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    『本当はこんな歌』 あの歌この歌こんな意味!ヅラも吹っ飛ぶ意外な歌詞!【2013年5月21日たまむすび】

  1. スタジオ  赤江珠緒(フリーアナウンサー) 山里亮太(お笑い芸人、南海キャンディーズ)
  2. 帰国中につきスタジオ出演 町山智浩(映画評論家、コラムニスト)
  3. ~Conflict~
    いよいよ本日発売!『本当はこんな歌』はこんな本!

    赤江 それでは毎週火曜日の「たいしたたま」は、アメリカ在住の映画評論家、町山智浩さんです~。今週は帰国中の町山さん、スタジオ生出演です。お久しぶりで~す。
    町山 はい、どうもです。よろしくおねがいします。
    山里 お久しぶりです、町山さん。
    町山 どうも。
    赤江 町山さん、大丈夫ですか?もう、お身体の方は?
    町山 全然、ダメです!ハイ。
    山里 (笑)。
    町山 (笑)・・・喘息の発作が止まらなくて。
    赤江 なかなか・・・なかなか引っ張ってますねえ。
    町山 ず~っと治んないんですよ。
    赤江 あ~、そうですか・・・。
    町山 ハイ。ま、大丈夫です。ハイ。
    赤江 そんな中、ねえ、日本に来日ということで・・・(笑)来日?
    町山 来日じゃないですね、帰国ですね。
    赤江 来日じゃないな、帰国されまして、
    町山 はい。
    赤江 え~、今日はねえ、まずはねえ、こちらからさせて頂きましょうねえ。『本当はこんな歌』アスキー・メディアワークスから新刊本を出される、ということで・・・。[*1]
    町山 はい。出ました!もう。今、書店に並んでます。
    山里 今日!発売ですよね?
    町山 はい、今日発売です。ハイ。
    赤江 今日発売!
    町山 はい。
    赤江 え~、こちらは週刊アスキーで掲載していました連載を書籍化されまして、
    山里 うん。
    赤江 意味もわからず歌っていた洋楽ロック歌詞の本当の意味や、アーティストが作詞作曲に至った背景を解説している、と。
    山里 うん。
    赤江 40曲も取り上げておりまして、表紙は、映画や音楽のアートワークを多く手掛けるイラストレーター、ロッキンジェリービーン氏の表紙となってございますが。[*2]
    町山 これ、カッコイイでしょ?表紙。
    赤江 うん。
    山里 カッコイイ!
    町山 超!カッコイイですよ、エロくて。

    赤江 スゴイですねえ。
    山里 そう、いろんなメッセージがこの絵だけでも、なんか・・・。
    赤江 なんか、町山さん!て感じがする。
    町山 なんで、オレ(笑)・・・、こんなオッパイ大っきいお姉ちゃんで、なんでオレなの(笑)・・・。
    山里 (笑)。
    赤江 いやいや、なんかスゴイ、「町山さ~ん!」ていう感じがする。
    町山 あ、町山が好きそうな女の子、ってことですね。
    赤江 うん、うんうん。
    山里 そりゃ、町山さんの絵を描いたわけじゃないですからね。
    赤江 (笑)。
    町山 オレが巨乳なのかと思いましたよ。
    赤江 (笑)。
    町山 そういうのじゃないですね、ハイ。
    山里 (笑)。
    町山 でも、この本ねえ、スゴイ、表紙イイんですけどねえ、
    赤江 うん。
    町山 何処にもねえ、この著者の町山智浩ってのは何者なのか、書いてないんですよ。
    山里 あら?普通、著者近影みたいなねえ、写真が付いてたりとかありますけど。
    赤江 うん。
    町山 編集者、忘れたんですね、これ。
    赤江 え?!
    山里 え?あ、シンプルに忘れちゃったの?これ。
    町山 忘れた(笑)・・・。
    赤江 (笑)、そうですか・・・。
    町山 これねえ、オレ、確かねえ、昔、芥川龍之介の本を読んだ時も、「芥川龍之介 生年月日・・・」とか書いてあったと思ったんだけど・・。
    赤江 ちゃんと書いてありますよ。
    町山 村上春樹も書いてあるよね?
    赤江 書いてあります。
    町山 林真理子も書いてあると思うんですけど。
    赤江 ホントだ。
    町山 「オレだけ入ってないのかよ!」っていう(笑)・・・。
    赤江 (笑)。
    山里 だから、僕ね、内容が結構ヤバイ感じのこともあるわけじゃないですか。
    赤江 うん。
    山里 これは、みんなが普通に楽しんでたことが、「いや、実はこんな卑猥な意味だった」とかいろいろ書き過ぎてるから、
    町山 はい。
    山里 著者は隠さなきゃいけなかったのかな?とか思う。
    赤江 (笑)。
    町山 いや、普通、こんなこと書いてるやつ、「コイツ、誰なんだ?この町山ってやつ?」って言って、どこを探しても本に書いてない、っていうねえ。
    赤江 そうなんだ・・・。
    町山 困った本ですが!(笑)。ハイ。
    山里 町山さんが書いてますんで。
    赤江 ねえ。
    町山 ハイ。
    赤江 大槻ケンヂさんも帯を書かれて、ね。
    町山 はい、はい。これ、大槻ケンヂが書いたのかと思っちゃうよねえ。
    山里 (笑)。確かに。
    赤江 そうそう、大槻ケンヂさんの方がバーン!て前に出てる(笑)・・・。
    町山 ねえ。
    赤江 (笑)。
    町山 こういう感じですけど、ハイ。
    赤江 ということですけれども、今日はですね、この本に絡んだお話も頂きますけれども、
    町山 はい。
    赤江 まずは、この新刊本、プレゼントさせて頂くと、
    町山 はいはい。
    赤江 ということで町山さん、ありがとうございます。
    町山 はい。あの、買った人は必ずこのカバーにね、
    赤江 うん。
    町山 町山智浩はどんな人かちゃんと書いてください。
    赤江 (笑)。
    山里 自分でね!
    町山 自分で・・・著者紹介を書いてください。ハイ(笑)。ついてないんで。
    赤江 (笑)。
    山里 貸す時がある時が・・・(笑)。
    町山 ハイ(笑)。「誰だ?これ?」ってことになるんで、ハイ。
    赤江 (笑)。
    町山 「バカ」とか書かないでくださいね。「町山バカ」とかね。ハイ。
    山里 (笑)・・・悪口ダメなのね。
    町山 わかりやすいですけど。
    山里 そんな人いないでしょ(笑)・・・町山さん(笑)。
    赤江 (笑)。この新刊本を番組をお聴きの5名の方にプレゼントです。
    (プレゼント応募方法告知・・・略)
    赤江 では本題、参りましょう。早速ねえ、町山さん。
    町山 はい。えーとねえ、
    赤江 うん。
    町山 今日はねえ、この本の、宣伝をしに来たんですが。
    赤江 うん。
    町山 ただ、この本に書いてあることをここで言っちゃったら、誰も本、買わないじゃん。
    山里 ま、そうですよ。
    町山 「聴いちゃったから、買う必要ね~よ!」って思うんで、
    山里 はい。
    町山 この本に載ってないことだけ話します。
    赤江 お!素晴らしい。
    町山 はい。
    赤江 てことは、この本だけでも40曲はあるんですけど、
    町山 それ以外の曲。
    赤江 まだまだ、あるってことですね。
    町山 それ以外の曲の話をします。
    赤江 誤解されてる曲っていうのが。
    町山 はい。誤解されてる曲。
    赤江 は~。
    町山 あのね、実はね、版権の問題があって、
    赤江 ええ。
    町山 載せられなかった歌もあるんですよ。
    赤江 うん、うん。
    町山 連載中は書いたのに。
    山里 ふんふん。
    町山 で、あとねえ、これさあ、普通だったら英語歌詞が載ると思うじゃないですか。
    山里 そうですよねえ。
    町山 日本て。
    山里 はい。
    町山 これ実はね、ゲラの段階では入ってたんですよ。
    山里 ふんふん。
    町山 ギリギリになって、「載せられない」つって、
    赤江 え?
    町山 許可が出なかったんですよ。
    赤江 そうなんですか。
    町山 そう。某、大手、(笑)・・・音楽著作権の会社がですね、
    赤江 うん。
    町山 え~、「もしその歌詞を載せるんだったら印税何%よこせ」みたいな話になりましてですね、
    山里 なるほど。
    町山 はい。
    赤江 なんと、なんと・・・。
    町山 で、英詞、全部抜いたんですよ、ここから。
    山里 あ~!そうなんだ・・・・。
    町山 だから、最初、このぐらいの厚さの・・・。
    山里 結構、分厚さ的には・・・辞書ぐらいあったのを・・。
    町山 そう。それをギュッと減っていってしまって1000円になっちゃったんですけど。
    山里 ほう。
    町山 まあ、結構大変ですよ。
    赤江 へ~・・・。
    町山 歌詞はねえ・・・二次著作物で、俳優とか歌手とかの、
    赤江 うん。
    町山 顔写真とかと同じようなものとして扱われるんですね。
    赤江 うん。だってあの、テレビなんかでも、ちょっと使うだけでね、もう・・。
    町山 そうそう、そう。
    赤江 ホントに、曲の中のほんの一部使うだけでも、いろんな所にね、
    町山 そう。
    山里 そうだ。言ってた。高橋ジョージさんが、「あの話をしてくれただけでもチャリンチャリン入ってくるんだ。」って言ってたもん。
    町山 そう。だから、番組の中で使うぐらいだったらそれほどでもないんですけども、
    赤江 うん。
    町山 それを・・・売ると。本とか、CDに出したり、DVDとかにすると、
    赤江 うん。
    町山 印税を払わなきゃなんなくなるんですよ。
    赤江 は~・・。
    町山 そう。
    山里 損得との戦いをくぐり抜けて来た、精鋭たちがこれだ。
    町山 そうそう、そう。だからもう、「全部取っちゃえ!」って取って(笑)、
    山里 (笑)。
    町山 ただね、英語歌詞はね、
    赤江 ええ。
    町山 今ね、インターネットで、全部、どんな歌でも探せるんですよ。
    赤江 は~。
    町山 英語の原題を入れて、
    赤江 ええ。
    町山 「lyrics」っていうふうにお尻にくっつけてもらえば、
    赤江 うん。
    町山 インターネットですぐ英語歌詞は出てきますから、
    山里 うん。
    町山 それを見ながら、僕のこの本は読んでもらったらいいかな、と。
    赤江 あ、いいですね。
    町山 はい。
    山里 いや、読んでから聴く、ってのもめっちゃ面白いですよね、これ。
    町山 スイマセン、ありがとうございます。
    赤江 いや、ホントですよ。
    町山 はい。
    山里 あの耳馴染みある、普段良く聴いているあの曲が、
    町山 はい。
    山里 こんなゲスい・・・。
    町山 そうそう、そう。
    赤江 まさか、っていうことがありましたよ、これ、
    町山 あります。はい。
    赤江 うん。
    町山 これ、だから、一番結構、日本人がよく聴いてるのだと、
    赤江 うん。
    町山 今回は流さないですけど、「ウォーク・ディス・ウェイ(Walk This Way)」っていう歌があるんですよ。[*3]
    赤江 うん。
    町山 「ウォーク・ディス・ウェイ」ってのは、Run-D.M.C.がカバーして、元々エアロスミスが歌ってた歌なんですけれども、
    山里 はい。
    町山 僕も、エアロのコンサートでもRun-D.M.C.のコンサートでも、僕行って。
    赤江 うん。
    町山 その頃、英語わかんなかったから、「イエ~イ!」つって、「ウォーク、ディス、ウェ~イ!!」って、一緒にコーラスしてたんですけど、
    山里 はい。
    町山 歌詞を今回調べてみたら、童貞の男が童貞を捨てる、いろんなパターンが書いてあるだけの歌詞でした(笑)。
    赤江・山里 (笑)。
    町山 (笑)。「こんな風にして童貞を捨てました。」とか。
    山里 それをもう、みんなで熱狂しながら、
    町山 熱狂しながら!「ウォーク!ディス!ウェ~イ!!」って。なんなんだ?っていう、ね。(笑)。
    山里 「こうやって、童貞捨てたぞ~!!」って。(笑)。
    町山 そうそう、そうそう。あとねえ、この本の中で詳しく書いてありますけど、
    赤江 はい。
    町山 「ブラウン・シュガー(Brown Sugar)」って歌があるんですよ。[*4]
    山里 はい。
    町山 これ、ローリング・ストーンズのすごく有名な歌で、
    山里 うん。
    町山 で、これ、ライブだとみんな、サビの所をですね、「アイセッド、グーッド、グーッド」って言って、「イエ~イ、イエ~イ、イエ~イ」の所で、「フ~!!」って言うんですよ、みんなで。
    赤江 うん、うん。
    町山 観客全員がそこで、ミック・ジャガーと一緒にね、「ウ~!!」って言いながら飛び上がるんですけども、
    赤江 はい。
    町山 これは歌詞をよく見ると、ある女性とミック・ジャガーがいたしていて、
    山里 はい。
    町山 で、「僕はその時にあんまり気持ちがいいんで、『イイぞ、イイぞ!イク!!』って言った。」っていうふうに書いてあるんですよ。
    赤江 (笑)・・・。
    町山 これ、ミック・ジャガーがイク瞬間の、「ウ~!」っていうのを(笑)、
    赤江 みんなで、
    町山 みんなで・・武道館とかで・・・、
    赤江 「ウ~!」じゃないよ(笑)。
    町山 そう。(笑)・・・東京ドームで、3万人とか4万人で、みんな、「ウ~!」ってミック・ジャガーと一緒にイッてる、というね。
    山里 (笑)・・・。
    町山 困ったもんだ、っていうことが段々わかってきてねえ(笑)。
    山里 スゴイ・・・。
    町山 非常に面白いですね、ハイ。
    赤江 そうなんですよねえ・・・。
    町山 でねえ、今日はねえ、
    山里 はい。
    町山 その、この本に書いてない、
    赤江 はい。
    町山 書いてることを言ったら本が売れなくなるので!
    赤江 ほう!
    町山 はい、書いてない曲をガンガンやりたいと思いますが
    赤江 おねがいします。

    ~Conflict~
    「本当はこんな歌」にも載ってないけど、本当はこんな歌達

    町山 まず1曲目ですね、
    赤江 うん。
    町山 この曲を聴いてください、ハイ!
    ~~♪~ Veronica / Elvis Costello ~♪~~[*5]

    Is it all in that pretty little head of yours?
    What goes on in that place in the dark?
    Well I used to know a girl and I could have
    sworn that her name was Veronica

    山里 聴いたことある、これ・・・。
    赤江 うん、うん、さわやかな・・・。

    Well she used to have a carefree mind of her
    own and a delicate look in her eye
    These days I'm afraid she's not even sure if her
    name is Veronica

    町山 はい。
    赤江 これ、あれですよねえ。
    町山 はい。これ、あの・・・朝の、
    赤江 朝の・・・「とくダネ!」?
    町山 朝の・・・ヅラ番組ですね。
    赤江 ちょ、ちょ、ちょ!(笑)・・・
    山里 (笑)。そういうふうに・・!!
    町山 あの・・・(笑)。イヤ、朝のさわやかな・・・。
    赤江 そうですよねえ。
    町山 はい。番組のねえ・・。
    赤江・山里 (笑)・・・
    町山 あの・・・テーマ曲として、長い間、使われてきて。
    赤江 テーマ曲ですよねえ、うん。
    町山 まず、サビまでちょっと、聴いてもらったほうがいいかな?

    Do you suppose, that waiting hands on eyes,
    Veronica has gone to hide?

    赤江 そうそう、そうそう。この辺がね。
    山里 ここ、ここ。
    町山 朝から、こう、これ聴いた途端に、「会社行くか!」みたいな。

    And all the time she laughs at those who shout
    her name and steal her clothes
    Veronica
    Veronica

    赤江 そうそう。まさにここね。
    町山 ねえ。「朝」、って感じじゃないですか。
    山里 はい。
    町山 これねえ、「ヴェロニカ」っていうタイトルの、エルヴィス・コステロっていうパンクロッカーの人ですね。
    赤江 はい。
    町山 ・・が、作った曲なんですけども。
    山里 はい。
    町山 これ、歌詞はねえ、「ヴェロニカ」って、この人のおばあちゃんなんですよ。エルヴィス・コステロの。
    赤江 ふ~ん。
    町山 ホントの話。
    赤江 ふんふん。
    町山 で、老人ホームに行ったら、かなり重度のアルツハイマーで、
    山里 はあ。
    町山 何を言っても反応しないんですよ。
    赤江 ええ。
    町山 「おばあちゃん、大丈夫?元気?」って言っても・・・もう、何も答えない。
    山里 うん。
    町山 もう、目も何処を見てるかわからない。
    赤江 うん。
    町山 でも、このヴェロニカっていうおばあちゃんには青春があったんだ、と。
    赤江 うん。
    町山 心の中では初恋の想い出とかが駆け巡ってるかも知れないけれども、今の彼女は何の反応もしない。
    赤江 うん。
    町山 ・・という、歌なんですよ、この歌は。
    赤江 え!え~、そういう歌なんですか?これ・・。
    町山 朝からそういう歌聴かされるんですよ。実は。
    赤江 いやこれ、ちょっと、思ってたようなイメージと違いますよ、私。
    山里 いや、もっとさわやかな、ねえ。
    町山 爽やかだと思うじゃないですか。
    山里 「今日も1日、始まったよ!」みたいな歌じゃないんですね。
    町山 全然違うんですよ。これは。
    赤江 ちょっと、切なすぎる・・おばあちゃんの、ねえ。
    町山 切ないんですよ。このエルヴィス・コステロさんてのは、曲はいつもポップなんですけど、歌詞は物凄く、政治的な内容とか、激しい内容とか、歌ってるんですよね。
    山里 へ~・・・。
    町山 そういう人なんです。パンクだから。ハイ。
    山里 それを番組に起用した人は、その詞の意味とかを理解せずに、このテンポ感だけで、
    町山 この、曲だけで、使ってるんですよ。で、こういうのは、凄く多いですよ。
    赤江 は~。
    町山 だから、ここでは・・・ちょっとねえ、2曲目を飛ばしてですね、
    赤江 うん。
    町山 3曲目で、えーと、フィル・コリンズの「セパレート・ライヴス」。ちょっと聴いて頂けますか。これも皆さんご存知だと思います。
    ~~♪~ Separate Lives / Phil Collins & Marilyn Martin ~♪~~[*6]

    You call me from the room
    In your hotel
    All full of romance
    For someone that you met
    And tellin' me how sorry you were
    Leaving so soon

    町山 これ、サビになると多分ね、聴いたことあると思うんですけど。スゴイ有名な曲です。

    And that you'll miss me sometimes
    When you're alone in your room
    Do I fell lonely, too

    町山 ちょっと、喋っちゃったほうがいいかな?
    赤江 うん。
    町山 サビのとこで静かにしますよ。あ、でも、ここから来る。

    You have no right
    To ask me how I feel
    You have no right

    赤江 あ~!映像・・・なんか、恋人同士がバーっと出会う、みたいなね、そういう映像とかで見ますよ。

    To speak to me so kind

    赤江 やっと巡り会えた!みたいな、ねえ。

    I can't go on
    Just holding on the ties
    Now that we're living
    Separate lives

    町山 この歌が、そういう、その・・・愛のテーマとか、ラブシーンに使われたりするじゃないですか。
    赤江 そう!ラブシーンですよ、絶対ね。
    町山 ねえ。
    赤江 うん。
    町山 そういう風にみんな使ってるし、そういう風に聴いてるんですけど実際はそんな歌じゃないんですよ。別れた夫婦の、旦那の立場から歌ってて、
    赤江 え?
    町山 その旦那のとこに電話がかかってくるんですよ。
    赤江 はい。
    町山 前の、自分を捨てた奥さんから。
    赤江 ほう。
    町山 で、「アナタ、今何してるの?」、「寂しくない?」とかいう電話なんですよ。
    赤江 ふん。
    町山 それに対して旦那は、「バカヤロー!!!!」って言ってる歌なんですよ。
    山里 え?
    赤江 え~?!!
    町山 そうなんですよ。「お前はオレを捨てて他の男と出て行ったんだから、オレに電話して、オレが元気かどうかなんて聞く資格も何も無いんだよ!!二度と電話してくんな!!!」って言ってんですよ、これ。
    赤江 (笑)。そんなこと言ってる歌?!コレ!
    町山 言ってんです!コレ!
    山里 え~?!
    町山 「オレたちはもう、別れてバラバラだし!二度と修復不可能だし、お前はオレを裏切ったんだ!バカ!!」って電話で言ってんですよ、これ。
    赤江 (笑)・・・え~?!
    山里 こんなムーディーな感じで?
    町山 そういうことを言ってるんです、これは。実は。
    山里 これバックに結構、抱き合ったりするシーンが・・
    赤江 そう、抱き合ったりしてますよ、これ。
    町山 トンデモナイ!内容は全然、そんな歌詞じゃないです。
    赤江 なんだったら、これで、上手く抱き合って。この後コーヒーでも飲もうかい?みたいな、
    町山 全然!
    赤江 平和な感じの映像ですよ。
    町山 正反対です。
    赤江 え~!
    町山 これねえ、フィル・コリンズさん自身が作った曲じゃ無いんですけど、フィル・コリンズはこの当時、ホントに奥さんに逃げられてるんですよ。
    山里 は~。
    赤江 あ、じゃ、実体験をベースにして。
    町山 実体験。で、この人、その頃、ヒット曲を何個も出してるんですけど、
    赤江 はい。
    町山 ほとんど全部が、奥さんとの別離を歌ってるんですよ。
    山里 へ~!
    赤江 (笑)・・・でも、この、甘い感じのメロディーは何?
    町山 ねえ?!
    山里 なんでそれの、感情に合わせた曲にしないんですかねえ?
    町山 ねえ!
    赤江 ねえ!(笑)。
    町山 わかんないんですけど(笑)。実際は「二度と電話してくんじゃねーよ!このアマ!!」っていう電話なんですよ。電話っていうか、歌なんですよ。
    赤江 歌詞は。
    町山 歌詞は。
    赤江 は~。
    町山 もっと酷くて、この人の歌で「夜の囁き」って歌があるんですね。[*7]
    山里 はい。
    町山 フィル・コリンズがその当時出した歌は。それは前の奥さんに対して歌ってるんですけども、「君はオレを裏切った」と。「もし、君が目の前の川で溺れていたとしても、オレは助けないよ!」って言ってんですよ(笑)。
    赤江 もう、(笑)、ちょっと、ちょっと(笑)!
    町山 (笑)。
    赤江 人としてどうなのよ!
    赤江 それも曲調は、ちょっと、ムーディーな感じの?
    町山 ムーディーな、静かな、ムーディーな感じなんですけど。コワ~イ内容なんですよ(笑)。
    赤江 スゴイことを歌にしちゃってますねえ。
    町山 スゴイんですよ。
    山里 海外の方って、自分の感情とかを結構、直接的に書きますよねえ。歌詞。
    町山 もう、ホントに恨んでたんだと(笑)、思うんですよ。
    赤江 もう、ホンネぶつけまくりですねえ。
    町山 そうなんですよ。奥さんがねえ、家に出入りしてたインテリアデザイナーの男とデキちゃったんですよ。
    赤江 わちゃちゃちゃちゃちゃ・・・。
    町山 それで駆け落ちしちゃって・・・(笑)。っていう話で。
    山里 そっか・・・。
    赤江 ま、はらわた煮えくり返ってる状態なのを、
    町山 煮えくり返ってる。だって、1つのアルバムの中で、5曲ぐらいが奥さんに対する恨みの歌なの。
    山里 (笑)。
    赤江 え~?!
    町山 スゴイですよ。(笑)。
    山里 スゴイな・・・。、
    町山 スゴイんですよ、フィル・コリンズ。
    山里 走るんでしょうね、ペンがこう・・・。
    町山 ペンがねえ。(笑)。
    山里 気持ちが乗ってるから。
    赤江 でも、そのね、アルバムが売れた時には、奥さんはまた、どういう気持ちで・・・(もう、私へのこの恨みつらみが・・)
    町山 いや、(アンタ、元を取ったでしょ!)って思ったんじゃないですか?(笑)。
    山里 なるほどね。あの人、別れたお陰でいい曲出来たじゃないの・・。
    町山 (笑)。そう。(元取ったじゃないの!)っていう。
    山里 でも凄いのが、そんだけ恨みつらみとかを、あんま、恨みつらみの歌と思って感じ取れないのは。僕ら日本人はわかるじゃないですか。
    町山 はい。
    山里 でも海外の人もそんなに・・・?
    町山 これは、昇華してるんですね、多分。恨みつらみを。凄く。
    赤江 ふん。
    町山 ただ、ホントに物凄く恨みつらみを音楽にぶつけてる物もあるんですよ。それは後で聴きますね。
    赤江 うん。
    町山 でねえ、もう一つね、この曲も多分ご存知だと思うんで、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド、「リラックス」!
    ~~♪~ Relax / Frankie Goes To Hollywood ~♪~~[*8]

    (Intro)

    山里 あ!
    赤江 知ってる、知ってる、知ってる。
    町山 知ってるでしょ?
    赤江 はい。
    山里 これはかなり、日本でも聴く。
    町山 はい。これ、ビールのコマーシャルで使われてたんですけども、
    赤江 うん。
    町山 世界中で大ヒットしたんですが、
    山里 はい。
    町山 これ、イギリスとか、アメリカの一部の地方では、放送禁止になってるんですよ。
    山里 これ?

    Relax, don't doit
    When you wanna go to it

    赤江 え、「リ、ラックス!」これですよね。
    町山 そう。

    Relax, don't doit
    When you wanna come

    赤江 うん。
    山里 これ、番組の主題歌とかにもなってる曲でしょ?
    町山 番組の主題歌とかになってます!日本でバラエティ番組の主題歌とかになってます。
    山里 はい。

    Relax, don'tdoit
    When you wanna sock it to it
    Relax, don't do it

    町山 でもこれ、リラックスって、なんでリラックスって言ってると思います?これ。
    山里 え?
    町山 「リラックスしろよ!」って言ってるわけですよ。
    赤江 「リラックスしろよ!」ってことですよね。
    山里 「緊張しないで」
    赤江 「リラックスして!」
    町山 そう。「リラックスして!」って、
    赤江 「のびのびしてやっていこうぜ!」みたいな。
    町山 そう、「ドント・ドゥ・イット」、「力を抜け」つってんですよ。
    山里 うん。
    町山 なんで力を抜かなきゃなんないんですか?リラックスして。
    山里 え?舞台に立ってる、とかね。
    赤江 これから、なんか、スポーツで、戦うぜ、みたいな。

    When you wanna come
    When you wanna come

    町山 ここ、今の歌詞の中で「フェン・ユウ・ウォナ・カム(When you want to come)」つってんですよ。
    山里 はい。
    町山 「カムしたいんだったら、」つって、「カムしたいんだったら、リラックスしろ!」つってんですよ。
    赤江 カム?
    町山 「カム」ってなんでしょう?英語で。
    山里 えーと・・・・「イク」。
    町山 そう!「イク」とか「射精する」って言うんですよ。
    赤江 え?!「カム」ってそういう言葉なの?
    町山 「フェン・ユウ・ウォナ・カム」ってのは「イキたいんだったら、」っていう意味です。
    赤江 あら!
    町山 「イキたいんだったら、力を抜けよ」って言ってんですよ。
    赤江 あ、じゃ、それって、あの・・・下の方の・・?
    町山 そう。この人達はゲイなんですよ。
    山里 え?!
    赤江 あら!!ちょっとまって、リラックスって・・・。
    町山 だから、「ちょっと、力を抜かないと、お尻、入んないんですけど、」って言ってんですよ、これ。
    山里 (笑)。
    赤江 ウソでしょ?!!!
    町山 この通り、ホントにそういう歌なんですよ、これ。
    赤江 町山さん?!これ、そういう歌?!
    町山 そういう歌なんですよ。これ。
    山里 それは、かなり意訳して、とかじゃなくて、もう、直接・・・?
    町山 直接的に。もう、そのままストレートに言ってます、これ。
    山里 (笑)。

    But shoot it in the right direction
    Make makin'it your intention
    Live those dreams
    Scheme those schemes

    町山 で、ここのとこで、「出す時は狙いを定めてね」つってんですよ。
    赤江 は~!

    Gotta hit me, hit me
    Hit me with your laser beam
    Laser beam

    町山 そう。それで、「ヒッ・ミー・ヒッ・ミー(Hit me hit me)」ってだから、「叩いて、叩いて!」つってんですよ。
    山里 は~・・・。
    赤江 あ~、そうなんだ・・・!
    町山 これ、ただの(笑)、そういう、発展場的な歌なんですよ。
    赤江 え?いや、そうなんだ・・。
    山里 これ、ゴールデンのバラエティ番組の主題歌でしたよ。
    町山 バラエティ番組で使ってるんですよ、日本では。
    赤江 あとなんか、アメフトとかもね、まさにみんなで歌って、「ここはいくぞ!」みたいなのとか・・。
    町山 ハイ。ま、アメフトの人達もそういう人いると思うんですけど。
    赤江 (笑)。イヤイヤ、イヤイヤ、それはどうかわかりませんよ!
    町山 (笑)。
    山里 赤江さんの合いの手からとんでもないとこに・・・
    赤江 とんでもない、とんでもない。(笑)。
    町山 でも、これは、そういう歌なんですよ。
    赤江・山里 え~!
    町山 だから、放送禁止になってるんですよ。イギリスとかで。
    山里 知らないよ。これ、
    町山 はい。
    山里 だって、日本で当たり前にずーっと流れてるんで。
    赤江 まさかそんなピンポイントのことをリラックスしろ!(笑)って言われてるとは、
    町山 そう。
    赤江 思わなかった!
    山里 どうする?今日をきっかけでこれが放送禁止になったら。
    町山 (笑)。
    赤江 (笑)。
    町山 まあ、リラックスした方がいいと思うんですよね。
    赤江 ま、確かにそうですね。
    町山 ハイ(笑)。
    山里 後でそのアドバイスで締めくくる話じゃないでしょ。(笑)。
    赤江 リラックスすることは大事なことですよね。
    町山 だからね、僕、やっぱりアメリカに行って英語がわかるようになったのと、あと、アメリカ人もねえ、結構わからないで聴いてる場合も多いんですよ。
    山里 え?
    赤江 なんでですか?
    町山 次の曲なんかそうなんですけども、
    山里 はい。
    町山 カウンティング・クロウズの「ビッグ・イエロー・タクシー」っていう曲をちょっと聴いて頂けますか?
    ~~♪~ Big Yellow Taxi / Counting Crows ~♪~~[*9]

    They paved paradise
    And put up a parking lot
    With a pink hotel, a boutique
    And a swinging hot spot

    町山 これも、結構よく聴くと思うんですよ、日本でも。

    Don't it always seem to go
    That you don't know what you've got
    Till it's gone

    赤江 うん。いいですねえ。
    山里 爽快感。
    赤江 なんかこう、オープンカーでバーっと走り出す、みたなね。
    山里 そうそう、そう。

    They paved paradise
    And put up a parking lot.

    町山 トロピカルな。
    赤江 はい。
    町山 ねえ。これ、アメリカでもリゾート地とか、
    赤江 風を感じよう、みたいなね。
    町山 そう、ビーチとかで流れて。
    赤江 うん。
    町山 ビーチでこう、みんなビールを飲んでるじゃないですか。
    赤江 あ~、いいですねえ。
    町山 寝っ転がって、日焼けしながら。するとよく、そこで、スピーカーから流れくるんですけども、
    赤江 うん。
    町山 これ、歌詞が全然そういう内容じゃ無いんです。ていうか、そういうコトを、歌ってるんですけども、
    山里 うん。
    町山 これはあの、ハワイとかのビーチで、パラダイスじゃないですか。楽園・・。
    山里 はい。
    町山 それを、切り開いて、駐車場を作って、ピンクのブティックやホテルやレストランを作ってる、「なんて酷いことをするの!!」って言ってるんですよ、これ。

    They took all the trees
    And put them in a tree museum
    And they charged all the people
    A dollar and a half just to see 'em
    Don't it always seem to go
    That you don't know what you've got
    Till it's gone
    They paved paradise
    And put up a parking lot.

    赤江 え?リゾート批判?
    町山 リゾート開発批判なんですよ!歌詞の内容は。
    赤江 あ~!
    山里 え、リゾート地でかかりそうなこの曲が?
    町山 そう。

    Hey farmer farmer
    Put away the D.D.T. now
    Give me spots on my apples
    But leave me the birds and the bees
    Please!
    Don't it always seem to go
    That you don't know what you've got
    Till it's gone
    They paved paradise
    And put up a parking lot.

    赤江 実際、かかってますもんねえ。
    町山 そう。これはジョニ・ミッチェルっていう人が、ハワイに行った時に、片っ端から開発されちゃって、自然が破壊されてるのを見て、歌にしたんですけども、リゾートっぽい!オシャレなトロピカルな歌にしてるとこが!ミソなんですよ。
    山里 敢えて?
    町山 敢えて。
    赤江・山里 は~!
    町山 で、実際にそういうのがリゾート地に行くとかかってるんですよ、ホテルとかのビーチで。
    赤江 でもね、日本とか、英語がわかんない国ならいざ知らず、
    町山 はい。
    赤江 ハワイでかかるとか、
    町山 はい。
    赤江 わかる・・・でしょ?それは・・?
    町山 だから、アメリカ人もあんまり歌詞、一生懸命聴いて無いんですよ(笑)。
    赤江 聴いて無いんですか。
    山里 リズムとか、そういう、なんか聴き心地で?
    町山 そう。聴き心地なんですよ。だから、有名な話だと、ブルース・スプリングスティーンが「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」って歌を歌った時に、[*10]
    赤江 はい。
    町山 アメリカの右翼系の人とか、愛国者の人達が一緒になって歌って、「ボーン、インザ、U.S.A.!」って歌ったんですけども、
    赤江 うん。
    町山 あの歌詞の内容ってのは、アメリカを信じてきた貧しい労働者がベトナム戦争に行かされた上に、その貧しいままに取り残されて、「何にも良い事無かったぜ!」って歌ってるんですよ。
    山里 へ~。
    町山 「オレはこんなにアメリカを愛して、身を捧げてきたのに」
    赤江 うん。
    町山 「なんなんだ?!この仕打ちは!!」って歌なんですよ。
    赤江 は~・・。
    山里 「U.S.A.!」ってどっかで大っきく言ってるから、(これはUSAの歌を歌ってんな?)ぐらいに・・。
    町山 そう!
    赤江 なんかもう・・ね、(称えてるな)と思ってたけど。
    町山 思うでしょ?でも、そうじゃ無いんですよ。
    赤江 え~?!
    町山 あれは皮肉なんですよ。「なんて酷いんだよ!」って。「オレ達はこんなにアメリカが好きなのに!」って。
    赤江 でもみんなUSAで(笑)、歌ってますよ。
    町山 そう。アメリカ人も歌ってるんですよ。だから、みんな、あんまり、歌詞を聴いていないんですよ(笑)。
    山里 へ~!
    赤江 あら~!
    町山 そういうことがわかったんで、面白くてねえ、
    赤江 ええ。
    町山 僕はこういう本を書いたんですけどね。
    赤江 は~!じゃあこれ、歌手の人としては、
    町山 はい。
    赤江 どうなんですか?これちょっと、(え?そっちで使っちゃう?)とか。
    町山 はい。
    赤江 (そっちで盛り上がっちゃうの?)みたいな、こう・・・?
    町山 そう。だからよくインタビューで、「わかってない人が多くて困るよ。」って、「でも売れてるからいいか。」とか、そういうことを言ってますよね(笑)。
    赤江 ふ~ん。
    山里 もちろん、アーティストご本人さんは、町山さんがおっしゃるような意味合いで、もちろん全部出してるわけですよね?
    町山 はい、はいはい。だから僕も、インタビューをいっぱい調べたり、自伝を読んだりですね、いろんなことをして、その歌詞の本当の意味を調べてるんですけど。ま、アメリカには歌詞の本当の意味を説明するだけ、の番組もあるぐらいですから。
    山里 へ~。
    町山 「ストーリーテラー」って言うんですけども。
    赤江 へ~。
    山里 今回、本の中だと、その背景とかその人の、人となりとかも説明に使ってくれてるじゃないですか。
    赤江 そうなんですよ。
    町山 はいはい、はい。
    山里 だから、「あ~、じゃ、これ、本当にそういう意味で書いてたんだ。」とか伝わってくるんですよ。
    町山 そうなんですよ。だから、本人達はね、売れればいい(笑)ってのもあるんだけど、やっぱり、わかって欲しいな、っていうのと、
    山里 へ~。
    町山 こう、裏表みたいなんですけど。ちょっと、次ですね、
    山里 はい。
    町山 フォスター・ザ・ピープル出せますか?すいません。フォスター・ザ・ピープルの「パンプド・アップ・キックス」って、これ、凄い最近のヒットで、日本も結構ね、
    赤江 うん。
    町山 かかってたと思うんで、
    赤江 はい。
    ~~♪~ Pumped Up Kicks / Foster The People ~♪~~[*11]

    Robert's got a quick hand

    赤江 うん。

    He'll look around the room, he won't tell you his plan

    町山 ここ、結構、日本でも流行ってたと思いますよ。
    赤江 うん、うん。

    He's got a rolled cigarette
    Hanging out of his mouth, he's a cowboy kid

    町山 この後、サビが入りますけども。

    He found a six-shooter gun
    In his dad's closet with in a box of fun things
    I don't even know what
    But he's coming for you, yeah he's coming for you

    町山 この後サビですね。

    All the other kids with the pumped up kicks
    You'd better run, better run, outrun my gun

    町山 ショッピングモールとかでかかってた・・。
    赤江 いいですねえ、はい。
    山里 ポップだ。
    町山 そう。ポップな感じで。

    All the other kids with the pumped up kicks
    You'd better run, better run, faster than my bullet

    赤江 うん。

    All the other kids with the the pumped up kicks
    You'd better run, better run, outrun my gun
    All the other kids with the pumped up kicks
    You'd better run, better run, faster than my bullet

    町山 これねえ、「パンプド・アップ・キックス」っていう歌なんですけど、
    赤江 うん。
    町山 「パンプ・アップド・キック」っていうのは、高級スニーカーなんですね。アメリカの高校生とか中学生が履いてる。
    赤江 はい。
    町山 で、それを履いてる子供達に対して歌ってるんですね。
    山里 うん。
    町山 で・・・これ、どういう意味か、って言うと、中学校か高校に、この歌い手自身が、「僕」が入って、拳銃を乱射してるんですよ。イジメっ子達に。
    赤江 拳銃を?
    町山 拳銃を乱射してるんですよ。で、そのいい靴を履いている君たち、って。「早く逃げないとオレのピストルが当たっちゃうよ。」っていう、
    赤江 え?そういう歌詞?
    町山 はい。これ、学校内乱射事件についての、犯人の立場で歌ってる歌なんですよ。
    赤江 この、ちょっとマッタリして、お酒でも飲もうか、みたいなこの雰囲気の曲が、
    町山 (笑)・・・そう。
    赤江 え~!
    山里 その内容をこの曲に合わせる、ってメチャクチャ怖いけどね。
    赤江 え~!
    町山 怖い・・・コワイですよ。
    赤江 そんな、銃乱射のことを・・・。
    町山 学校内銃乱射事件について歌ってるんですよ。犯人の立場で。
    赤江 え~・・!
    町山 でもこれ、凄い大ヒットして(笑)、
    赤江 ええ。
    町山 日本でもそこら中でかかってて、
    山里 うん。
    町山 スターバックスとかで(笑)・・・。
    赤江 なんと!
    山里 ちょっと、手拍子したくなるような・・。
    町山 そう、そうそう。
    赤江 ホントだよ~。
    町山 よく聴くと、そういうふうな内容なんですよ。
    赤江 へ~!

    ~Resolution~
    歌詞を理解するのも音楽の楽しみ

    町山 だからねえ、やっぱりね、英語の歌っていうのは、
    赤江 うん。
    町山 「音楽だけ聴いてればいいんだ!」とか「歌詞とかゴチャゴチャ言うな!」って言う人もいるんですよ。
    赤江 うん。
    町山 「音楽は音楽なんだから、聴いて、フィーリングで感じればいいんだ!」と。でも!本当の歌詞の内容を聞くと、やっぱり面白いでしょ?二倍面白いじゃないですか。
    赤江 はい。
    山里 面白い。
    町山 二倍面白いんだったら、いいじゃないですか、それで。
    赤江 うん、うん。
    町山 ねえ。だからねえ、僕は今、凄くそれを楽しんでるのを、みんなにちょっと、分けたいんで、
    赤江 ええ。
    町山 こういう本を書いたんですけどね(笑)。ハイ。
    赤江 いや~、これ、面白いですよ。
    山里 結構、直接なメッセージだから、
    赤江 うん。
    山里 考えさせられることもありますしね。
    町山 そうそう、そう。
    赤江 むきだしな感情みたいなのが、結構ありますねえ。
    町山 そうなんですよ。やっぱりね、アメリカが凄いのは、実際の事件とか犯罪があると、犯罪者の立場で歌う歌が出てくるんですよね。
    山里 へ~・・!
    赤江 ほ~・・!
    町山 日本は、それはねえ、無いなあ、と思うんでねえ。
    赤江 それは、無いなあ・・確かに。
    町山 それは、あった方がいいと。押尾学の気持ちで歌う歌、とかね。
    赤江 (笑)。
    町山 「どうしよう?!」みたいな歌とか。
    山里 (笑)。
    町山 「オレは困っちまったぜ!」っていう、「六本木ヒルズ!」みたいなね!
    赤江 (笑)。
    町山 そういう歌を何故、誰も歌わないのか?!って(笑)。
    山里 ご本人が歌手ですから、ご本人が歌う、って手もありますからね。
    町山 (笑)・・・ご本人が歌うっていう手もありますが。(笑)。そういう歌を歌っても、いいじゃないか!と僕は思うんですけどね、ハイ。
    山里 (笑)。
    町山 ということで、ハイ。
    赤江 はい。ありがとうございます。さあ、その町山さんの新刊本は、今日から発売ということで、5名様にもプレゼントさせて頂きますが、
    町山 ハイ!で、今日、トークショーがあるんですよ!
    赤江 そう!ご予定がたくさん詰まってる、ということで。今夜はね、トークショー!
    山里 お!
    赤江 「 ライブ! 9条どうでしょう」というね。
    町山 はい。
    赤江 あの、「9条どうでしょう」の本も出ましたけれども、[*12]
    町山 ま、憲法についての、トークショーですね。
    赤江 はい。水曜日の小田嶋隆さんも。
    町山 ハイ!
    赤江 入られまして、4人の皆さんで、今日はですね、7時30分スタート。文京シビックホール。小ホールの方にて行われる、ということでございます。
    町山 はい。えーと、内田樹先生と、平川克美さんと、小田嶋さんと僕で、ハイ。
    赤江 いいですねえ。
    町山 はい。当日券あります。ハイ。
    赤江 午後7時30分から。
    町山 はい、3000円で、文京シビックホール、7時からです、ハイ。
    赤江 はい。そして、木曜日のトークショーは、インド映画、『きっと、うまくいく』(3 idiots)。[*13]
    町山 はい。
    赤江 こちらは上映前のトークショーということで、5月23日木曜日、午後6時15分の回。新宿シネマアートにおいて、町山さんのトークショーが行われます、と。
    町山 はい。これ、普通の映画のチケットの料金で見れますから、ハイ。・・ということで。
    赤江 はい。ということでね、ま、いつも通り、盛り沢山でございますよねえ。
    町山 はい。
    赤江 生出演ということでねえ。
    山里 面白い。だから、今みたいなのが本に、もう、全部書いてあるわけですから。
    赤江 そうなんですよ。だから、1曲、1曲ね、(げ!)っと思ったりしますよ。「え?!」(笑)。
    山里 いや、読んで、曲聴いて、の繰り返しが一番面白いと思う。
    町山 はい。
    赤江 はい。町山さん、ありがとうございました。はい。来週はいつも通り、アメリカからまた、よろしくおねがい致します。
    赤江 さ、1時からお送りして来ました「たまむすび」ですが、エンディングのお時間となりました。明日は博多大吉先生とお送りする、水曜たまむすびです。2時過ぎからのピークを探せ、明日はですね、スカイツリーのピークということです。3時からは週刊日本の空気、コラムニストの小田嶋隆さんの御登場でございます。今日はね、この後、町山さんと共に、
    山里 ライブをする・・・東京シビックホール。
    赤江 トークショーが行われるという、小田嶋さんでございます。はい。そして3時半からは荒川強啓さんの荒川強啓デイキャッチ。アシスタントは片桐千晶さん。そして火曜デイキャッチャーは小西克哉さんです。そして6時からはプロ野球ネットワーク、ついに1軍登板を果たす、日本ハム大谷投手のデビュー戦直前の情報をお送り致します。この後も引き続き、TBSラジオでお楽しみください。
    赤江 今日ね、メッセージテーマは、町山さん、ベスト叱りニスト、叱られニストでしたけれども、
    町山 はい。
    赤江 町山さんはね、もう・・・。
    町山 (笑)。
    赤江 ジャッキー・チェンさんにも叱られ、
    町山 ハイ。
    赤江 それをもう、巧みな技でかわした、というねえ。
    山里 かわせたんですかね?あの時は。
    町山 いや~、だって僕は、編集時代に右翼に銃撃を喰らって謝りに、右翼周りをしましたから。ハイ(笑)。
    赤江 (笑)。
    町山 そういう謝り方をした人は珍しいと思いますよ。
    赤江 叱られニストですね~。
    町山 ハイ。で、何件も周ったんで途中から右翼の人達もなんか同情してくれて、お寿司をおごってくれたりして・・・。
    赤江 (笑)。
    町山 なんだかよくわからない、展開になりましたね、ハイ。
    赤江 (笑)そうですか。
    山里 だから、町山さんが次、また日本に来た時は、叱られニストの心得も。
    赤江 そうだよ。それも学びましょう、ホントにねえ。
    町山 ハイ。もう・・・「土下座ならオレに任せろ!」みたいな。
    山里 (笑)。
    町山 無茶苦茶えばって言ってんの。
    赤江 もう・・ね。山ちゃんと2人合わさるとね、「もう、ツイッターで怒られてばっかりだよ。」とか・・。
    山里 それはだから、言っちゃダメだよ。
    赤江 あ、それは言っちゃダメなんだ。
    山里 CM中に言ってた、町山さんとの話は。ねえ。
    町山 (笑)。ま、お詫びのプロだから。ハイ。
    赤江 ねえ。
    町山 一銭も儲からないけどね。プロって言いながら。
    山里 謝罪しすぎてね、もう、手、腱鞘炎になりそうだから。キーボード叩いてんだから、町山さんは。
    赤江 (笑)。
    町山 もう、おでこスリスリだからね。土下座の跡で、もう。ハイ。
    山里 延長ブラザーズ、頂きました、町山さん。
    町山 あ、(笑)頂きました、ハイ。
    山里 これからもパチパチお会いしていきたいと思います。
    赤江 これからもね。はい。
    町山 ハイ(笑)。
    赤江 え、また、日本にお越しの際は、是非「たまむすび」まで。
    町山 ハイ、9月に来ます。随分先の話ですいません。はい。
    赤江 じゃあ、今日のねえ、トークショー頑張ってくださいね。
    町山 はいはい。
    赤江 今日もなかなかね、内容が盛り沢山になりそうですけれども。
    町山 もう・・喘息で大変ですが。
    赤江 7時30分スタートでございます。
    町山 はい。
    赤江 では町山さん、また来週。ありがとうございました。
    町山 ハイ、どうもスイマセンでした!
    山里 (笑)。
    赤江 もう謝ってる(笑)・・・。
    山里 もう謝罪・・(笑)。

    [*1] 『本当はこんな歌』 ⇒ amazon

    [*2] Rockin'Jelly Bean ⇒ www.rockinjellybean.com

    [*3]「Walk This Way」
    ⇒ Toys in the Attic / Aerosmith (TSUTAYAオンライン 試聴可)
    ⇒ Raising Hell / Run-D.M.C. (TSUTAYAオンライン 試聴可)

    [*4]Brown Sugar / The Rolling Stones ⇒ レコチョク(試聴可)

    [*5]「ヴェロニカ」
    ⇒ Spike / Elvis Costello (TSUTAYAオンライン 試聴可)

    [*6]「セパレート・ライヴス」
    レコチョク(試聴可)
    ⇒ ベスト・オブ・フィル・コリンズ (TSUTAYAオンライン 試聴可)

    [*7] 「夜の囁き(In the Air Tonight)」
    ⇒ Face Value / Phil Collins (TSUTAYAオンライン 試聴可)
    レコチョク(試聴可)

    [*8] 「リラックス」
    ⇒ FRANKIE SAID / Frankie Goes To Hollywood (TSUTAYAオンライン 試聴可)
    レコチョク(試聴可)

    [*9]「ビッグ・イエロー・タクシー」
    ⇒ Big Yellow Taxi / Joni Mitchell レコチョク(試聴可)

    [*10]Born in the U.S.A. / Bruce Springsteen
    ⇒ Born In The U.S.A / Bruce Springsteen (TSUTAYAオンライン 試聴可)
    レコチョク(試聴可)

    [*11]「パンプド・アップ・キックス」
    ⇒ Torches / Foster The People (TSUTAYAオンライン 試聴可)
    レコチョク(試聴可)

    [*12]9条どうでしょう ⇒ www.amazon.co.jp

    [*13]『きっと、うまくいく』 ⇒ 【2013年1月8日たまむすび】

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