちがう違う。
    町山 (笑)・・・デタラメなことを・・
    江藤 (笑)
    町山 いやあ・・僕も好きですよ、園まりはねえ。ハイ。

    ~Conflict~
    町山を作った映画、町山が作る映画

    太田 え~・・ラジオネーム、「タクヤ神田」。「ち」で来ました。「ちゃんと、原稿の締め切りは守る方ですか?」
    田中 守る方でしょ。
    町山 編集者だから守ります!それは。
    太田 守りますよね。
    町山 ただね、締め切りの限界が読めちゃうから、
    田中 うん。
    太田 (笑)・・「まだダイジョブ」ってね!
    町山 そ!(笑)「まだダイジョブ」、「発売日がコレだと、コレで、まだ間に合う」ってやっちゃうところが良くないですね!
    江藤 (笑)
    田中 なるほどね。
    町山 もう・・編集者だからね。
    太田 あの・・「印刷所、直!」みたいな状態に・・
    町山 そうそう、そう。「コレでできるでしょ!」とか言われたらね、よくないですね。
    太田 え~・・ラジオネーム「八五郎」。
    田中 うん。
    太田 「や」、「や」で来ました。「休みの日に1本だけ見たい映画を見てイイ、と言われたら、公開中の新作映画を映画館で、と、まだ見てなかった名作映画を自宅のテレビで・・・、
    どちらを選びますか?」
    町山 どうして休みの日に映画を見なきゃなんないんですか!毎日2本も3本も仕事で見てんのに!(笑)
    太田 仕事で見てんのに!(笑)
    江藤 (笑)
    町山 休みの日なんか、映画を見ねーよ!(笑)そりゃ、(笑)
    江藤 (笑)
    太田 仕事を抜きで・・・
    町山 見るのが仕事なんだからさあ・・・(笑)ねえ。
    江藤 へ~・・
    町山 そりゃあ、見ないですよ(笑)
    太田 今まで、生涯でナンバーワンて何ですか?
    町山 生涯で?!・・・生涯でねえ・・・
    太田 無人島で1本・・
    田中 だからそれ、例えとしちゃ別にだよ、そりゃ
    江藤 (笑)
    田中 「生涯で1本」で伝わってるから。
    町山 (笑)
    太田 無人島に、映画を1本しか持って行っちゃいけない。
    町山 映画を1本しか持って行っちゃいけない・・・
    太田 しかも明日。
    町山 明日?!
    太田 もう、地球が絶滅する・・
    田中 じゃあ、もういいよ!映画どころじゃないよ。
    江藤 (笑)
    町山 すっごい、限定するなあ~・・・・・『ゴジラ対ヘドラ』ですね!
    太田 あ~!!
    田中 あ、そう!
    太田 『ゴジラ対ヘドラ』!
    町山 はい。
    太田 いいですか?あれ。
    町山 あれがあったから、映画評論家になってるんですよ。
    田中 え~・・・
    太田 そうなんだ・・・
    田中 俺、小学校4年・・ぐらいかなあ?・・・
    太田 俺は、でも、初めて映画館で見た映画だな、『ゴジラ対ヘドラ』。
    江藤 へ~・・・
    田中 あ、そう。俺は、オールスター。
    町山 あ、はいはい。『オール怪獣大進撃』ね。はい。
    田中 『オール怪獣大進撃』
    町山 はい。やっぱりね、あれを見てからね、映画ってのは真面目に見て、いろいろ考えなきゃなんないな、っていう気持ちになったですよね。
    太田 あ~、ちょっとまあ、あれ、東京湾のヘドロだらけの怪獣だからね。
    町山 そうそう、あとねえ、演出とか編集とか、もの凄いアバンギャルドなんですよ。
    田中 へ~・・・
    町山 その当時、1972年ぐらいの映画なんですけど、ヌーベルバーグってフランスにあって、それでニューシネマってのがハリウッドであって、前衛的な映画が・・・その~、きちっと作った映画じゃなくて実験をいろいろやる映画っていうのが人気があった頃に、子供向けの怪獣映画でそれをやってるんですよ。
    太田 うんうん。
    町山 だから、子供だったから、見て、「あ、これは普通の映画とは違うんだ。」って、ただ見てりゃいいんじゃなくて、こっちから能動的に、「考えなきゃ」ならないんだと。
    田中 あ~、そうなんだ。・・・・72年ですか?
    町山 そう。
    田中 じゃあ、俺はもう小学校2年だな。
    町山 で、さらにメッセージをいっぱい出してるっていう、「このシーンはただ絵だけだけど、実はこれは言葉では言わないけれど、こういうコトを言いたいんだな。」みたいなのがあるんだ、って能動的に見る必要があるものだな、って所から映画について考えるってことを始めた・・・きっかけですね。
    田中 なるほど・・・全然、そんなアレは無いもんね。「今回の怪獣はカッコ悪い!」
    町山 (笑)
    太田 そうだね。
    田中 「だって、そんな強そうでもね~し、やだあ!こんな怪獣は!」
    町山 (笑)
    太田 「キングギドラにはかなわねえんだろうな」
    田中 そうそうそう、「キングギドラの方が全然つえーだろうし、」みたいな。
    町山 あ、でもヘドラ強いんだよ、あれ。
    太田 (笑)
    町山 あれ、だって、ゴジラ片目潰されちゃって、片腕を白骨化されて、っていう1番酷い傷を負うんですよ、あの回で。
    田中 そっかそっか。
    太田 ゴジラ、またなんかハリウッドで、ねえ、って噂ありますよね?
    町山 ああ、またハリウッドで今作ろうとしてるんですよ。
    太田 (笑)
    町山 前、ハリウッドでやって大失敗したから・・・
    田中 「GODZIRA(ゴズィーラ)」ね。
    町山 そう。「今度はちゃんとやろう!」と。
    太田 今度はちゃんと松井を使って、
    田中 ちがう違う、そのゴジラじゃない!
    町山 (笑)ちがう違うちがう違う(笑)・・・ひざ悪くて大変なんだから(笑)・・ねえ。
    江藤 (笑)
    太田 ラジオネーム、「古タイヤ」。「と」で来ました。「東京で1番居心地のいい町は何処ですか?」
    町山 新宿ですね。
    太田 新宿~?!
    田中 まあそりゃ、映画を見る人だったら新宿じゃない?
    町山 いや~、ゴールデン街ですね。
    江藤 ゴールデン街
    太田 ゴールデン街か・・・
    田中 また、喧嘩してんじゃないですか?
    町山 してないよ~!
    太田 喧嘩して・・(笑)
    田中 ゴールデン街って、みんな酔っ払って喧嘩してるイメージがあるんだよね。
    町山 それ、昔ですよ!もう今はその人達はいないから、その人達ねえ、あの~・・、3丁目のほうに移動してますから、そういう人達は(笑)
    太田 (笑)
    町山 はい・・あの・・・歳とった方々はね。
    田中 え、じゃあ、今、昨日帰ってきて、で、何日間ぐらいいるんですか?日本には。
    町山 6日間です。
    田中 その間、もう、行くんですか?
    町山 行こうと思ってますけど、ま、なかなか行けないですけどね。
    田中 へ~・・
    太田 え、馴染みの店は結構いっぱいあったり・・・
    町山 そんなでもないけど、ま、ハシゴするんですよ、3、4軒。うん、ずるずると・・・
    江藤 ふ~ん。
    太田 そうするともう、ちょっと常連の顔馴染みの人がいたり・・・
    町山 あ、やっぱり業界人ですけどね。
    江藤 へ~・・・
    町山 でも、みうらじゅんさんとかいたりするわけですよ。
    太田 あ~!そっかそっか。
    田中 いるんだ、みうらじゅんと・・・(笑)
    太田 (笑)
    田中 ゴールデン街にいるんだ!(笑)
    町山 ゴールデン街、結構、「あっ!」ていう人がいますよ。
    太田 へ~・・・・
    田中 ミッツさんとかもよく行くって言ってたよ。
    町山 うん・・あの、ゲーム関係者の人とかね、あとまあ、作家ですよね。推理作家の人とかね。
    太田 だいだい喧嘩してるイメージがあるけどな。
    町山 あ、園子温監督とも、ゴールデン街でいきなり会ったんですよ。
    太田 いそうだよね。
    町山 そう。行ったら「お、どっかでなんか見たような人が・・」と思ったら園子温監督だったし・・・そんな感じですよね。
    太田 崔洋一とかもいそうだよね。
    町山 昔いました!
    太田 いたでしょ。
    町山 今、いない、世代換わったから!
    田中 ボッコボコにぶん殴ってそうな気がするけどね。
    太田 崔洋一がつまみを食ってるイメージがある・・
    町山 今はそういう人達がいないから、逆にダメですよ。いた頃は結構、居辛かったですよ。
    太田 ねえ。
    田中 「出てけー!」って、なんかねえ、
    太田 そうそう。
    田中 酒を顔にかけられるような・・
    太田 (笑)
    町山 灰皿で殴っちゃうような、クリスタルのデッカイ灰皿で「ガーン!」とか、そういう人達ばっかりだから
    太田 (笑)
    町山 で、今はいないから。絶滅したから、みんな来たほうがいいですよ。
    太田 (笑)
    江藤 絶滅(笑)・・・
    町山 はい。(笑)
    太田 ラジオネーム、「ゲートボール」。「も」で来ました。「もう一度大学からやり直せるとしたら、どんな職業に就きたいですか?」
    町山 あ~・・・・
    太田 どんな職業?
    町山 あ~・・、映画を作る方ですね。
    太田 え、これからやろうとは思わない?
    町山 ・・・・思ってますよ・・(笑)
    太田 あーっ!
    田中・江藤 あ!
    町山 いや、いいんですよ(笑)
    太田 やるんだ!!
    町山 いやいや・・・ダメだよ(笑)
    田中 ダメだよってなに・・(笑)
    江藤 え~・・・
    太田 やるんだ!ボロクソ言ってやろうぜ!
    田中・江藤 爆笑
    江藤 面白い(笑)・・
    太田 見てボロクソ言ってやろうぜ(笑)
    町山 アハハ・・
    田中 でも、ホント映画評論家の人って必ずその話ってつきまとうよね。
    町山 『シベリア超特急』ね。(笑)
    太田 (大爆笑)
    田中 『シベリア超特急』が代表するように・・・(笑)
    町山 そうそうそう(笑)
    田中 だからもう、徹底してね、自分は評論家だから作らない、っていう人と、
    町山 うん。
    田中 やっぱり映画は好きで、作りたい、いつかは、っていう人と・・・別れますよね。
    太田 作ったほうがいいよね、絶対。
    町山 トリュフォーとか評論家だからね、元ね。
    太田 ああ、そっか。
    町山 うん。だからそういう成功してる人もいますよね。
    田中 そうか・・・作るんすね?
    町山 いやいや、全然・・・(笑)
    太田 や~、楽しみ、楽しみ
    町山 言ってない・・・(笑)
    太田 いや、これもう、作る宣言てことで
    町山 そんな、勝手に・・・(笑)
    太田 もう、これは・・・ネットのニュースに、あげてもらいましょうよ。
    町山 なに言ってんの、もう・・・
    田中 あの・・小ぢんまりとした、映画を作ってほしいな。
    太田 ワハハ・・
    江藤 (笑)
    田中 当たり障りのない、アットホームな・・(笑)
    町山 (笑)
    田中 「なんだ町山さん、こんな人だったんだ」みたいなね。意外な映画をね。
    太田 『山陰本線』とか、そういうヤツ。
    町山 (笑)『超特急』じゃないヤツね。
    太田 鈍行のね(笑)
    町山 そうそうそう、鈍行の(笑)。ハイ。『田園都市線』みたいな・・・
    江藤 (笑)
    町山 はい。

    ~Resolution~
    町山の近著・近況、そしてゴールデン街へ

    田中 え~・・・町山智浩さんから新刊本のお知らせがあります。
    太田 お!
    江藤 はい。町山智浩さんの『99%対1% アメリカ格差ウォーズ』が講談社から1260円で、現在発売中です。「アメリカではメディアの中立性など有り得ない・・・」過激な報道や、金による世論誘導が当たり前の国の実情をレポート。
    町山 はい。これ、失敗しましたね、でもね。
    江藤 え?
    町山 あの・・・だから、「反オバマ」ラジオとか、「反オバマ」テレビとかがあって、まあ、もの凄いお金をかけてたんですけど、結局、勝てなかったから、
    田中 ねえ。
    町山 やっぱりお金じゃ動かないな、っていうのが証明されて良かったと思いますよ、今回の選挙はね。はい。
    田中 さあ、そしてもう1冊。
    江藤 はい、もう1冊は『教科書に載ってないUSA語録』。こちらは文藝春秋から1050円で発売中です。新聞、テレビ、WEBではわからないアメリカの素顔を、現地在住の町山さんが、名言、失言、流行語から読み解いています。
    田中 はい。これは、どういう中身の本なんですか?
    町山 これはまあ、あの・・・変な言葉ですね、アメリカで流行ってる言葉とか・・・・例えば、日本語で「別に・・」って言葉があるじゃないですか。
    田中 うんうん。
    町山 あれとかって、英語でもあって、「ナッシング(nothing)」っていうのがそうなんですよ。「何もないわ」っていうのが。
    江藤 う~ん。
    町山 で、「別に・・」って言ってる場合は、「何もないわ」って言ってる時が1番何かがある時なんですよ。
    田中 あ~・・・
    太田 う~ん!
    町山 女の子とかが、機嫌を悪くしてて、「どうしたの?どうして機嫌が悪いの?」って聞いた時に、「ナッシング・・」って、「何もないわ」って言った時が、めっちゃくちゃ腹立ってんですよ(笑)
    江藤 へ~・・・
    田中 あ~、そっかそっか。
    太田 沢尻・・
    田中 沢尻とかね。
    町山 そう。そういう言葉で日本語とよく似てる言葉がいっぱいあるんですよ。
    田中 へ~・・・
    太田 これ読んでると、でもホント、日本だけかと思ったらアメリカの人も結構、メディアで失言して謝罪して、ってのは、スゴイやってんですね。
    町山 スゴイやってる。特に今、現在はもう、ちょっと失言するとインターネットで「バー!」っと広がっちゃうから、ツイッターとかで、ものすごく怖い時代になってますよね、昔より。
    太田 う~ん。
    田中 ツイッターとか、やられてるんですよね?ずっと。
    町山 はい、はい。
    田中 最近はその・・・
    太田 炎上しっぱなしですよ。
    町山 え?
    田中 炎上したとか、最近は?
    町山 炎上させる方だからなあ・・・
    太田 アッハッハ・・・
    江藤 (笑)
    町山 自分でしないですけどねえ、あんまりねえ。・・・炎上を利用したりしてますね。
    太田 三遊亭円丈ってのがねえ・・
    田中 三遊亭炎上じゃねえよ!
    町山 三遊亭円丈(笑)
    田中 違うわ!
    町山 四谷怪談みたいにねえ、(笑)・・・・・そうそう、だからあの・・・・もう、火をつける方ですよ(笑)
    太田 火をつける方・・・・
    田中 好きなのね、そういうのがね。
    太田 クマエリですよ。
    町山 (笑)
    田中 クマエリってお前、それはただの、ホントの放火魔だから!
    町山 ハハハ・・・
    田中 英語は、これはもう、アメリカに行ってから、覚えたんですか?それとも、その前から?
    町山 そうですよ!もう、行く前は何にも・・
    田中 あ、やってない・・・
    太田 え、すご~い。
    江藤 へ~・・・
    町山 いや、全然できないよ、だから(笑)
    太田 今でも?
    町山 今でも娘にねえ、「お父ちゃん英語全然わかってない」とか言われてる。
    江藤 へ~・・・
    太田 あ、そうなんだ(笑)
    町山 子供が恥ずかしがっちゃってねえ。
    田中 でもさ、映画は当然、ねえ、字幕無しで見るわけだから、
    江藤 向こうの映画だから・・うん。
    田中 はい。
    田中 そうすると、映画が、とにかく理解できないと商売になんないわけでしょ?
    町山 あっ、でもねえ、映画によってわかったりわかんなかったり・・・。
    田中 あ、そうなんですか。
    太田・江藤 へ~・・・
    町山 イギリス英語だとじぇんじぇんわからないよ。
    田中 「じぇんじぇん」わかんないですか。
    江藤 「じぇんじぇんわかんない」(笑)
    太田 (笑)
    町山 そう。・・・だって、日本語を勉強してる人が関西弁の漫才を見ても、多分わかんないでしょ?
    田中 う~ん・・そうですよね。
    太田 もう、今はだいぶわかるようになったんだろうけどね。
    町山 ?
    田中 いや、だから、外国人が!
    江藤 (笑)
    太田 外国人が・・・ああ、そうかそうか(笑)そういう意味ね。
    町山 外国人がこっち来て、わかんないと思いますよ。あの~、吉本の漫才とか聞いても。
    太田 そうだね。
    町山 だから、そういう感じなんだと思うんですけどね。
    太田 でもフランス人は割と東北弁とかわかりそうな雰囲気なんだけど。
    町山 「ドゥブゥ、ドゥドウ”ドゥブゥ~」とか言ってっから?(笑)
    江藤 (笑)
    町山 それ、音が似てるからだよ・・鼻声だから(笑)
    田中 さあ・・そして、来週13日の火曜日の『たまむすび』は、いつもは電話ですけども今は帰国中ということでスタジオでのご出演ということになるので、赤江珠緒さんや南海キャンディーズの山ちゃんと・・・
    町山 はい、はいはい。
    太田 これはまた映画の話になるんですかね?
    町山 次の007の新作の話をしようと思ってますけど・・
    田中 へ~・・・
    江藤 楽しみ・・
    田中 山ちゃんとかって、もう慣れました?
    町山 あ、あの人、天才ですよ。
    田中 天才・・・ま、ある意味天才だよね。ホントそうですよね。
    町山 前、テレビで一緒に仕事した時に、スゴイ変な番組で、よく許したなと思ったのは、アメリカのキリスト教保守、キリスト教原理主義者の人達に僕が次々と会ってインタビューするっていう、
    太田 うん。
    町山 よく考えるととんでもない番組だったんだけど(笑)、それに出た時に、彼がコメントで横にいるんだけど、ものスゴイ的確に、何が問題なのか?って、この人達はいったい、アメリカにいることで、選挙で票を動かしたりするわけですけども、何が問題なのかって、その場で初めて聞いたのに全部的確に指摘してきたから・・・
    田中 へえ~・・・
    町山 やっぱりスゴイですよね、反応の速さとかね。
    太田 山ちゃん、こんなにホメられたことないよね。
    町山 (笑)
    田中 はい、ということで、来週13日火曜日はね、たまむすびを聞いていただきたいと思いますけども、え~、じゃあ、これから6日間、短い時間ですけど、
    町山 はい。
    田中 日本の秋を・・・ゴールデン街で
    町山 (笑)ゴールデン街で、ハイ(笑)
    田中 ねえ、殴りあったり・・
    太田 ポスト「巨泉」として、たまに日本に帰ってきて・・
    町山 なんで巨泉なのよ~!(笑)
    一同 (笑)
    田中 はい!ということで、「ここ赤坂応接間」本日のゲスト、映画評論家の町山智浩さんでした。どうもありがとうございました!
    町山 はい、ありがとうございました。

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