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    町山智浩 映画 FC2 Blog Ranking

    『町山智浩解体新書』byみうらじゅん:第1部『童貞喪失前夜』【2008年3月15日みうらじゅんのサブカルジェッター第20回前半】

    ~Setup~
    2人のサブカル道は「そこのメガネ」から始まった

    みうら どうも、みうらじゅんと申します。「サブカルジェッター」20回目の放送でございます。この番組、長いことやってきましたけども、もうすぐしたら、野球が始まりますんでスッ!と撤退しますんで、聴き逃し無く、ということでございます。この番組は、私の友人とか知人を呼んでですね、その人の歴史を知ろう、ということです。その人の歴史を知る、っていうことは、もうそれがサブカルである、という決定づけをしようということで。やっぱり、普通の体育会系にいた人とか、そういう人は、あんまりサブカルの方に向かっていない、ということで。え~、小学校の頃からもう、初期の頃からチンチンをいじるのがとっても得意だった、とか、
    町山 (笑)。
    みうら 親の目を盗んで、とか。そういうことを得意としてた人が、先にサブカルになっていく、ということが良くわかった、という何ヶ月でございました。
    町山 (笑)。
    みうら はい。そういうことで、今夜のゲストは、なんと、アメリカから、TBSのお金を使って、
    町山 ハイ(笑)。
    みうら わざわざ呼ばれた、
    町山 ハイ。
    みうら 私の友人の中では唯一!
    町山 ハイ。
    みうら 凱旋帰国。
    町山 凱旋帰国・・・来日。
    みうら 来日・・・されました、映画評論家、合ってます?
    町山 いや、わかんない。いろんなことしてますから、ハイ。
    みうら 町山智浩さんでございます。
    町山 はい、町山です。
    みうら よろしくおねがいします。
    町山 はい、よろしくおねがいします。
    みうら 町山君です、よろしくどうも、
    町山 お久しぶりです。
    みうら お久しぶりです。
    町山 ねえ、2年前ですね・・。
    みうら はい、ばったり、
    町山 ばったり、新宿のゴールデン街で(笑)・・・ハイ。
    みうら 新宿のゴールデン街で会いました。ビックリしました。
    町山 ハイ。
    みうら その後、あの・・・ホームページみたいなのを書いてるでしょ?
    町山 ハイハイ。

    みうら そこに、「また、あの野郎に説教された」って書いたろう?[*1]
    町山 (笑)。で、その前に会った時も、
    みうら 「また」っていうのは・・・。
    町山 説教されたんですけど、
    みうら ボク、何説教してんですか?ボク、物凄く、再会でモノスゴク盛り上がって楽しかった、って記憶しか無いんですけど、
    町山 ハイハイ、ハイ。
    みうら 何を、説教しました?
    町山 その時の説教はね、ちょっと、今思い出せないんですけど、その前にねえ、
    みうら うん。
    町山 会ったのは、そのまた2年前なんですよ。
    みうら うん。
    町山 で、その時はね、えーと、事務所に行ってね、夕方6時から始まって、2人きりですよ。
    みうら うん。
    町山 で、近くの飲み屋に行って、終わったら夜中の3時で、9時間説教!
    みうら ウソ~?!
    町山 ホント!(笑)・・・9時間連続説教という・・・。
    みうら だって、その間ずっと、アメリカにいるわけだし、
    町山 ハイ。
    みうら 説教する原因が無いじゃないですか、オレに。
    町山 いや、それがね、原因があったんです。僕にありましたから、ハイ。
    みうら 自分にあって。
    町山 そうそう、自分にあって。
    みうら なんか振ったんですね、きっと。
    町山 そう!
    みうら 僕は、アドバイスだと思ったことを・・・、
    町山 (しまった、カギ開けちゃったな・・)って感じだったんですよ。
    みうら 何を言ってんですか。
    町山 9時間くらい、いましたから、ハイ。
    みうら あ、そうですか。
    町山 ハイ。もう、弟子ですから。
    みうら オレ、前回ばったり、歌舞伎町で会った時は、思い出したのは、その前日に新聞を見たら町山くんが載ってて、
    町山 ハイハイ。
    みうら 何かそういう、サブカル的なことを発言してて、
    町山 ハイハイ。
    みうら 写真まで載ってる始末でした。
    町山 ハイ(笑)・・・。
    みうら 東京・・・系の新聞でしたけど。
    町山 ハイハイ。
    みうら そこに町山くんが、いつも強度の近眼のメガネをかけてる町山くんが、
    町山 ハイ。
    みうら 外して写真に写ってたから、
    町山 ハイ。
    みうら (モテようとしてる!コイツ!!)と思って。
    町山 モテたいもん。
    みうら その話をしたんです。そうしたら、
    町山 あ、それで説教されたんだ。
    みうら そう。「モテたいと思ってメガネを外してんなよ!」って言ったら、「モテたいっすよ!」って、
    町山 モテたいっすよ。
    みうら そんなストレートな答えがイイ歳こいて返ってくるとは、思いもしなかったですね。
    町山 だってモテないもん。
    みうら 中学、高校までは、メガネ男子はモテなかったから、
    町山 モテなかったですね。
    みうら 当然、記念写真を撮る時はメガネを外したりして、もちろん背伸びをして、人より背を高くして見せて写ってたもんじゃないですか。
    町山 ハイ、ハイ。
    みうら (まだ言うか?!コイツは!)と思って。
    町山 いや、でも俺はねえ、みうらさんは画期的だな、と思ったのは、
    みうら うん。
    町山 みうらさんは、みんな、メガネをかけてるみうらさんしか知らないと思うんですけど、
    みうら ええ。
    町山 みうらさんは昔、メガネをかけてなかったんですよ、僕が会った頃は。
    みうら かけてなかった。
    町山 僕、みうらさんが目が悪いことも知らなかったんですよ。
    みうら ええ。
    町山 ねえ。メガネをね、かけるようになってからモテるようになったんで、
    みうら ああ、僕ねえ、
    町山 これ、逆転の発想ですよねえ。
    みうら 小学校からメガネデビューをして、
    町山 はい。
    みうら メガネデビューは、誰かがしたから凄い羨ましくて。頑張って、家帰って、あの・・「目が悪くなったらメガネ買ってやる。」ってうちの親父が言うもんで、真っ暗にして、エロ本を物凄く近づけたりして、
    町山 自分で?え!
    みうら 悪くしたんですよ。
    町山 自分で目、悪くしたの?
    みうら やったら、もう、てきめん悪くなって、ほんでメガネ買ってもらったんだけど。あの頃のメガネフレームってそんなに無かったじゃないですか。
    町山 ああ、黒縁のやつとかしか無いから。
    みうら 黒縁とか。女の子は赤縁とか。
    町山 はいはい。
    みうら で、なんか、もひとつ冴えないメガネになっちゃって。で、どんどん、どんどん、、度が進行して行って。最終的に(エルトン・ジョンがいる!)って思って、
    町山 (笑)。
    みうら エルトン・ジョンの、黄色のメガネだとか、
    町山 ああ。こんな、鳥の羽がついてるやつとか。そういうのじゃないの?
    みうら 鳥の羽がついてるような。あれをかけたいと思って、高校の時に親父に言ったら、
    町山 でもエルトン・ジョン、モテないっすよ?(笑)。
    みうら モテない・・かも知んない。でも、モテてるもんだと思って、
    町山 狙ってるものが違う・・・。
    みうら メガネスターは、エルトンとジョン・レノンだったから。2大巨塔。
    町山 ああ、ジョン・レノンはモテますね。
    みうら ほんで、ジョン・デンバーってのもいたけど、
    町山 モテないよ。(笑)。
    みうら それは、入れたくなかった、なんか。ガマ親分みたいな顔をしてたから。
    町山 (笑)。
    みうら それはモテないだろう、と思って、その2人に絞ってたら、1人は、あの、ゲイである、ってこともわかっちゃって、
    町山 (笑)。
    みうら 凄いショックで。その当時はね。まだ若かったから。
    町山 はいはい。
    みうら それで、一時、コンタクトを。初コンタクトにして。
    町山 ああ。
    みうら 僕らの時、中学ぐらいの時に出たんですよ、コンタクト。
    町山 はいはい。
    みうら で、痛い、痛い頃ですよ、まだ。厚みのあるやつ。
    町山 ああ、はいはい。硬いですね。
    みうら あれ、入れて。んで、やってたんだけど、それで、ま、モテるかな?と思ったけど全然モテなくて。
    町山 はい。
    みうら (おかしいな?おかしいな?)と思って、ある程度まで行ってたんだけど、もう、モテない!って決まった時から、元に戻したんですよ。普通のメガネにしたんですよ。
    町山 あ、そうなんですか?
    みうら う~ん。
    町山 みうらさん、サングラスにしたでしょ?
    みうら サングラスにした。
    町山 あれから急激にモテるようになったでしょ。
    みうら 僕、大学の時サングラスの・・・度入りの度付きサングラスっていうのをしてたんですよ。
    町山 あ、そうなんですか。
    みうら でもそれは、先輩諸氏がいる前でかけては失礼だと思って、はずしてたんですよ。
    町山 あ~。
    みうら フザけた野郎だと思うと仕事をもらえないかなあと思って。
    町山 はいはい、はい。
    みうら で、頑張って、こう・・・目を細めて、額に天知茂みたいな・・・、
    町山 (笑)。
    みうら 眉間にシワをよせてやってたんですけど。ところが、町山くんは見た時からず~っと!強度の近眼だったから、
    町山 はい、はい。
    みうら 嬉しくて。
    町山 (笑)。
    みうら (いるんだ!まだ!)と思った。
    町山 (俺より酷いのがいる!)と思った(笑)。
    みうら うん。で、当時、中学か高校ぐらいで観た『ジェレミー』っていう映画が、[*2]
    町山 ハイハイ、ハイハイ。
    みうら 主人公のロビー・ベンソンが、
    町山 ハイハイ。
    みうら メガネをかけてたの。
    町山 ハイ、ハイ。
    みうら で、わりと、ちょっと強度なメガネのようなメガネだったの。
    町山 ハイ、ハイ。
    みうら あの、横顔を撮る時に、横がちょっと歪んで見えてんだ、顔が。
    町山 あ~、はあ、レンズがホント、度がキツイんですねえ。
    みうら うん。嬉しくて。それが、ちょっと一つ上の、グリニス・オコナーという女の子に、
    町山 はいはい、はい。
    みうら 暖炉の前で、
    町山 ハイ。
    みうら セックスするでしょ?
    町山 ハイ。一番最後ですね。
    みうら ね。
    町山 ハイ。
    みうら だから、(メガネかけてても、セックス出来るんだ!)と思って、
    町山 メガネかけてても(笑)・・・。
    みうら メガネ映画としては、一番、『ジェレミー』が好きだ。
    町山 あ、でもねえ、メガネかけてる人はセックスする時、やっぱり、取んなきゃなんないじゃないですか。
    みうら そうそう、それ、どうしてんのかな?
    町山 で、メガネかけたままじゃ、あの・・・クンニとか出来ないでしょ?(笑)。
    みうら あの、汚れるからね。
    町山 ねえ。(笑)。
    みうら マジ、汚れます。
    町山 で、また、メガネかけたままさあ、こうやって、見てんのもいかにも、「オメーのアソコが見てえよ!」みたいな・・・、
    みうら なる!
    町山 感じになっちゃうから、やっぱり取らざるを得ないじゃないですか。
    みうら サウナではメガネ、どうしてます?サウナ行った時。
    町山 あ~、でもメガネかけないと足元が見えないから、
    みうら そうでしょ?
    町山 あ~、かけてます。
    みうら でも、素っぱだかにメガネって、スッゴイ、変じゃないですか?
    町山 スッゴイ変ですよねえ。
    みうら なんか、物凄い見たがってるような感じがするから、
    町山 (笑)。
    みうら だからその、エッチの時に、やっぱり、いつ、タイミング外す?メガネ。
    町山 あ~・・最初はキスの時かなあ。そのあたりっスかねえ。
    みうら キスの時に取って・・・。
    町山 スッと取って、ま、ベッドの上にこう、置く、みたいな感じですかね。
    みうら ベッドの上ですか?
    町山 うん・・そうですね。ヘッドボードのとこに置く・・。
    みうら でも、わりと、部屋を暗くしてると、
    町山 はい。
    みうら 聴覚が冴えるんですよ。
    町山 はあ、はあ、はあ。
    みうら 部屋を暗くすると聴覚が冴えるから、その時にメガネをこっそり外して、置く時に・・・「・・コト」って音がするんだ。しない?
    町山 え、「コト」っていう音すると困ります?
    みうら 「コト」っていう音がすると、相手の女の人に(あ、ヤルんだ、コイツ。)って思われる、ゴーサインのような気がして、
    町山 あ~・・・。
    みうら オレ、スッゴイ嫌で。ゆっくり、こうやって丁寧に置くんだけど、
    町山 そんなことで緊張して(笑)。
    みうら スッゴイ緊張して、
    町山 あ~。
    みうら ブルブル震えながら置いたりして。メガネの下の、このフレームの下のとこに、
    町山 ハイハイ。
    みうら スポンジを付けることまで考えた・・・始末さ。
    町山 そこまで(笑)・・。
    みうら 音がしないように。
    町山 そこまで考えて(笑)・・。いや、僕はね、セックスの時にメガネ取ると、僕、メガネ取ると何にも見えないんですよ。
    みうら あ、僕も見えないですよ。
    町山 だから僕、今までこれだけ40年以上生きてきて、
    みうら はい。
    町山 女の人の裸って、実はよく見たことが無い。
    みうら あ、裸眼で、でしょ?
    町山 そう。
    みうら 僕も見たことない。僕も全然見たことが無い。
    町山 実はよく、女の人の身体を、よく知らないんですよ。
    みうら 女の人の身体ってのは・・
    町山 ボワ~っとしたもの・・・
    みうら ボワ~っとしてる。
    町山 ボワ~っとした白い塊でしか知らない。だから夢はねえ、メガネを・・レイシック?目で近眼手術をして、「あ!凄い!見える!女の躰ってこうなのか!」って40いくつで初めて知る、っていう感じですよ(笑)。
    みうら でも、メガネを外すと、近くが物凄く焦点が合う、っていうことになるじゃないですか。
    町山 はいはい、はい。
    みうら だからクンニとかする時、モノスゴイ!よく見えるでしょ。
    町山 (笑)。
    みうら 細胞までがモノスゴイ!見えるから。
    町山 (笑)・・メガネかけてしないけどねえ・・・します?
    みうら いや、メガネ外した時さ。
    町山 あ、はずした時ね。
    みうら 物凄い、近場がよく見えるじゃん。
    町山 ハイハイ、ハイ。近場しか見えないですね。
    みうら 普通の、メガネかけてない人は近場があんまり見えないんだもん。
    町山 ハイハイ、ハイ。
    みうら 近場の・・・毛を剃った跡とかが、モノスゴイ見えるんだ。
    町山 毛穴の(笑)・・ディテールが・・(笑)。
    みうら で、そこを好きになればいいと思って、随分そういうAVを見て、頑張ったんだけど、好きになれない・・・。
    町山 やっぱ、リアルだとダメですか?
    みうら やっぱ、ダメですねえ・・。
    町山 僕、メガネ取るとなんでもソフトフォーカスだから。
    みうら うん、そうそう。
    町山 みんな紗がかかった感じで、みんな綺麗に見える、っていうねえ。
    みうら デビット・ハミルトンの写真みたいな状態で見えるでしょ。
    町山 そうそう、そう(笑)。『ビリティス』みたいな感じでしょ?[*3]
    みうら そうなんですよねえ。
    町山 だから、結構誰でもイケるんですけどねえ(笑)。
    みうら やっぱりねえ、ちっちゃい頃からメガネ野郎だったっていうのは、サブカルにやっぱり、続くと思うんですよ。
    町山 もう・・・心に傷がついてますからね。
    みうら ね。
    町山 メガネかけてることでね。
    みうら だってアダ名「メガネ」だもんね。
    町山 まあ、そうですね。その頃はまだね。
    みうら あんまり知らない頃は「おい、メガネ!」でしょ?
    町山 そうそう、そう。
    みうら キツイよね、やっぱりね。
    町山 キツイですよね。うん。
    みうら キツイですよね。
    町山 「そこのメガネ!」ってね。
    みうら そういうことで!わざわざ、アメリカから来てもらったんだけど、クンニの話でした。
    町山 (笑)ハイ。
    みうら え~、今日はヨロシクおねがいします。
    町山 ヨロシクおねがいします。

    ~Conflict~
    怪獣博士と呼ばれて

    みうら はい、改めてゲストをご紹介します。映画評論家の町山智浩さんでございます。
    町山 町山です、よろしくおねがいします。
    みうら 僕のね、知り合いの、またそれも冴えないやつだけど、
    町山 はい。
    みうら やっぱり、冴えないやつは、町山くんのことをね、町山くんの話がでると、「神様なんですよ。」って言うんだ。
    町山 冴えないヤツが!ってわざわざ強調して・・・(笑)。
    みうら うん、まあ、言ったんだけど、先に置いといたけど、
    町山 冴えない奴の神様。
    みうら 言いやすいように。
    町山 冴えないヤツの神様(笑)・・・。
    みうら いや、その人は真剣で、
    町山 はい。
    みうら 「え、その話って、町山さんのことですか?」っていう話になって、
    町山 ああ、ああ。
    みうら 「神様ですよ!」って言って、「え?町山くんてバカじゃん!」てオレが言うんだけど、
    町山 (笑)。
    みうら 「何言うんですよ!!」って怒られる始末の昨今ですよ。どうなったの?
    町山 あ、でも、「町山はバカ」ってのをみうらさんがつけてから、今だについてくんだもん、それが。今だに追っかけてきますよ、名前・・・。
    みうら あの・・「町山」って漢字を2つ書いた上にルビで小さく「バカ」って書くのが流行ったんですよ。
    町山 流行ったって、流行らせたのはアナタでしょ。
    みうら そ、流行らせた。
    町山 みうらさんでしょ(笑)。
    みうら そっから、全体的に流行ってきて「バカ映画」になっていくわけですから、
    町山 あ~・・。
    みうら あの頃に、「バカの町山」、「バカ映画」になって、「バカビデオ」とか、
    町山 (笑)。
    みうら いろいろ言ってた。あの頃、宝島で連載してた頃に。
    町山 なんとか「バカ」を流行らせようと、ね。
    みうら 「バカ」を凄い流行らせて・・
    町山 「バカ」がモテるっていう時代になるといいな、って。
    みうら そう。ルーツは、町山くんだから。
    町山 勝手にしたんじゃないですか!みうらさんが(笑)。
    みうら 町山くんは「バカの町山」で、カーツは「ちんぽのカーツ」だったんですよ。
    町山 「ちんぽのカーツ」とどっちがマシか?っていうね(笑)。
    みうら わかんないけどね。
    町山 いや、僕、でもねえ、みうらさんに会った時ってねえ、まだ21歳ですよ。
    みうら あ、21歳・・・今、いくつになったんでしたっけ?
    町山 いや、もう・・・言いたくないですけどね(笑)。
    みうら え~、1962年7月4日生まれ、っていうことですからね。
    町山 はい。
    みうら まあ、ある程度、来ましたねえ。
    町山 はい。
    みうら 21歳の時に。
    町山 そうですよ。
    みうら 宝島っていう雑誌がね、今みたいなビジネス誌じゃなくてね。
    町山 はい、はい。
    みうら サブカル誌だった頃ですよ。
    町山 そうですよ。
    みうら うん。担当編集者で来ましたよ。うちの、ハイシティ表参道っていう、
    町山 そうそう、そうそう(笑)。
    みうら あの・・ちょっとイカした、裏原宿の所に。
    町山 そうそう。
    みうら 今で言う、裏原宿にあったんですよ。事務所に来ましたよ。白いサルペットがお似合いで。
    町山 白だっけ?
    みうら 白だった。
    町山 あ、そっか・・・。
    みうら 白いねえ、今で言うオーバーオール。
    町山 あ・・・。
    みうら (冴えねーな、コイツ)と思って。初めてついた担当が町山くんだったんですよ、きっと。
    町山 あ、そうでしたっけ?
    みうら うん。祐(たすく)が寄せたんだと思う、僕に。[*4]
    町山 ああ、そうですよ。渡辺祐さんが、「オマエさ~」つって、「みうらんとこ行け!」とか言ってさあ。
    みうら 何だよ、その「みうらんとこ行け!」っていう言い方って何なんだろうね?
    町山 そう、そういうことを言うんですよ。でもいつもそうでしょ?祐さん、ね。
    みうら そうですよ。
    町山 それで、「何でですか?」って言ったら、「オマエら似たようなもんだからさ!」とか言って、
    みうら (笑)。
    町山 「オマエらの話してること、わからねえし!」って言われたんですよ。
    みうら あ~・・・。
    町山 「オマエら、話、合うんじゃねえの?」っていう言い方だったですね。
    みうら 話、合ったよね?
    町山 話、合いましたね(笑)。ハイ。
    みうら 話が物凄かった。
    町山 物凄い、合いましたね。
    みうら あの時代、何年ぐらい?1900・・・、
    町山 84年ぐらい。
    みうら 84年ぐらい。
    町山 84年の5月か6月。
    みうら あの時代に、怪獣をアツく語ってるやつって少なかったですよ。俺の、美大の時の友達の玉手くんていう人と、鳥取くん・・・
    町山 ハイハイ、ハイ(笑)。
    みうら だけしか、大学にも、怪獣をアツく語るヤツはいなくて、
    町山 はい。
    みうら 僕は京都出身だったんで、東映の撮影所の近くにいたから、
    町山 はい、はい。
    みうら 青影を・・追いかけて行ったり、
    町山 ハイハイ、ハイ。
    みうら 青影のサインをもらったりして、
    町山 ハイハイ、ハイ。
    みうら 東映系はやたら詳しかったんだけど、
    町山 はい。
    みうら 東京にやってきたら、やっぱり東京の人だから、円谷プロとかよく遊びに行ってる人がいて、
    町山 はい。
    みうら その、僕の友だちは、キングギドラのウロコをガメてきてたんだ。
    町山 (笑)。たくさんあるからバレねえや、って。
    みうら うん。で、俺はもう、(負けた・・)と思って。ギドラの・・・・どれぐらいになるんだろうな、あれ・・・。『総進撃』ぐらいだと思うんですけども・・。[*5]
    町山 でも、みうらさん、もっと酷い物ガメたじゃないですか。あの時にその話をしたんですよ、確か。
    みうら ゴジラのを盗んだ話とか。
    町山 (笑)、ゴジラの巨大な、ねえ・・・模型を。あれは、謝ったんですよ、返したんですよね?
    みうら 返した。
    町山 日劇の前で、『ゴジラ祭り』があって、
    みうら 日劇、今のマリオンですよね。
    町山 あ、日劇って言っちゃった・・・、はい。
    みうら はい、日劇があって。あん時、ゴジラブーム、っていうか怪獣ブーム再燃だったでしょ、あん時。
    町山 そうですよ。
    みうら ひっさしぶりのリバイバルで、
    町山 そうそう、そう。
    みうら もう、1作目からず~っとかかってた、ゴジラシリーズ。その日劇の前に・・、
    町山 日劇の門の前に!
    みうら 門の前に置いてあったんだよ。
    町山 置いてあったんですよね、ゴジラの・・このぐらいの大きさの、1メートルちょっとぐらいのやつを。で、それをみうらさんが盗んだ、って話を。初めて会った時、確かその話をしてて、
    みうら はい。台の上に乗せてあって、
    町山 はい。
    みうら 夜、映画大会を観終わった後に、その玉手くんていうのと飲んでたら、なんか「いろはにほへと」みたいなとこで飲んでたと思うんだけど、
    町山 (笑)。
    みうら そっから飲んで帰ろうと思ったら、まだ、置いてあったんですよ。
    町山 はい、はい。
    みうら 普通、引っ込めるじゃん、そんなフィギュアを。
    町山 はい。出しっぱなしにしてたんですよね。
    みうら 出しっぱなしにしてあったの。「これは盗まれるぞ。」っつうことになって。「これは盗まれるな~、盗まれるな~。」って言って、中央線に乗って。
    町山 (笑)。
    みうら で、吉祥寺に着いたあたりで「・・・盗もうか?」って話になったんだよねえ。
    町山 (笑)。
    みうら で・・・「いや、やっぱり、心ある人が行った方がいいだろう。」ってことになって、
    町山 はい。
    みうら 運転免許が無いもんで、車で行くわけにもいかず、車も無いし。で、「明日行っても、まだあったら・・・。」っていうことで・・・あったんだよねえ。
    町山 まだあった。
    みうら あった。シーツの、自分とこの寝てるシーツの、4角に紐をつけて、
    町山 紐をつけて、
    みうら くるんで巻こう、と思ってたんだよね。
    町山 はい。
    みうら シーツを持って、ほんで、行った。大変だった。
    町山 マンガで描いてたんですよね?
    みうら 描いた。
    町山 ゴジラをどうやって盗むか、って。「ゴジラの運搬」て。
    みうら はい。
    町山 で、僕、それを読んでたんですけど、嘘だと思ってて。まあ、マンガだと思ったら、「ホントだよ、あれ。」つって。「俺、やっただけだよ。」とか言って、ビックリして。
    みうら あれはねえ、ビックコミックのスピリッツってのが創刊する、っていうことで、
    町山 はい。
    みうら 糸井さんが、「お前、マンガ面白く無いから、1回告白して、そのゴジラの話面白いから、捕まれ。」と。
    町山 あ~。
    みうら 「捕まったら、ちょっとは箔がつくんじゃねえか?」って言われて、
    町山 あ、じゃあもう、逮捕される覚悟で描いたんですか?
    みうら ほんで、その、「創刊号に乗せてもらおうよ。」って言って、その編集長と、六本木の瀬里奈で、なんか、肉食わせてもらいましたよ。
    町山 あ~。
    みうら ほんで僕、描いていった『ゴジラの運搬』ていうマンガ、渡したところ、
    町山 はいはい。
    みうら 「・・・面白く無い。」って言われて(笑)。
    町山 え~!!あんなに面白いのに。
    みうら いや、事実は面白かったんだけど、マンガが面白く無かったらしくて、
    町山 え~、面白かったですよ。
    みうら ほんで、ボツになったんですよ。
    町山 え、ボツなんですか?あれ。
    みうら ボツになっちゃって、(あ~あ、)と思って。(マンガ家、向いてねえな~)と思ってたら、(そうだ・・・ガロに持って行こう)と思って。
    町山 あ~。
    みうら で、青林堂だったら載せてくれるんじゃねえかな、と思ったら、「あ、イイよ!」つって、すぐ載せてもらって。[*6]
    町山 あ~。
    みうら うん。だから、小学館と、青林堂には物凄い差があった。
    町山 (笑)。
    みうら ということ、なんですけどね。
    町山 ちょうどゴジラのねえ、1984年にゴジラを東宝が作って、
    みうら はい。
    町山 その時にその本を作る、ってんで、僕21歳・・大学の4年生の最後の年で。で、雇われてそれを1冊まるごと作るってことになったんですよね。
    みうら うん。
    町山 で、みうらさんに会って、それで、「何やろうか?」って言ったら、みうらさんが、「怪獣映画ってさあ、ダサイじゃん。」って言うんですよ。
    みうら そんなこと言いましたっけ?
    町山 言いましたよ!
    みうら 言いましたっけ。
    町山 それで、みんな、「カッコイイ。」って言ってるから、「ダサイとこだけ、探そうよ。」と。
    みうら ああ、はいはい。
    町山 という話になって、でもって、2人で話したのは・・・『三大怪獣』でしたっけね?
    みうら はい、『三大怪獣』。[*7]
    町山 伊藤久哉だっけ?
    みうら 伊藤久哉さんもやったし、
    町山 はい。
    みうら 『キングコング対ゴジラ』の高島忠夫さんもやったし。[*8]
    町山 ハイハイ、ハイ。
    みうら あの頃、画撮して載せるの、平気だったからね。
    町山 平気だったっスね。誰も何にも言わなかったんですよね。
    みうら 言わなかったね、あの頃はね。
    町山 あのねえ、こう、悪党がいるんですけども。上から、崖で、岩が落っこってきて、それに潰されて死ぬ、っていうシーンがあるんですけど、
    みうら 『三大怪獣』だ。
    町山 岩が落っこってくると、それがちょうど握りやすい形に(笑)・・。
    みうら ひょうたん型になってんだよね?
    町山 そうそう、そうそう(笑)。それを、自分で、わざわざキャッチして落ちていくんですよ。
    みうら そうそう。
    町山 そういうシーンを・・・、
    みうら そういう角つつきみたいなことばっかりやってね。
    町山 そうそう、そう(笑)。
    みうら 怪獣映画のね、ダッサイシーンばっか集めてね。
    町山 そうそう。あの・・・帽子を拾いに行く(笑)、
    みうら はい、え~、あれは・・・・、
    町山 沢村いき雄。
    みうら あ、それも『三大怪獣』だねえ。
    町山 はいはい、はい。
    みうら ラドンが阿蘇山から出るとこだよねえ。
    町山 そうそう、そうそう。
    みうら あの・・・なんか、新婚カップルの、女のほうの帽子をが飛ぶんだよね。
    町山 飛ばされて。阿蘇山の方に。
    みうら で、下に落ちて。そしたら沢村いき雄が、「取ってきましょうか!」って言うんだよね。
    町山 そうそう、そう(笑)。
    みうら あれ、幾らだっけ?初め・・100円?
    町山 どんどん、安くなってって、最後100円ぐらいになっちゃう。
    みうら 100円ぐらいで。
    町山 「1000円!」とか言って、「500円!・・どうだ、100円でいい!」とかなんか言って、
    みうら ほんで、わざわざ降りて行って、ラドンに殺されてんだよね。
    町山 そうそう、そうそう、そう(笑)。
    みうら 悲しいシーンだったけどね。
    町山 だから、命が100円か?みたいなね。値段、忘れたですけどね。
    みうら ああいう、わりと怪獣の、俳優さんの方にスポットを当てて、
    町山 そうそう、そう。
    みうら よくアツく語ってたんですよ、あの頃は。
    町山 みうらさんが作ってて、同人誌をね。あの、俳優さん、つっても宝田明とか、そういうメインの人じゃなくて、
    みうら うん。
    町山 怪獣に踏み潰されちゃうような人達の、
    みうら そういう人ばっかりにインタビュー行ったりねえ。
    町山 ねえ。
    みうら ファンジン(同人誌)みたいなのを作ってたんですけどねえ。
    町山 そうなんですよ。
    みうら で、まあ、それでしこたま盛り上がりましたよねえ。
    町山 盛り上がりましたね。
    みうら ほんで、宝島にも、怪獣の臭いをね、入れて行かなきゃなんない、
    町山 (笑)。
    みうら ところでしたよ、あれは。
    町山 はい。
    みうら あの頃は、まあ、サブカルが始まった頃だったかもしんないけど、ちょっとオシャレな野郎も出てたんだよね。
    町山 そうですね。
    みうら ね。なんか、とんがってた人がたくさん出てたから、俺らの、その・・・童貞パワーを、「炸裂さそう!」っていうことでね。
    町山 (笑)。ま、童貞に毛の生えたような時代だったですよ、僕。まだ、その頃。
    みうら そうでしたねえ・・・。ちょっと、歴史・・・続けちゃっていいですか?
    町山 ハイ、戻ります?ハイ。
    みうら 1962年7月4日東京生まれ。これ、間違いないですよね?
    町山 はいはい。
    みうら 父が道楽者だったので、六畳一間に暮らしながら、アメ車に乗って・・・え?六畳一間に暮らしながらアメ車に乗って、青山の紀伊国屋で買い物をするような家庭で育った、と。
    町山 アメ車だったですよ。マーキュリーっていう、1968年かなんかの物凄いアメ車で、
    みうら はいはい。
    町山 で、汚いアパートに住んでるから家に入れなくて。
    みうら うん。
    町山 曲がれないんですよ、路地のところ。(笑)・・・どうしようもない、っていうねえ。
    みうら だってこの、一間にも入らないじゃん、アメ車。
    町山 一間に入らないですよ(笑)!
    みうら 駐車場にもならないじゃん、家が。
    町山 そう。駐車場より狭い、家に住んでたんですけどね。
    みうら うわ、凄いっすねえ。
    町山 そういうバカな親父でしたけどね、ハイ。
    みうら あ、そういう人があって、今があるということですね。
    町山 そうですね。ハイ。
    みうら 1969年・・・千代田区区立麹町小学校入学。
    町山 はい。
    みうら マンガばかり描いている子供。また、怪獣が大好きで、オリジナル怪獣だけ300匹もの怪獣図鑑を作っていた。あ~、ここからもう、始まったねえ。始まっちゃったんだね。
    町山 怪獣図鑑をねえ、商売にしてたんですよ、その時。
    みうら え?オリジナル怪獣を作って?
    町山 いや、あのねえ、オリジナル怪獣だとやっぱり、売れないんですね。
    みうら うんうん。売れないね。
    町山 で、オリジナル怪獣は自分で作ってるんですけど(笑)。あの頃、ケイブンシャで、[*9]
    みうら はい。
    町山 怪獣の図鑑で物凄いやつが、広げると・・中に折りたたんだやつが入ってて、
    みうら はい。
    町山 広げると、怪獣カードみたいになってるんですよ。
    みうら うん。
    町山 それで、何百匹っていう怪獣があって、覚えてます?
    みうら 覚えてますよ。
    町山 大百科。ケイブンシャの。
    みうら うん。
    町山 あれに憧れてですね、あれみたいなものを作ろう、っていうことでもって、自分で作ってたんですけど、
    みうら うん。
    町山 クラスの友達とかに、「オレにも作ってよ。」つって、
    みうら あ、発注があった。
    町山 発注があって、
    みうら うわ、初仕事じゃん、これ。
    町山 そう!
    みうら 怪獣図鑑。
    町山 で、今やってることおんなじ(笑)・・・。
    みうら おんなじことじゃん。
    町山 全くおんなじことをやってる(笑)・・・。もう、40年間同じことをやり続けている、という人生(笑)。
    みうら やっぱり基本は、怪獣だよね。
    町山 怪獣ですね。
    みうら なんかねえ、なんか、青春のなんとか、って、いろいろ言う人いるけど、
    町山 はい。
    みうら 怪獣には勝てない。青春も。
    町山 怪獣には勝てないですね。
    みうら 青春すら勝てないと思ってんだ、オレ。
    町山 青春すら勝てない(笑)。
    みうら うん・・・いや、その以降、僕、吉田拓郎とか好きになって、青春とか、ハマるようになったけど、
    町山 はい。
    みうら やっぱり怪獣には勝てないなあ・・・と、
    町山 怪獣のパワーの方が、
    みうら 最近、スゴク思う。
    町山 あ~、ニール・ヤングみたいな物の方が。
    みうら 勝てないね、やっぱりね、怪獣は。う~ん。
    町山 その後僕、怪獣図鑑も実際に、ケイブンシャで作ったりして、
    みうら うん、うん。
    町山 その後も、つい最近も怪獣図鑑を作りましたね、映画秘宝でね。
    みうら 作ってましたねえ。
    町山 ずっと怪獣図鑑を作り続けてる人生(笑)、だなあっていうのはね、
    みうら それはまあ、そんな、愚問ですけど、
    町山 はい。
    みうら 飽きないの?・・・愚問だと思う。ゴメンゴメン、それは俺もよくわかるけど。
    町山 あ~、ハイハイ、ハイ。
    みうら それは、飽きる、とかって。
    町山 はい。
    みうら 普通の、正常な人間て、飽きるんだよね。
    町山 あ~。
    みうら 人間て、ちゃんと飽きる機能が付いて、
    町山 はい、はい。
    みうら 「飽きる」とか「忘れる」とか。
    町山 はいはい。
    みうら という機能が付いて、生きて行くわけじゃないですか。
    町山 はい、はい。
    みうら で、最終的に、何にも残らず、死んでいくわけじゃないですか。
    町山 (笑)・・・はい、はい。
    みうら でも、ず~~っと、宿便のように付いて来てるわけでしょ?これが。
    町山 やっぱりねえ、なんか、アメリカに住んでてても、全然知らない映画を観て、
    みうら うん。
    町山 全然見たことのない怪獣がいると、(スゲエ!儲けた!)って気持ちになるのね。
    みうら 「一匹見つけた!」みたいな。
    町山 そう、一匹見つけた、「これ、知らないだろ、みんな。」、「超、レアな怪獣見つけたよ。」っていう、あの、ワニゴンとガマロン。
    みうら ああ、いた。日東の、[*10]
    町山 はいはい。
    みうら オリジナル怪獣。
    町山 オリジナル怪獣。
    みうら 僕はあの当時、それ買ったけど、
    町山 はい。
    みうら 「オリジナル」っていう言葉を知らなかったんだよね。
    町山 知らなかったですね。
    みうら 意味がわからなくて、映画配給会社かな?と思ってたんだ。
    町山 (笑)。
    みうら オリジナルで、映画配給会社で、ガマロンとワニゴン。
    町山 はい、はい。
    みうら ・・・の、2匹が出る、と思ってプラモデル買ったら、ず~~っと出ないんだ。後にも先にも。
    町山 映画あるんだ、と思ったんだよね。ワニゴン、ガマロンのね。
    みうら 思ってた。
    町山 うん。
    みうら オリジナルだったんだよね、プラモデル屋のね。
    町山 そうなんですよ。
    みうら あれはびっくりした。
    町山 ただやっぱり、みんなが知ってる、レッドキングとかよりも、
    みうら はいはい。
    町山 「俺、ガマロン知ってるよ。」っていう方が、渋い、と思うような気持ちが、こういう人間にしちゃったな、と。
    みうら あの・・ロックよりブルース知ってる、みたいな感じでしょ?
    町山 そうそう、そう。ロックでもそれこそ、ピンク・フロイド聴いてるっていう人じゃなくて、「オレはもうちょっと違うの聴いてるよ。」みたいな、
    みうら 「タンジェリン・ドリーム行くよ。」みたいな。
    町山 「タンジェリン・ドリーム聴いてるよ。」とか、プログレでも「ドイツの方しか聴いてないよ。」みたいな。そいうことを言う、癖っていうのは、こういうとこから、怪獣から来たですね。
    みうら ほんで、この時はもう、300匹もの怪獣図鑑作ってるから、イイ調子なんだよね。
    町山 そうそう、そう。
    みうら 誰にも、負けてないから。
    町山 いやもう、宿題みたいな気持ちだったもん。
    みうら そうでした?
    町山 (今日、怪獣作ってないや・・・しまった・・・)
    みうら (笑)・・・怪獣作ってないや、って・・・。
    町山 だって、ベッドに寝てて、(あ、なんかやり残したな・・)と思うと、(あ!今日は新しい怪獣、作ってないや、)つって。
    みうら 作ってないんだけどね、本当は。絵に描いてるだけなんですけどね。
    町山 作ってない(笑)・・・絵に描いてるだけ(笑)・・・。
    みうら でも、学校には、僕らの時は、必ずクラスには3、4人いたんだ、やっぱ。
    町山 怪獣博士。
    みうら 怪獣博士と呼ばれてるやつの奪い合いになって。
    町山 あ~。
    みうら 僕らの時はもう、『ウルトラQ』の頃からもう、怪獣博士が出始めて、[*11]
    町山 はい、はい。
    みうら その時に、やっぱり、金持ちの方が、グッズをたくさん買ってもらえるんだ。
    町山 あ、ソフト人形とかを持ってるんですよ。
    みうら そう。ソフビのやつとか・・・持ってんの、全部。で、やっぱり1体逃したりすると、
    町山 はい、はい。
    みうら 博士の、ちょっと、汚名なんですよ、それは。
    町山 あの、秋田書店の大百科とかもいっぱい持ってるわけですよね。
    みうら で、その時にリアルタイムで1回だけ『ウルトラQ』を見逃した、とか。
    町山 あ~。
    みうら もう、えらい、人生の汚点じゃないですか。でも次の日にそんなことを言うと、いじめられるから、
    町山 あ~、ハイ。
    みうら 観たフリしてんだけど、
    町山 観たフリして(笑)。
    みうら 「観てないね!」とか、みんなにいじめられて、
    町山 あ~。
    みうら するともう、タジタジになる、の巻だったんだけどね、そうやって。
    町山 僕、貧乏だったからね。みうらさんは結構、物を買ってもらったんじゃないんですか?
    みうら 買ってもらった。一人っ子だったからね。
    町山 はいはい、はい。僕、物を買えないから、それで勝てないんですよ、怪獣博士で。
    みうら はいはい。
    町山 だから、結局、勝つ方法は、「オレ、グリフォンって知ってるよ。」とか。「え、何?それ?」つって。「それ、『緯度0作戦』に出てくんだよね。」って。『緯度0作戦』なんか観てないんですよ、他の子供は。[*12]
    みうら うん、うん。
    町山 そういうことで勝とうとしてたんで、「オレ、大ネズミ知ってるよ。」とか。
    みうら (笑)。
    町山 あの、『大怪獣ネズラ』だ。「知ってるよ。」とかね。[*13]
    みうら うん。
    町山 みんな知らないんだよ、『大怪獣ネズラ』なんか。
    みうら だって、上映してないもん。
    町山 してないんですよ。
    みうら パイロット・フィルムだもん。
    町山 でも、自分も知ってるつもりで、写真見てるだけなんだけどさ(笑)。
    みうら あ~、写真載ってた、載ってた。
    町山 そうそう、そう。
    みうら うん。
    町山 そういう感じでしたよ。だから、「オレ、メガネロン描けるよ。」みたいなね。
    みうら あ~。だから、あの頃に出た、キネ旬のさあ、怪獣の真面目な本出たじゃん。
    町山 はいはい、はい。アウターリミッツが表紙のやつ。
    みうら あの・・星新一さんとか、なんかいろいろ対談してるやつ。
    町山 はい。
    みうら あそこに、全然知らない、外国の怪獣もいっぱい載ってたじゃん。
    町山 はいはい、はいはい。
    みうら ま、噂には聞いてたんだけど、金星ガニとか。
    町山 金星ガニね。[*14]
    みうら あの・・・イーマ[*15]とかさ、ゴルゴ[*16]とか。
    町山 はいはい。
    みうら ああいうのはもう、知ってたから、学校で自慢するんだけど、誰も知らなくて、
    町山 はい。
    みうら すごい優越感なんだよね。そういうとこって、言うと。
    町山 金星ガニ、優越感ですよね。
    みうら で、「観たのかよ?」とか言われて、観てないんだけど「観たね。」とか言って。
    町山 観てないんだ。写真見ただけなんだ。
    みうら ホラ吹きなんだよね。単なるね。
    町山 (笑)・・・でも、それで、勝ちたいんだもんね。
    みうら うん、勝ちたい。
    町山 怪獣博士になるために、勝つ、っていうね。
    みうら そうなんだよねえ。
    町山 そういう子供でしたね。
    みうら 当然、怪獣図鑑から、妖怪図鑑も行くよね。
    町山 妖怪図鑑、行きましたね。
    みうら この頃はもう、当然、怪獣、妖怪は一緒だから。
    町山 僕は妖怪図鑑は凄いショックを受けたのは、水木しげるの妖怪図鑑て本が出たら、
    みうら はい。
    町山 絵が凄いんですよ。
    みうら あ~、はいはい。
    町山 全部、点で描いてあるんですよ。
    みうら 点描だったね。
    町山 点描で。
    みうら 点描だった。
    町山 で、どうやってこれ、描いたんだろう?つって。で、自分で鉛筆で練習するんですよ。こう・・・。
    みうら うん。
    町山 点を、点々点々・・って打って。点で濃淡を表現するとか。
    みうら うん。
    町山 で、あと、水木しげるって人はホントに凄い!こんな写真みたいな絵が描けるんだ、と。
    みうら うん。
    町山 ここに出てくる、メガネかけた出っ歯の男はスゴクなんかイタズラ書きみたいな絵なんだけど、水木しげるの。
    みうら うん。
    町山 ねずみ男とか。
    みうら うん。
    町山 ただ、リアルな絵を描くと物凄い絵なんですよ。
    みうら うん。バック、背景が凄かったよね。
    町山 凄いんですよ。それで、(この人はホントに天才だ!)と思って。だいぶ後で、それ、池上遼一が描いてた、って知って(笑)、ガックリきましたけどね。(笑)。
    みうら うん。
    町山 (なんだ、あの凄い絵は池上遼一だったのか)っていうね(笑)。
    みうら アシスタントとか知らないもん!
    町山 アシスタントってものがいること、知らないんですから。
    みうら マンガ家って1人でやってると思うからね。
    町山 ねえ!知らないから。
    みうら そう思ってますよ。
    町山 それでつげ義春を見たら、絵がほとんど同じなんで(どういうことだろう?)と思ったけど、どっちも背景、池上遼一が描いてんですよ(笑)。
    みうら あの・・鬼太郎かなんかの原画を見せてもらったけど、
    町山 はい、はい。
    みうら 点描を打ってやるとこを、
    町山 はい。
    みうら スクリーントーンとか無いから、
    町山 はい、はい。
    みうら ハサミで切ってコピーして、貼り付けてやったりしてて。
    町山 凄いですねえ。
    みうら 凄いことやってんなあ、と思ったけど。そこでまたつなげていったりしてたよ。
    町山 あ~。あれが将来、『男組』を生み出すんですよねえ。
    みうら 生み出す、っていうことですよね。
    町山 真似してましたね。
    みうら 1975年麹町中学校に入学。深夜放送、特にタモリさんの番組にハマって、教室では居眠りをしながらアングラの世界に突入、ということですね。
    町山 はい。
    みうら 中学ぐらいからもう、もう方向は決まって来ますからね。
    町山 決まって来ますね、はい。
    みうら あの・・小学校の時に修正効く奴だっていたじゃないですか。
    町山 ああ、はい、はい。
    みうら 怪獣博士だったけど、5年生か6年生になると、スーっと普通のスポーツやってる奴とかいたもん。
    町山 ああ、まともな人間になるんですね。
    みうら まともな人間になってさあ。
    町山 はい。
    みうら でも、なれなくて中学に上がったら、もう決定!だよね。ここで。
    町山 決定ですね。
    みうら 決定ですよね。
    町山 やっぱりね、似たようなものが好きなんですね。
    みうら あ~、そうですよね。「ビックリハウス」、当時ありました雑誌、投稿して。もうそれが、学年中の注目の的に。・・・調子コイたんですね、ここで。[*17]
    町山 いや、ここでだから、やっぱり、そういう人になりたいと思ってたんですけど、
    みうら はいはい。
    町山 この頃、カーツも投稿が採用されてるんですよ、実は。
    みうら そうです、そうです。
    町山 で、大槻ケンヂも、実はこの頃、同じ頃に採用されてるんですよ。
    みうら 「ビッグムーン大槻」っていう名前でねえ、やってましたよ。
    町山 そうそう、そう(笑)。その3人がこれから何十年後かに実際に会ったりするんでね、世の中可笑しいな、っていうねえ。
    みうら オカシイよねえ。でもその頃、投稿してた奴の横で、封筒に・・・グラフィック大賞かな?なんかの物を詰めてるバイトをしてたの、オレですよ。
    町山 あ、そうなんですか(笑)。
    みうら もう、やってましたよ、そこで。いたんですよ。
    町山 そうなんですか。
    みうら (あ~、いいなあ、みんな。なんか注目されてていいなあ・・)って思ってた。
    町山 あ、ホントに?
    みうら うん。だから、王道の道を通って有名になる人が全てだと僕、思って上京したもんで、
    町山 ああ、ああ。
    みうら そういう・・・サブカルで有名になって行く、っていう方法が、
    町山 あ~。
    みうら 知らなかったからビックリしたんですよ、オレ。
    町山 「ビックリハウス」ぐらいから、出てきたんだと思いますよ。
    みうら うん。有名人になれるんですよ。あそこで写真載せてもらったり、
    町山 はい、はい。
    みうら 一介の中学生とかが、
    町山 あ、そうそう。
    みうら 載るようになるんですよ。
    町山 あれはねえ、ノンジャンル人気投票とかいうのがあって、
    みうら あった、あった、あった。
    町山 それで、誰でもいいから自分の好きな人を、ベストテンに入れられるんですよ。
    みうら うん。
    町山 そうすると、自分の中学のナントカ君とかに、票をバンバン入れて、そいつを有名人に無理矢理出来る、とか、そういうのがあって。
    みうら あったねえ。
    町山 ねえ。
    みうら だから、「ビックリハウス」とか「宝島」とか、投稿っていうのが、やっぱり、サブカルに水をやったんだよね。
    町山 そう。あと深夜放送ですね。
    みうら あ~、深夜放送か。そうか、投稿できる。ハガキ職人になる、っていうパターンだもんね。
    町山 そうそう。深夜放送もよく、投稿してましたね。
    みうら あ~、もう、今と同じことをやっている、と。
    町山 全然、やっていることが変わらないですね。

    ~Resolution~
    心だけ愛して・・・セックスってコワイ?

    みうら 「性の目覚め」。「ゲバゲバ90分」の小山ルミ。まあ、当然ですよね。
    町山 まあ、あれは・・・ちょっと、スゴかったですね。
    みうら うん。
    町山 当時はね。
    みうら 当時ね、「ハリスボン」ていう、チューインガムの宣伝に出てて、ヤラシイ感じだったの・・。
    町山 あ~。
    みうら 「ゴーゴーガール」とか言ってもらってね。[*18]
    町山 「ゴーゴーガール」、お立ち台の上に乗ってね。
    みうら うん。ミニスカはいてね。
    町山 ミニスカにロングブーツでね。
    みうら ああ、ヤラシかったねえ~。
    町山 ハイ。
    みうら この頃の趣味は・・・相変わらず変わってないでしょ?
    町山 全然(笑)、変わってないですね(笑)。
    みうら 変わってないでしょ。その後、いろんな人が出てきたじゃないですか。
    町山 はい、はい。
    みうら オナペットと言われる人達が。
    町山 はい、はい。
    みうら 変わってない・・小山ルミに似ている人が好きなだけでしょ?
    町山 あ、そうですねえ。
    みうら そうでしょ。
    町山 うん。だから、風吹ジュンとか今も・・・今も好きですよ。
    みうら あ~、今でも好きですねえ。
    町山 今の風吹ジュンも好きですよ。
    みうら 素足にブーツだったもんね、あの人もね。
    町山 ねえ!
    みうら ブーツ履いてたもんね。
    町山 ねえ。
    みうら よかった、よかった。
    町山 白いブーツね。
    みうら スゴイ良かった。
    町山 ねえ。あと、フラワー・メグがスゴイ、その頃好きだったですねえ。[*19]
    みうら フラワー・メグ、良かったなあ。
    町山 ねえ。
    みうら フラワー・メグ、もう、何してる人かよくわからないんだけど、「平凡パンチ」とかにたまに載っててね。
    町山 ハイハイ。「11PM」に出てたんですよ。
    みうら あ、11(イレブン)に出てたんだっけ?あの人。
    町山 「11PM」に出て、ヌードで歌を歌ってたんですよ。
    みうら あ~、そっか、そっか、そか・・・。
    町山 で、「11PM」って夜11時ぐらいにやるんですけども・・・親が風呂に入ってたりするんですよ、その時間。
    みうら はいはい、はい。
    町山 親が風呂に入ってる時に、パッとテレビのとこに行って、テレビつけて、見て。で、ずーっと音を消して、お風呂から親が出て来ないのを確かめながら見てると・・・ま、フラワー・メグが出てきてですね、
    みうら うん、うん。
    町山 スゴイ可愛くてねえ。
    みうら ああ、可愛かった。
    町山 ねえ。
    みうら コケティッシュっていう感じの人でしたねえ。小山ルミも、まあ、コケティッシュだもんね。
    町山 ヌード歌手って珍しい、ジャンルでしたね。(笑)。ハイ。
    みうら そっか。で、LPも出してたよね?フラワー・メグね。
    町山 出してましたねえ。
    みうら 出してましたよねえ。
    町山 ハイハイ。
    みうら 当然、当時なんて買えないもんでねえ、
    町山 買えないですよ。
    みうら あんな・・オッパイが出てるジャケットのレコードなんて買えないもん。
    町山 買えないですよ!
    みうら ねえ。
    町山 でもレコード屋行って見ましたけどね、こうやってね。
    みうら うん、見てた、見てた。
    町山 ハイ(笑)。
    みうら それを、焼き付けて、家に帰るっていう、作業ですよね。
    町山 そうそう、そうそう(笑)。
    みうら 焼き付け作業。「キーハンター」の、あ、大川栄子さん、いたねえ。
    町山 好きだったですねえ。
    みうら あ~、はい。
    町山 あの人もねえ、ミニスカに(笑)・・・白いブーツで(笑)。そればっかりですけどね。
    みうら いた、いた。
    町山 ハイ。
    みうら ミニスカで、とりあえず、捕まったりすると、キックでパンツが見える、っていうだけなんだよね。
    町山 ああ!そうそう、そう。
    みうら あそこだけなんだよね。
    町山 ハイキックでね、ハイ。
    みうら あれ・・早く捕まって欲しかったよね、いっつもね。
    町山 そうです。まあ、峰不二子みたいなもんですね、みんなこの辺は・・・。
    みうら あ、そうですね。え~、1978年、早稲田大学、高等学校に行ったの?
    町山 ああ、これ、早稲田の付属ですね。
    みうら うん。付属に行ったんですか。
    町山 はい。
    みうら 体育館で関根恵子の『高校生ブルース』を撮影した、と聞き・・・あ、そこの学校で?
    町山 観ました?あれ。[*20]
    みうら 観ましたよ、もちろん。
    町山 あの、体育館の外で、関根恵子が妊娠しててさ、
    みうら うん。
    町山 で、彼氏に、妊娠させた彼氏に、「蹴って!」つってさあ、
    みうら ああ、あった、あった。
    町山 踏ませてさあ。
    みうら え、それがここの学校の・・・?
    町山 ここの学校の倉庫でやったんですよ。体育館の倉庫で。
    みうら え~。
    町山 で、先生がメチャクチャ自慢気に、
    みうら うん。
    町山 「撮影、どこでも断られて、オレたちだけが許可を出したんだよ。」とか言って。「そこで関根恵子がアレだよ、腹蹴られてたんだよ。」とか言って。
    みうら へ~。
    町山 「え”~!!!」みたいな(笑)。
    みうら 当時は観てないもんね、映画、観てないもんね。
    町山 これ!当時やったんですよ。テレビで。
    みうら やったんだ?
    町山 やったんですよ。白井佳夫さんが、評論家がやってる番組で、
    みうら はい、はい。コワ~イ顔した人ね。
    町山 そうそう、そうそう。それでちょうどやったんで、見た直後だったんで、
    みうら へ~。
    町山 でも、その頃、関根恵子ってまだ10代なんですよね。16か7なんですよ。
    みうら 昔、「妊娠」て聞いただけでもなんかウズウズしてるぐらいのことですよ。
    町山 ドキドキして、ねえ。
    みうら なんなんですかね?それ。『フレンズ』っていう映画もあったよね。
    町山 あ、『フレンズ』、ありましたね![*21]
    みうら あれも、「妊娠」でしょ。テーマは。
    町山 「妊娠」ですよね。うん。
    みうら 妙に、「妊娠」って聞くとそれだけでオカズになってた(笑)。
    町山 それだけでね(笑)。
    みうら もう、わけわかんない時代・・・。
    町山 だって、「受精」って聞いただけで喜んでたんですからねえ。
    みうら ああ、うん。
    町山 別に、嬉しくもなんともない(笑)、「卵子」って聞いただけで興奮する、
    みうら (笑)・・・。
    町山 どうして「卵子」なんて、そんなちっちゃい物見て興奮できるのか、よくわからないという、ね。
    みうら そうですよねえ・・。
    町山 雄しべ、雌しべで興奮してしまう、というね。
    みうら でもこの頃って、70年代を、もう、まあ、過ぎてるから、「ガハハ親父」がさあ、
    町山 はい。
    みうら 各地に・・秘宝館建てたりさあ、
    町山 ハイハイ。
    みうら 万博以降だと思うんですけど、
    町山 はいはい。
    みうら 「ガハハ親父」が、なんていうか・・・下品な笑いをね、
    町山 はい。
    みうら 振りまいてた時代じゃないですか。
    町山 はい、はい。
    みうら で、俺等はそれをオカズにしてたから、ベースが下品なんだよね、なんか。
    町山 下品ですね。
    みうら 下品でしょ?
    町山 あの頃のエロとか、下品なんですよ。
    みうら ちょっと、違うでしょ?今のエロとは。
    町山 品が無いんですよね。
    みうら あの、正月号のエロ本とか見ると、獅子舞を持ってヌードだったり、
    町山 (笑)。
    みうら よくわからないんだよね。
    町山 ああ、鏡餅を股間の所に置いたりして撮るやつですねえ。
    みうら 股間に置いてあったり。感じていいのかどうか、わからないような、
    町山 (笑)。笑っていいのか、どうか、っていう(笑)。
    みうら きっとそれって、親父たちの、ワカメ酒とかの発想でしょ。
    町山 あ~、 そう攻めちゃったのね。
    みうら 女体盛とか。
    町山 そうですね。
    みうら 「ワッハッハッハー!」みたいな。
    町山 実はそれでエロなのかどうかよくわからない(笑)。
    みうら わからない、わからない。
    町山 コレ見て、感じるのかなあ?っていうね。
    みうら 中学かなんかの時に観た・・・ブルース・リーの、
    町山 はい。
    みうら 『怒りの鉄拳』で、[*22]
    町山 はい、はい。
    みうら 当時カットされてた部分も、
    町山 はい、はい。
    みうら 芸者さんが裸で、
    町山 はいはい、はいはい。
    みうら 踊ってるシーンがあるんですよ。
    町山 はい。
    みうら ああいう感じだよね。
    町山 あれ、なんか、オッパイのとこになんか付けてんだ?
    みうら つけてた。
    町山 それで、プルプル、プルプル回しながら、っていうね。
    みうら 日本人がやって、怒るブルース・リー、みたいな。
    町山 ハイハイ、ハイ。
    みうら あの感じが・・なんかお座敷の匂いが、当時、エロがまだしてて、
    町山 しますね、この頃ね。
    みうら 谷さんのSMのやつも、やっぱり・・・、
    町山 あ~。
    みうら なんか、こっちは、ホントは求めてんのはビザール系の物なんだけど。
    町山 はい、うん。なかったよね。
    みうら そんなの、無かったから。
    町山 無かったですね。まだ畳だったしね。
    みうら 畳だったから。
    町山 はい。荒縄の世界(笑)ですね。
    みうら だからやっぱり、そういうやつも刷り込まれてるんですよね。
    町山 (笑)刷り込まれてます。
    みうら え~、その頃一番興味があったのは、オナニー。出たね。
    町山 まあ、そうでしょう。
    みうら まあ、そうだよね。
    町山 ねえ。
    みうら 興味があった、って言うのかなあ?これ。
    町山 興味があった、んじゃ無い(笑)。興味じゃ無いですね(笑)。
    みうら 僕、オナニーは、趣味なのかなあ?興味があった事なのか、趣味なのか。
    町山 ああ。
    みうら 一過程なのか。
    町山 ああ、ああ。
    みうら 何なんですかねえ。
    町山 趣味・・・趣味じゃないですか?
    みうら だって、1日ぐらいやらなかったらさ、(あ!忘れてる!ヤッタ―!)と思った日、あるよねえ?
    町山 ああ、だから、夢精したい、と思って我慢したり、とかね。
    みうら ああ、そういう抑制も効く。
    町山 うん。
    みうら 効いてた?ちゃんとやってた?
    町山 夢精しようとして、ずっと我慢したりとかしてましたよ(笑)。
    みうら あ~、そうですか。
    町山 うん・・。
    みうら オナニーと別に、怪獣とかは、引っ付かないけど、根底は一緒だよねえ?
    町山 根底は一緒ですか?(笑)。オナニーと。
    みうら ・・じゃ、ないですか?
    町山 やっぱり、出たりするから?口からバーっと?(笑)そういうんじゃない・・。
    みうら オレはやっぱり、その、X星人とか、
    町山 はい。
    みうら まあ、言えば、ボンデージファッションじゃないですか。
    町山 ああ、はい、はい。
    みうら 初めてビザールを見たのが、X星人だった。『怪獣大戦争』の。[*23]
    町山 ああ~、はいはい、はい。
    みうら あの、水野久美さんが、
    町山 はい、はいはい。
    みうら おんなじ顔で何人も出てきたりするじゃん。
    町山 はいはい、はい。
    みうら なんか、ジーン!ときて、また、それも。
    町山 はいはい。あれ、いいんですよね、X星人。「なんで、お前んとこの女はみんな同じ顔をしてるんだ?!」って言うとX星人が「綺麗だから、そのほうがいいでしょ!」って言うんですよね。
    みうら 言うんだよね。
    町山 あれはイイですよ。
    みうら その前の、だって、『液体人間』とかだったら、[*24]
    町山 はい。
    みうら 白川さんとかにはグッと来ないでしょ?
    町山 グッと来ないですね。
    みうら 世代的には違うでしょ?
    町山 グッと来ないですね~。
    みうら やっぱり、水野さんなんだよね。
    町山 やっぱり、水野さんですよね。
    みうら で、『マタンゴ』で、[*25]
    町山 はい。
    みうら 「美味しいわよ~」が出た時に、
    町山 ああ!
    みうら もう、ビーン!て来るみたいな。
    町山 『マタンゴ』、キノコだしね。
    みうら キノコだから。
    町山 キノコ、こう、咥えますからね。
    みうら 咥えるから。
    町山 あれは怖かったですね~。
    みうら で、最後、あの・・大人しい女の子の方も、
    町山 はい、はい。
    みうら 「先生~、美味しいわよ~」って、怖かったじゃん、あれ。
    町山 あの頃、セックスはやっぱりちょっと、コワイっていうのもあったですよ。
    みうら あった、あった。
    町山 凄くコワイんですよ。
    みうら あった。
    町山 だから僕、この頃観た、『天使のはらわた、赤い教室』っていうのが、
    みうら あ~、石井隆さん・・、[*26]
    町山 そうそう、そう。
    みうら ・・の、原作のやつだ。
    町山 スゴイ怖かったですよね。
    みうら あ~。
    町山 ホラー映画みたいな映画でね。
    みうら ああ・・。
    町山 うん・・・。
    みうら もう、この頃、ちょっとバイオレンス入ったもんね。
    町山 バイオレンス入ってますね。これなんか、好きになった女教師が、どんどん、どんどん転落して行く、っていう話で、
    みうら うん。
    町山 中年男の主人公が追っかけるんですけども、
    みうら うん。
    町山 で、偶然、「俺は、君を救いに行くよ!」って言った日に、警察かなんかに捕まっちゃって、救いに行けなかった。
    みうら うん。
    町山 で、それでもって、(私は結局、あの男に捨てられたんだ)と思った主人公がどんどん堕ちていくんですけども、最後にさ、人肉市場で終わるんですよ、映画は。
    みうら あら・・・。
    町山 コワ~イ・・日本家屋の二階で・・・人間売買をしてるんですよ。
    みうら うわ・・・・。
    町山 で、「お客さん達、今日はよくぞお集まりくださいました。今日はとびっきりの女子高生を手に入れましたぜ!」とか言って、ロープをガラガラ!って引っ張ると、
    みうら うん。
    町山 滑車でもって、ロープで後ろ手に縛られたセーラー服の女子高生がガー!って上がっていくんですよ。
    みうら ああ・・好きだなあ・・。
    町山 ねえ。「さあ!みんな、幾らだ!幾らだ!!」とか言って、みんな、競りにかけんの、その女子高生を。
    みうら 奴隷市場ってやつね。
    町山 そう。ビックリ!して。もう、怖くて怖くて、コワくてコワくて!(笑)。
    みうら でも、下もこわばってたでしょ?
    町山 下も強張ってたんですけども(笑)。夢に見て・・・。
    みうら え、町山くんは、アレは入ってなかったんですか?SMは入ってなかった・・?
    町山 入ってなかったですね、僕はね。
    みうら 入ってなかったですか。
    町山 ただ、怖かったですよ、そういうのは。
    みうら はあ・・。
    町山 (うわ~、怖いなあ。セックスするとバチが当たる!)みたいな、感じでしたね。
    みうら オレの頃、もう、たいがいロマンポルノって、
    町山 はい。
    みうら オチがあったじゃないですか。
    町山 はい、はい。
    みうら 今のAVとかはほら、オチ無いけど、
    町山 はい。
    みうら ビュー!ってぶっかけられてお終い、みたいなのだけど、
    町山 はいはい、はい。
    みうら 昔は必ず、悪いことをした人は、悪い目に合うんだよね。
    町山 そうそう、教訓的なんですよ。
    みうら 教訓があったでしょ。
    町山 当時のピンク映画はね。
    みうら あの・・・自分のとこの洋館の地下にさあ、
    町山 はい。
    みうら なんかこう、女の人を・・・囲ってたりする奴がさ、
    町山 はいはい、はい。
    みうら 洋館が燃えちゃってる、とかさ、最後さ。
    町山 それ、『堕靡泥(ダビデ)の星』じゃないですか?それ。
    みうら そうそう、そう。『堕靡泥の星』。
    町山 (笑)。『美少女狩り堕靡泥の星』。[*27]
    みうら たいがい、そういうコワ~イことに。「調子乗ってるとコワイことあるぞ」っていうのが、セックスにはあったんですよ。
    町山 そうなんですよね。
    みうら 刷り込んでたのかもしれない。
    町山 最後、大抵、死んじゃって終わるしね。昔はね。
    みうら それはほら、中川信夫の『地獄』とか、ああいう映画って、[*28]
    町山 そう。
    みうら 「酷いことをすると、こんなことになるぞ!」って、
    町山 「地獄に堕ちるぞ!」ってね。
    みうら 怪談映画も全部そうだったじゃん。
    町山 はいはい、はい。
    みうら でも今の人って、そんなの観ないから、
    町山 はい。
    みうら 地獄・・・知らないでしょ?落ちるの。
    町山 ああ、そうですよね。
    みうら あんのにね。
    町山 うん。
    みうら 地獄あんのにね。
    町山 地獄あるのにねえ。
    みうら あるよ、地獄。
    町山 ねえ。
    みうら 何回も落とされてるよ。
    町山 ねえ。あ、じゃあ僕、『地獄』っていう映画の話をしてもいいですか?
    みうら いいですよ。
    町山 曲かけてもいいんですか?
    みうら いいですよ。
    町山 曲はまだ?・・まだですか?
    みうら かけましょうよ。もう、いいですよ。
    町山 えっと・・・耳について離れない、歌っていうんで、
    みうら うんうん。教えてください。
    町山 選んでください、って言われましたんで。
    みうら はいはい。
    町山 僕はねえ・・・これなんですけどねえ。
    みうら 山崎ハコ。
    町山 山崎ハコの・・・、
    みうら ああ・・・「心だけ愛して」、どんな曲だっけ?
    町山 これねえ、『地獄』っていう映画があったんですよ。あの、中川信夫じゃないやつ。
    みうら あ~!わかった、わかった!・・・くましろさんのやつだ!
    町山 神代辰巳(くましろたつみ)さんのやつ、監督のやつですねえ。[*29]
    みうら うん、観た観た、観た。・・・あの・・・あの人、オッパイ大きい人が出てくる・・、
    町山 原田美枝子さんが(笑)出てくる・・。
    みうら 原田美枝子、そうそう。
    町山 オッパイ大きいとか、あの頃、スゴイ巨大な、物凄い物が胸に付いてるんですけど(笑)、
    みうら あの・・・石の燈籠みたいなとこに「カラカラ、カラカラ」やるやつでしょ?
    町山 ハイハイ、そうです、そうです。
    みうら はいはい。
    町山 恐山みたいな・・・映画なんですけど。
    みうら 恐山みたいなとこ、ありました、ありました、。
    町山 ここは要するに、地獄に堕ちる人達の話で、
    みうら はい。
    町山 地獄へ行って、鬼にイジメられたりする、っていう映画なんですけども。
    みうら はい。
    町山 これ、近親相姦の話なんですね。
    みうら そうだったね。
    町山 はい。で、妹が原田美枝子で、兄が愛してしまって、っていう話なんですけど。
    みうら うん。
    町山 それで地獄に堕ちるんですね。
    みうら うん。
    町山 で、それはいいんですけども、
    みうら うん。
    町山 この、歌がね、この主題歌が「心だけ愛して」っていう歌だったんですけど、覚えてませんか?これ。
    みうら 流れてたんだろうねえ。覚えてないや。
    町山 あ、ホントに。
    みうら 原田美枝子さんのオッパイのことばっかり考えて・・・。
    町山 あ、そればっかり考えてたんだけど(笑)。
    みうら (怖くなきゃいいのに)と思ってたぐらいでしたわ。その当時は。
    町山 (笑)。これ、要するに、「セックスじゃないのよ。」と。
    みうら はい、はい。
    町山 「心だけ愛してよ!」っていう歌なんですけど。
    みうら なるほど。
    町山 これは耳について、今も。
    みうら うん。
    町山 だから、悪いセックスとかしてる時に、
    みうら うん。
    町山 あの・・愛して無いのにセックスしたりしないですか?
    みうら ちょっと待ってください。え、今、「悪いセックス」って言いましたね?
    町山 (笑)、じゃ、「愛してないセックス」?
    みうら ありますよ。
    町山 その時に、相手は愛してるとするじゃないですか。その時どうします?
    みうら でも、相手が愛してるかどうかは、
    町山 はい。
    みうら わからない、と僕、思ったんですよ。
    町山 「愛してる、って言って!」とか言われません?
    みうら ああ、言われるよ。
    町山 「ねえ、愛してる?」って聞かれないですか?
    みうら だって、アレの時って、エッチの時って、
    町山 はい。
    みうら リズムじゃないですか。セックスってリズムだと、僕思うんですよ。
    町山 ああ、ああ。
    みうら こういう感じでリズム組んでる時に、
    (手拍子 パン、パン、パン、パン・・・)
    町山 はい、はい。
    みうら 「愛してる?」って言われたら、「ハイ、ハイ、!」って言ってかないと、
    町山 「ハイ、ハイ、!」って(笑)。
    みうら そこで、「・・・。いや、ちょっと・・。」って止まると、リズム感が悪いんだよね。
    町山 ちゃんと合いの手を、受けないとダメ・・・。
    みうら だからいつも、(パン、パン、パン、)「愛してるよ!!」(パン、パン)ってこう・・・。
    町山 (笑)。
    みうら いつも言うように、してますよ。
    町山 ああ、
    みうら してきた。
    町山 はい、はい。
    みうら でも、その話を飲み屋ですると、
    町山 はい。
    みうら 「言わないね!」って言う人がいるんだよね。
    町山 (笑)。
    みうら 「女の人に聞かれることあるじゃん!」って言ったら、「いや、なんも言わない。」って。
    町山 ああ。
    みうら (冷たい奴だなあ!)って僕、思ったことがあった。それ。
    町山 ああ。
    みうら 言えばいいじゃん!
    町山 言えばいいじゃん!言ってやりゃあいいじゃん!、ていうねえ。
    みうら ノリじゃん!ノリ、ノリ。
    町山 ああ・・。
    みうら ノリが悪いなあ・・と思ったけど。「悪いセックス」した時は・・。
    町山 いや、その、「心だけ愛して」っていう歌がねえ、こう・・・蘇ってくる時、ないですか?(お前、悪いセックスしてるな!)
    みうら ああ、いや、ありますよ。
    町山 (身体だけだろ!お前は!)っていう。
    みうら もちろん、ありますよ。
    町山 ねえ。この歌はね、この山崎ハコさんの歌は、そういう怨念のようなね、身体だけの人に対する怨念のような歌なんですよ。
    みうら じゃ、聴いてみましょう。
    町山 はい。
    みうら 山崎ハコさんで「心だけ愛して」。
    ~♪~ 心だけ愛して / 山崎ハコ ~♪~ [*30]
    みうら 山崎ハコさんで「心だけ愛して」でした。
    みうら ハイ、そういうことで、1981年、早稲田大学法学部に入学。童貞喪失が最大の出来事、そして振られた。という時期になります。
    町山 はい。
    みうら 大学1年の時に彼女のアパートで、済まされた、と。
    町山 全部・・・大学の時が初めてでしたね。高校が男子校だったんで。
    みうら ああ、うちも一緒だ。
    町山 女の人に触ったこともない。
    みうら オレも全く同じだ。
    町山 ああ、そうですか。もう・・・何もかも初めてだから。
    みうら どうやって口説いて、どうやって持っていったんですか?そこまで・・・あっちから誘われるままに、っていう・・・、
    町山 ・・・そうですね。
    みうら 『青い体験』みたいな。[*31]
    町山 結局、夜になって、「アパート来る?」みたいな、感じですよね。
    みうら あっちが言ってきた?だって、彼女のアパートだもんね?
    町山 そうそう、そう。で、最初は2人で黙って寝てて。で、そのうちにこう・・・。
    みうら 黙って寝てた?
    町山 そうそう、そう。
    みうら うん。
    町山 緊張してるから、どっちも(笑)。(どっちが、手、出す?)みたいな。
    みうら どっちも?どっちも、だったんすか?DTとSJ?
    町山 その時はそう言ってたんですけど。後から(そうじゃねえな・・)と思いました(笑)けどね。
    みうら ふ~ん。
    町山 向こうはね。ま、一応・・・そう言っとくもんですからね。
    みうら ま、言っとくもんだった。
    町山 はい。
    みうら 最大の出来事、ということですよね?やっぱ。
    町山 そうですね。
    みうら その以降に最大の出来事ってありましたか?現在に至るまで。
    町山 みうらさんとの出会いですよ。
    第2部『その男、みうらじゅん』へ・・・続きはこちら

    [*1]あの野郎に説教された ⇒ 町山智浩アメリカ日記

    [*2]『ジェレミー』(JEREMY/JEREMY JONES)
    TSUTAYA作品情報

    [*3]『ビリティス』(Bilitis)⇒ DVD Fantasium

    [*4]渡辺祐(わたなべたすく) ⇒ MAKE IT FUNKY!

    [*5]『怪獣総進撃』 ⇒ TSUTAYA作品情報

    [*6]青林堂 ⇒ www.garo.co.jp

    [*7]『三大怪獣 地球最大の決戦』 ⇒ TSUTAYA作品情報

    [*8] 『キングコング対ゴジラ』 ⇒ TSUTAYA作品情報

    [*9] ケイブンシャ ⇒ wikipedia

    [*10]日東科学教材株式会社 ⇒ NITTO Online SHOP!

    [*11]『総天然色ウルトラQ』 ⇒ 特設ページ

    [*12]『緯度0大作戦』 ⇒ TSUTAYA作品情報

    [*13] 『大群獣ネズラ』 ⇒ wikipedia

    [*14]金星ガニ
    ⇒『金星人地球を征服』(It Conquered The World ) amazon

    [*15]イーマ ⇒『地球へ2千万マイル』(20 MILLION MILES TO EARTH) TSUTAYA作品情報

    [*16]ゴルゴ
    ⇒『怪獣ゴルゴ』(GORGO) TSUTAYA作品情報

    [*17] 「ビックリハウス」 ⇒ ビックリハウスアゲイン

    [*18]ゴーゴーガール ⇒ twitter.com/TomoMachi

    [*19]フラワー・メグ
    ⇒ ささやき・ためいき・もだえ 第二集 amazon

    [*20]『高校生ブルース』⇒ TSUTAYA作品情報

    [*21] 『フレンズ/ポールとミシェル』(Friends)
    TSUTAYA作品情報

    [*22]『ドラゴン 怒りの鉄拳』(精武門/FIST OF FURY/CHINESE CONNECTION/THE IRON HAND) ⇒ TSUTAYA作品情報

    [*23]『怪獣大戦争』 ⇒ TSUTAYA作品情報

    [*24]『美女と液体人間』 ⇒ TSUTAYA作品情報

    [*25]『マタンゴ』 ⇒ TSUTAYA作品情報

    [*26]『天使のはらわた 赤い教室』
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    [*27] 『堕靡泥の星 美少女狩り』 ⇒ amazon R-18

    [*28]『地獄』/ 中川信夫 ⇒ TSUTAYA作品情報

    [*29]『地獄』/ 神代辰巳 ⇒ TSUTAYA作品情報

    [*30]心だけ愛して / 山崎ハコ
    ⇒ 『歌いたいの』 山崎ハコ TSUTAYAオンライン 試聴可

    [*31] 『青い体験』(Malizia) ⇒ TSUTAYA作品情報

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